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マンションの修繕積立金の扱いについて
マンションの修繕積立金の扱いについて 築3年、総戸数120戸のマンションに住んでいます。 現在積立金が1億円くらいあり、10年目の修繕の頃には2億円超くらいになるそうです。 このお金の扱いについて、全住民にアンケートが出されました。 1.ペイオフの限度である1000万ずつ違う銀行に預ける。利息はつくが口座が20を超えるため手続きが煩雑 2.万一の際にも元本が全額保障される口座にいくつかにわけて預ける。ただし利息はゼロ。 のどちらかで、多数決で決めるそうです。 利子とか運用とか、その手の話には大変疎いもので、どちらがお得なのかまったく判断ができません。 もちろん、それぞれにメリットでメリットがあるからこその案なのだと思いますが。 ただ、わからないなりに「万一の時」などという、危機の時に元本がまるまる保障されるなどということは信じられるのか疑問に思います。 その点ではペイオフでも、1000万円は本当に絶対保障されるの?という気がするのは同じです。 そんなことができるくらいなら危機的状況ではないのでは?などと思ってしまいます。 個人的には1000万以上の預金を持つような状態にないので、まるで想像もつきません。 どなたか、わかりやすく説明の上、自分ならどちらがよいと思うか教えていただけると幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします!
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#4です。 私は過去に理事をやっておりました。 終わってホッとしています。 ペイオフでは名寄せがされるので、1金融機関で1000万までの補償となります。 利用している金融機関同士が合併した時は特例で、合併後1年間に限り、合併した金融機関の数×1000万までの補償になります。 定期預金で5年・0.2%と表示されている時、1000万預けた場合は単利計算で5年後に10万利息として受け取ることになります。 ただし、分離課税されてしまうので実際には8万しか受け取れません。(20%課税) 1年当たりでは16000円になります。 半年複利の定期はありますが、団体名では利用できません。 http://www.mizuhobank.co.jp/rate/deposit.html 残高証明書の手数料は銀行によってまちまちでしたが、高いところですと1通3150円取られてました。
- usinokoku
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No.3のusinokokuです。 私の説明が下手で申し訳なかったですね。 >5年で2%利息がつくような回答がありますが 『例えば』と書きましたが1%の方が計算しやすかったですね。 現在は5年もの定期、1000万で1.2%くらいです。 半年複利計算だと5年で60万ほどの利息になりますが 個人と団体との違いについての 利息、振り込み手数料に詳しくありませんから 銀行に確かめてみてください。 口座ににただ置いておくだけなら 0・2%くらいのものだと思います。 私の以前住んでいた全500戸の分譲マンションは 質問者様マンションの折中案でした。 つまり3分の2を利息なしの元本保証 3分の1を利息が付くように預けていました。 他の方がおっしゃるように銀行の数の問題もありますから 全額小口になるのは現実的ではないかもしれませんね。 ただ5億10億になってくると大変ですが 100戸以下のマンションだと修繕積立金の額も少ないですから 利息に応じて動かしやすいのかなとも思いました。 皆様で話し合われて良い方法がみつかるといいですね。 お役に立てなくて申し訳ありませんでした。
お礼
usinokokuさん、再度のご回答をありがとうございます! 役に立たないなんてとんでもないです! 今まで何にもそういった方面の知識がない私に、大変詳しく説明して下さって感謝しております。 自分にとっては想像もつかない大金なのですが、マンション全体の積立金としてはそう大きな規模ではないのですね。 500戸のマンションですか・・・私の住んでいるところのざっと4倍です。 それなら5億や10億という金額にもなりますね。 折衷案という考えもあるのですね! 住民の大事なお金なので、みんなでよく話し合って決めたいと思います。 それにしても世の中に自分の知らないことってたくさんあるんだなと実感しています。 どんなことでも、それについて詳しい方のお話を聞くことは大変ためになるし、興味深いです。 参考になるお話をいただき、本当にありがとうございました!
#1です。 5年で2%利息がつくような回答がありますが、そのようなところはネット銀行での個人預金に限られます。 5000万以上の大口契約ではありますがそれでは本末転倒です。 一般的金融機関での現在の金利は1000万円預けたとしても、5年で0.20%、10年で0.25%です。 1億あったとしても20万円前後です。 利息が入るたびに他行へ移さないとなりませんし・・・・ 理事は本当に大変です。 それに振り込み手数料ですが個人では安くなる例が多いのですが、団体名ではあまり安くなっていないようです。(毎月315円記載されています) さらに言うなら、期の区切りなどの理事会での報告の際、通帳のコピーではなく、残高証明書が必要になります。 当然、分けてしまうと、その分だけかります。 20行も金融機関が見つかるでしょうか?
お礼
suyaginさん、再度のご回答をありがとうございます! 自分にまったく知識がないために、ご回答をいただくためにあっちへフラフラこっちへフラフラ・・・情けないです。 20もの金融機関がみつかるか?ということに関しては自分でも少し疑問に思いました。 同じ銀行で2つの口座を作ったとしても、それぞれがペイオフで1000万円保障される訳ではなく、一つに統合されると考えてよいのですよね? 銀行に信用金庫に・・・と知っている限り名前を挙げてみましたが、半分くらいにしかなりませんでした。 振込手数料の件ですが、例えば一件につき315円かかるとして20行に分けて預けた場合、単純計算して 月々315×20=6300円 12倍して 75600円 ですね。 利息が5年で20万というのは、5年間毎年20万つくということでしょうか? それとも5年分で20万ということでしょうか?(すみません。本当に何も知らないもので・・・) 前者の場合なら利息200000円ー振込手数料75600円を5倍して、5年間で622000円がお得になり、 後者なら利息200000円から振込手数料75600円×5年分=378000円を引いて、178000円損する・・ということかな? と、一人でポチポチと計算してみました。 もちろんその他の雑費もかかるでしょうし、理事の方の負担も相当大きいのでしょうね。 suyaginさんは現在理事をされているのか、理事経験者で、その経験からお話し下さっているとお見受けしました。 本当にありがとうござまいした!
