- ベストアンサー
イメージセンサの感度と飽和電子数
イメージセンサの感度と飽和電子数に関してですが、 コンパクトデジカメ(センササイズ1/2.3or2.4で1000万画素)とデジタル一眼レフカメラ(フルサイズで2000万画素)において、感度および飽和電子数は具体的に何倍くらい異なるのでしょうか。 正確に上記のスペックでなくても良いので、簡単な比較が知りたいです。 あるいは、デジタル一眼レフのISO100のS/NはコンパクトデジタルカメラのISOで表すとどのくらいになるのでしょうか。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
リコーGRD3やキヤノンS90、ソニーDSC-WX1に採用されている1:1.7型の最新&高感度の1000万画素センサーICX865CQZの飽和信号量は800mV。 ご質問の飽和電子数は「6.24150962915265×10の18乗×0.8」です。 感度は330mVです。 http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/cx_pal/vol81/pdf/icx685cqz.pdf 2世代前のニコンD80やD40x、D60に採用されたAPS-Cサイズの1000万画素センサーICX493AQAの飽和信号量は1080mV。 ご質問の飽和電子数は「6.24150962915265×10の18乗×1.08」です。 感度は430mVです。 http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/cx_pal/vol69/pdf/icx493aqa.pdf 以上のセンサーを比べる限り、最新のコンデジセンサーは、2世代落ちのデジイチと比べて、かなり頑張っていることが分かります。 最新のコンデジセンサーは、2世代前のAPS-Cデジ一センサーの約50%の性能まで向上しています。 > デジタル一眼レフのISO100のS/NはコンパクトデジタルカメラのISOで表すとどのくらいになるのでしょうか。 ・S/N比は撮像素子から出力されるアナログ値をA/D変換する画像処理エンジンの味付け次第なのでメーカーの絵作りの方向性により大きく変わるとしか言えません。 上記のセンサーの場合、基準ISOは異なりますが、基準時の比較ではAPS-Cセンサーの方が配線が太くなり、4倍近く有利にです。
補足
ご回答ありがとうございます。 エンジンに入る前のセンサのアナログ信号出力を比較した場合、 コンデジとデジイチではS/Nはどの程度ちがうのでしょうか? APS-Cの方が4倍有利という事は、コンデジのISO400がデジイチのISO100に相当すると理解してしまいますが正しいですか?