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慢性じんましん
慢性じんましんで悩んでいます。かゆくて夜中に目が覚めることもしばしばです。原因が特定できないということで、対処法もわかりません。今は「エバステル」という薬を2~3日に1回服用していますが、それも2年近くになるので、副作用も心配です。妊産婦は服用しないほうがいいと聞きます。つまり服用を続けると将来妊娠した時に悪影響が出るのではないかと不安でたまりません。できるだけ体に悪影響の少ない漢方などの有効な物をご存知の方、是非教えて下さい!
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抗アレルギー剤は、授乳婦については禁忌ですが、エバステルは、妊娠中でも治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合は投与可能となっていますので、将来妊娠したときの長期的影響まではさほど考えなくてよろしいのではないかと思いますが・・・参考URLをご参照下さい。一方、漢方薬ですが、こちらは西洋薬のような奇形発生の報告は今のところありません。しかし、胎児に影響を及ぼしやすい妊娠初期(妊娠6~11週)は、漢方薬といえども、できれば服薬を避けた方が無難でしょうね。殊に、桃仁(トウニン)、牡丹皮(ボタンピ)、紅花(コウカ)、牛膝(ゴシツ)などを含有する血の滞りを解消する方剤(クオケツザイと言います)は、早流産の危険性がありますので、妊娠中は禁忌です。しかし、当分妊娠の予定がなければ、これらを含む方剤を服用することはいっこうに構わず、むしろ有効であると思います。蕁麻疹はクオケツザイの適応です。当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)も血の滞りを解消する方剤のひとつですが、普段、比較的体力がない方であって、熱感や発疹の赤みがさほど強くない蕁麻疹であれば、効くことがあるかもしれません。この薬は安胎薬として妊婦さんに処方されるくらいですから、安心して服用されていいと思いますよ。ご自分で薬局で購入することもできますが、薬局で購入できるものは用量が医療用より少なめになっていますので、薬剤師に詳細をお尋ねになるとよいでしょう。また、妊娠中には妊娠性痒疹と呼ばれる発疹が出ることもあります。この場合には、体力がある人(実証)の場合は温清飲(ウンセイイン)、体力のない人(虚証)の場合は、桂枝加黄耆湯(ケイシカオウギトウ)、ヨクイニン等を産婦人科の医師も処方しているようです。これらの方剤も蕁麻疹に応用できます。医師にかかれば、漢方薬にも保険が適用されますので、殊に漢方に詳しい医師にご相談されるとよろしいかと存じます。お大事に。 (蕁麻疹のタイプと漢方治療) http://www.sm-sun.com/family/jinmasin/jinma03.htm (福岡県薬剤師会、薬事情報センターー妊婦への漢方薬投与について) http://www.jp-info.com/fukuyakuqa/qa01/qa01_24.htm (妊産婦の漢方療法) http://www1.ocn.ne.jp/~hakuin/kampo1.htm
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- sinha
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お役に立てるかどうか、わかりませんが。。。 蕁麻疹は辛いですよね、慢性蕁麻疹で2年ですか。illumerさんの場合は毎日服用しなくても済んでいるのでしょうか。ひどい時は毎日飲んで、落ち着いてくると出てくるのが夜間にひどいとかが分かってくるので、夕方頃から飲みはじめてるとか、服用の間隔があけられるようになってきますよね。まったく切る事はなかなか難しいと思いますので、お薬の不安は医師と相談しながらいくのが一番だと思います。 私は専門家ではないので、よくはわからないのですが、赤ちゃんへの影響については、受精前から妊娠3週目頃までは、薬の影響があるならば、着床しなかったり、あるいは完全に影響が消失して問題なくなる事が多いようです。妊娠4~7週が赤ちゃんが一番敏感な時なので、その頃の内服については注意がいるとは思います。なんにせよ、医師と確認していった方がいいと思います。 それと、漢方薬ですがこれがいいですよと、おすすめするものは分からないのですが、漢方薬もまったく安心なものではないので(妊婦に使ってはいけないものもありますし)、漢方外来などがある診療機関に行かれる事をおすすめします。 痒くて眠れなかったり、イライラする事も多いでしょう、お薬の事で不安になったり。ストレスも蕁麻疹には影響がありますものね。。。illumerさんにとって、最適なお薬の飲み方が早く見つかるといいですね。おだいじにどうぞ。。。
お礼
アドバイスありがとうございます。周りには同じ苦しみを持つ人がいなくてなかなか理解してもらえず辛かったのですが、真剣な回答をもらえてうれしかったです。 まだ結婚もしていないのでいますぐ赤ちゃんに影響がどうこう、というわけではないのですが、今後のこともやはり専門の医師と相談して完治に向けてがんばって行きたいと思います。漢方についても知人が別の病気で漢方医に掛かっているというので、機会があれば そちらにも相談してみたいと思います。 本当にありがとうございました。
お礼
ありがとうございます!専門家の方のご意見は大変 参考になります。やはり独断ではなく、医師に相談 するのが1番ですね。 薬の服用を続けることによって将来が不安になり、 その不安が病気を長引かせている原因であったのでは?とまで思えるようになりそうです。 はやく完治することを目標に、生活の中で改善すべき 点を見つけて前進したいと思います。