単純に費用対効果の問題だと思います。
自粛しているという話は聞いたことがないです。
TV大阪がWGPを中継していた頃は、各社が提供してバイクのCFを放送していました。
最近では、ホンダが「モビ」という深夜番組で、親子でツーリングに行くというイメージCMを流していますね。
この番組は、ホンダの一社提供で、モータースポーツやバイク、ゴーカートなど、クルマやバイクでの遊びを取り扱う番組です。
視聴者にバイクに興味を持っている人が多いであろうことが想定できますよね。
また、日曜日の朝の「仮面ライダー」でも同じCMを流していました。
これは、子どもと一緒に仮面ライダーを見ているお父さんに、子どもを後ろに乗せて走ってみたいな、と思わせるためでしょうか。
要は、CM枠を買う費用に見合うだけの購買増が見込める番組に限って流しているということでしょう。
自動二輪車の購買者は、自動二輪免許を保持している層+自動二輪免許を取得しようと思ってくれる層に限られます。
だれもが潜在的購買層ではない商品について放送媒体を利用するのは無駄が多いことから、
放送媒体におけるバイクのCMは、購買層を狙い撃ちできる、バイクを取り扱った番組に限定するのが効果的ということになります。
もっといえば、高くて購買層への到達率の低い放送媒体よりも、バイク専門誌などに広告を出す方が効率が良いでしょう。
とはいえ、それは限られたパイの奪い合いに近いというのも事実です。
おっしゃるように、日々宣伝してバイク文化への興味と理解を高め、バイクに乗ってくれる人を増やすというのは、
長い目で見てきっとバイク業界にプラスになると私も思うのですが……
売れ行きも落ちてますし、世間の風当たりも強いですしねぇ……
ライダーとしてはさみしい限りです。
そんな感じだと思います。
お礼
なるほど。費用対効果の問題ですね。 とても分かり易いご丁寧な回答ありがとう御座います。勉強になりました。