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映画「グラントリノ」は日本では昨年の5月に公開されたとてもすばらしい作
映画「グラントリノ」は日本では昨年の5月に公開されたとてもすばらしい作品でした。 きっとオスカー賞を取るだろうとおもっていましたが、作品賞はおろかなんの部門賞にも ノミネートされていないようです。 どうしてなんでしょうか。それとも私の過大評価なんでしょうか。
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『グラントリノ』は素晴らしい映画でした。しかし、クリント・イーストウッド監督はすでに『許されざる者』と『ミリオンダラー・ベイビー』で既に作品賞及び監督賞もオスカー受賞しています。 彼の撮る映画はすでに、アカデミー賞を語る範囲を超えているからだと思います。 それにアンジェリーナ・ジョリーが主演女優賞にノミネートされた、クリント・イーストウッド監督作品の『チェンジリング』も、『グラントリノ』に劣らない素晴らしい映画でしたが、この映画も作品賞及び監督賞にノミネートされていません。 もはやクリント・イーストウッド作品は伝説化しているので、アカデミー賞でも手を出せない聖域に達していると考えるべきだと思います。
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- isoiso0423
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アメリカでは2008年の末に一部の地域のみで限定公開され、本公開は2009年の1月でした。 アカデミー賞はロス地区で1週間以上一般の劇場で公開された映画で40分以上のものが対象という規定があり、限定先行上映がロス地区だったのかもしれません。 ということで09年のゴールデン・グローブ賞や放送映画批評家協会賞などにはノミネートされましたが、アカデミーはノミネートすらありませんでした。 ちなみに「スラムドッグミリオネア」が作品賞ほか最多で受賞してます。 競ったのが「フロスト/ニクソン」「ミルク」「ベンジャミンバトン」「愛を読むひと」などの作品でイーストウッド関連では「チェンジリング」でアンジェリーナジョリーが主演女優賞にノミネートされていました。 会員は監督や俳優など映画人約6000人で、日本のアカデミー賞と違い大手映画会社やTV局が関与していないので、組織票はあまりありませんが、イーストウッドは「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」「硫黄島からの手紙」と立て続けにノミネートや受賞だったので、投票者たちに、他の人にもチャンスをと敬遠されたんじゃないかと思います。 ひょっとして09年公開だったら今年の対象なのでノミネートがあったかもしれませんけど。「アバター」や「イングロリアス・バスターズ」よりは断然いいですもんね。
- ojiq
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「グラントリノ」はアメリカでは2008年度公開の映画です。去年のオスカーでは、作品賞と監督賞にノミネートされていましたが、いずれも受賞には至らなかったと思います。 「グラントリノ」はクリント・イーストウッドの監督作品の中でも、とても優れたものの一つだと私も思いますが、オスカーにノミネートされる作品が皆優れているとばかりは言えないと思います。過去に作品賞を受賞した中にも、大したことない作品もありました。アカデミー賞は、所詮アメリカ映画界の仲間内での投票による表彰ですから、多分に情に流される部分もあるかと思います。 作品の良し悪しの判断基準を他に求める謙虚さも必要ですが、自らの審美眼を信ずることも大切だと思います。いい映画をいっぱいご覧になって、審美眼を磨いてください。 今年のノミネートについては、イーストウッド監督の「インビクタス/負けざる者たち」が、作品賞にも監督賞にも脚色賞にも入っていないのは、実に不満です〔主演男優賞・助演男優賞にはノミネートされていますが〕。
お礼
isoiso0423さま、ojiqさまのご回答もありがとうございました。 よく理解することができました。 しかし、 「もはやクリント・イーストウッド作品はアカデミー賞でも手を出せない聖域に達している」 とのフレーズに感動しharada0348さまをベストアンサーといたしました。