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デュアルプロセッサーとの違いは
HT(ハイパースレッディング)対応のMPUと、デュアルプロセッサーとの違いは、なんでしょうか? 仮に、同じ処理速度で、ベースクロックも同じタイプの、HT型MPUとデュアルプロセッサーでは、処理速度と総合的な機能の差は、どうなるんでしょうか?
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Hyper-Threadingは知ってのとおり、CPUの空いたパイプラインを有効に使って「擬似的に二つに見せかけている」だけですので、ハードウェア的にはシングルCPUとほとんど変わりません。 HT対応CPUはパイプラインの工程でプログラムの状態を保存する「アーキテクチャステート」という回路を二つ用意しています。 マルチ(デュアル)プロセッサ機はフロントサイドバス(FSB)に複数のCPUがつながっていて、それぞれ演算回路とレジスタとアーキテクチャステートを持っています。 対して、HTは前述のとおり、当然のごとく演算回路とレジスタは1セットしかありませんが、アーキテクチャステートが二つあり、これで、2個のCPUに見せかけています。 こう書くとデュアルプロセッサの方が傑れているような錯覚に陥りますが、あくまで「擬似的」な物ですので、HT対応CPUの負荷はかなりのものになります。 余裕を持った処理ではデュアルにはかないません。
お礼
よくわかりました。 やっぱりデュアルなんですね。 ありがとうございました。