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首相は鳩山なのに小沢が注目されるのは何故?
首相は鳩山さんなのに注目されるのはいつも小沢氏ですよね。鳩山さんも小沢さんも同じ一国会議員(むしろ鳩山さんは現職の日本国総理大臣・・・)なのに。小沢氏が注目されるのはきっと小沢さんが事実上の実力者だからなのだと思うのですが、 (1)小沢氏はどんな力を持ってるんですか? (2)そしてその権力はどうやって獲得したものですか?
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新聞やTVの報道を継続して見ている私の考えですが >(1)小沢氏はどんな力を持ってるんですか? 党の幹事長で、民主党の候補者選定等の権限を持つ。 (以前は党代表としてその権限を持っていた) 小沢氏に逆らえば選挙で公認されない。 あるいは小沢氏に見出されて衆院議員になった者が多数いる(=数の力)。 いざとなれば小沢氏は彼ら(=小沢チルドレン、小沢ガールズ)を率いて民主党を割って出るという無言の圧力がある >(2)そしてその権力はどうやって獲得したものですか? (1)である程度回答は終えていますが、それに加えて(週刊誌報道によれば)選挙のときに各選挙区に小沢氏の私設秘書を派遣して選挙を仕切らせる。(数十人の秘書がいる) 新人議員は選挙のノウハウを知らないので小沢氏の秘書が仕切ってくれることで当選できたし、当選後は当然小沢氏に頭が上がらない。 ただし、小沢氏は多くの秘書を養える金がどこから出ているのか・・・一人あたり年収500万としても派遣された選挙区でホテルに泊まるなどしたら1000万超の費用。それが何十人かいるとなれば数億円が必要・・・現在問題となっている政治と金の問題もここに帰結する。 小沢氏の力の源泉はシンパ議員の多さ→シンパ議員が多いのは選挙に強いこと→選挙に強いのは小沢秘書軍団の力→小沢秘書軍団を養える資金力があるから→じゃあ、その資金はどこから来ているの? そこが大問題。
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- 翔(@sil_master)
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ご質問の内容については、No.1さんの回答を支持します。 なお、関連としてですが 小沢氏や民主党が提唱している企業団体献金の全面禁止。端から見れば、経団連による自民党への献金を禁止して自民党を弱体化させる法案。或いは、今回の事件に関連する自身の粛正。そう受け止められます。 しかし、後者ならなぜ政治資金規正法の改正が成されないのか疑問に思いませんか?ここに、小沢氏の思惑が入っている。そう私は考えています。現在企業・団体献金を行うについて、西松建設問題のように迂回献金とした場合、その金の出所を団体とするのか、或いは賞与付与増額による個人献金とするのか明確にされていないばかりか、この2つの事例による根拠が明確にされておりません。故に、政治資金規正法には穴がある。 「この穴を利用すればいいよ。でも、経団連は団体だから難しいだろうね。」 そういう思惑が垣間見れます。 企業・団体献金の全面禁止とするならば、政治資金規正法によるカネの出所の定義を明確にし、その上で改正とするべき。別に自民党の為に言っているのではなく、改正とするならば、一部を改正する事で改悪となる。そういう事にもなりかねない。 そうは思いませんか?
- ksmmimi
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NO.1さんの回答はすごく勉強になりました。 確かにそう考えるとすっきりします。 ここであえて立場を変えた見方も記入いたします。 アル・ゴア元副大統領の『理性の奪還』という本からの抜粋です。 以下に書くのはゴア氏が上院議員に立候補したときの話です。 対立候補のアッシュ氏に厳しく追い上げられる展開のなか、ゴア氏側の選挙運動顧問は全ての調査結果、テレビコマーシャル計画の慎重なテスト、対立候補からの予想される返答、その返答への準備など、時間をたっぷりかけて詳細に検討したとあります。 (以下、本文抜粋) そのうえで彼は助言と予測をしてくれたのだが、それはびっくりするほど具体的なものだった。 「もしこの広告をこれだけの量を打ち、アッシュ候補が予想通りの反応をし、さらにわれわれがこの量のテレビ広告で彼の返答に対するわれわれの返答を放送すれば、結果として三週間後の支持率調査でわが方のリードは8.5%増加になるでしょう」 私はこのプランにゴーサインを出した。三週間後、私のリードは正確に8.5%増加になったのには驚かされたものだった。自分の選挙キャンペーンなのだからむろん喜びはしたが、このことによって浮き彫りになったわれわれの民主主義といわれるものの実態に、不吉な予感を感じたのも事実だ。明らかに、少なくてもある程度は、”被統治者の同意”すなわち「国民の意見」はコマーシャルの最高入札者によって購入される商品になりつつあった。選挙結果を操作するために金銭とテレビが巧妙に利用されはじめ、理性の役割が減少し出したのだ。 (以下、私の考え) アメリカと日本では多少事情が違うと思いますが、選挙に勝つには多額の資金とノウハウが必要なのでしょう。 しかし、民主党議員のほとんどはこの両方とも持ち合わせていないか、自分のことだけで精一杯というのが現状です。 一方、他党はといえば、例えば共産党、公明党は支持基盤がしっかりしていて資金、選挙運動の両方に対してある程度協力してくれるでしょう。 自民党は経団連企業から昨年も27億円もの献金をもらっています。 しかもこれらの企業の多くはメデイアの広告や番組スポンサーでもあります。 この事もものすごく大きいことです。 西松建設からの献金にしても私がネットで見た資料では民主党の総額より自民党の総額の方が1.5倍も多いのです。 小沢氏の手法が良いとは思いませんが、一方的な流れにならないためにコメントさせていただきました。 小沢氏が鳩山氏や他の議員に選挙面を含めて頼られているのも事実です。 ご参考までに・・。