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コース別のロスカット値の違い
- FXブロードネットのロスカット計算式でブロードライト400コースの場合、 10,000円・USD/JPY 1,000通貨 を取引する場合のロスカット値は300円です。
- 同様にブロード100コースの場合、 100,000円・USD/JPY 10,000通貨 を取引する場合のロスカット値は12,000円です。
- ブロードライト400コースとブロード100コースを比較すると、ブロードライト400コースの方が低いロスカット値で取引が可能です。しかし、ブロード100コースの方が取引できる通貨の数量が多くなります。
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この業者の取引ルールから両コースを比較すると次のようになります。 1、ブロード100コース 取引が10,000通貨単位で、取引証拠金が12,000円。 つまり、例えばドル円で1万ドル取引するごとに、12,000円の証拠金が必要ということです。1万ドルという取引金額に対する証拠金率、つまり担保金率は、12,000÷(10,000*90.00)*100≒1.33%(1ドル90円で換算)。 2、ブロードライト400コース こちらは取引単位が1,000通貨単位で、取引証拠金は300円。 ドル円の取引をする場合、最低取引単位が1,000ドルで、1,000ドルに対する証拠金が300円。ということは、担保金率は300÷(1,000*90)*100=0.33% 為替レートを120円で計算すれば担保率は0,25%、つまりレバレッジ400倍となり、このコース名の由来となっていると思われます。 次に、両方のコースを比較するにあたっては、同じ有効証拠金、同じ取引金額で行うべきでしょう。 (1)ブロードライト400 有効証拠金 100,000円 取引金額 50,000ドル 取引証拠金 15,000円(300*50) バッファー 85,000円 ロスカット幅 1.7円(85,000÷50,000) (2)ブロード100 有効証拠金 100,000円 取引金額 50,000ドル 取引証拠金 60,000円(12,000*5) バッファー 40,000円 ロスカット幅 0.8円(40,000÷50,000) ロスカットになるまでの変動幅が、ブロード100はブロードライト400の半分以下ですが、それだけでどちらが有利かとはいえません。ブロード100では、もしロスカットになっても取引証拠金の60,000円は残ります。為替レートは、ドル円でも前日との変動幅が2円以上になることはよくあることで、レバレッジ400のブロードライトの場合、ロスカットになったら、手元には15,000円しか残りません。投資額に対して85%失えば、通常は元の10万円まで取り戻すのは殆ど不可能に近いといえます。 但し、今年の夏から始まる金融庁のレバレッジ規制により、取引業者が提供できる商品は、レバレッジの上限が50倍と、来年夏には25倍となりますので、各業者の商品構成は一変すると思われます。
お礼
回答ありがとうございます! 確かに両方のコースを比較するにあたっては、同じ有効証拠金、同じ取引金額で比較しないと駄目でしたね。 解りやすい回答ありがとうございました。