- usinokoku
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1回目の大規模修繕は新築入居時に『修繕積立一時金』として 20万以上を徴収しているマンションが多いので 大規模修繕費用目安と言われる戸数×100万で 1回目は凌げるわけです。 よって修繕積立金が不足していくのは2回目の大規模修繕からです。 その不足を補うために計画性のないマンションでは 1回目の大規模修繕以降に『一時金』として徴収したり 急激な修繕積立金の値上がりが懸念されます。 一般家庭でも同じことが言えますが 金利の低い時代だからこそ手間を惜しんでいる場合ではありません。 わずかでも金利の高い方法で利息を得ておくべきだと思います。 失礼ながら2億くらいは管理できない金額だとは思えませんから しっかり管理組合、管理会社、銀行で話し合い 将来のために利息を得られる方がいいと思います。 大規模修繕1回で1億数千万のお金が消えることと その他細々と毎年かかってくる費用なども考慮すると 現在の1億は決して安心できる金額ではありません。 例えば1000万を5年2%で預けると20万の利息、10口で200万です。 振込みの仕方にもよりますが 手数料がそれほどかかるとは思えません。
お礼
詳しいご回答をありがとうございます。 うーむ。また迷ってしまいました。 もちろん私一人が決定することではなく、あくまで住民の一人として回答を提出するだけなのですが、 いずれ順番で自分にも理事が回ってくることも考え、この機会にこういうことに詳しくなりたいと思いました。 2億円を1000万円ずつに分けると口座は20になりますね。 どのような頻度で振込するのか等まるでわかりませんが、 やり方によっては振込手数料が利息を上回らない場合もあるということでしょうか? 5年2%という利率は今現在、普通のものなのでしょうか。 まったく何の知識もない上に、自分自身は200000000円!とゼロの数を見てなんだか夢の中の出来事のように思えるような経済状態ですので、チンプンカンプン・・・です。 もしよろしかったら、お手すきの折にでもまたご説明いただけますと幸いです。 図々しいお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
1は万一、金融機関が破たんした場合のことを考えて、補償される1000万ずつに分けて預金しておくという意味です。 金融機関が破たんした場合、預金保険保護機構というところが1000万円とその利子について補償してくれます。 ただ、管理費が入ってくる口座は1つなので、その口座から振込を行う必要があります。 私が住んでいるマンションでもこの方式ですが、多少利息が入っても振り込み手数料の方が多いため意味がありません。 2は決済用預金を使う方法です。 決済用預金は利子をつけない代わりに全額、預金保険保護機構が保護をします。 利子は付きませんが全額保護されるため、別口座に移す必要がないため、振込手数料がかかりません。
お礼
ご回答いただきありがとうございます! 大変詳しくわかりやすい説明をしていただき、私でも理解ができました。 ということは、1の場合でも2の場合でも保障がされるということ自体は間違いないと考えてよろしいのでしょうか。 「預金保険保護機構」という機関について恥ずかしながら全く知りませんでしたが、 預金者全員保障なんて本当にできるの?足りなくなっちゃったりすることはないのかな?という気持ちでおりました。 今までは1の考えに重点を置いていましたが、suyaginさんのお話を伺って2の方がよいような気持ちに傾いてきました。 全額保障が絶対的に間違いないことを前提とすると、振込手数料が利子を上回ってしまうのに手間をかけてまで利子をつける意味がまったくないことになりますね・・・。 参考になるお話をいただき、本当にありがとうございました。
はじめまして、よろしくお願い致します。 管理会社に相談してみましょう。 あまり高額なお金なので、わかりません。 しかし、元金が保障されない投資にするにはリスクが多き過ぎます。 ご参考まで。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 そうなんです・・・一億って言われても実感のない金額でピンと来ません。 どちらの場合も、元金は保障されるようです。(といっても、それが本当なのか疑問はあるのですが) つまり、 1.上限の1000万が保障されるように口座を小分けにする(利息有り) 2.上限がなく預けたお金がすべて保障されるような口座に入れる(利息なし) ということです。 利息があるけど口座が多くて手続きが面倒なのと、口座は少なくて済むけど利息がつかない、というどちらかの選択のようです。 私としては1の方が少しだけよいような気がしています。 利息があるからというよりは大口の預金をして、「本当に全部保障されるのか」ということに確信が持てないからです。 難しいですね・・・ ご回答いただきありがとうございました!
お礼
何度も詳しいご回答をいただきありがとうございます! やはり理事を経験されていた方なのですね。 それにしても詳しくてびっくりです。 自分が理事になった際、そんなにいろいろなことを考えられる自信は到底ありません。 今から少しずつ勉強しておこうと思います。 それにしても1億円の利息が5年間で16万円ですか・・。 バブル期ってなんだったんだろうと思ってしまいますね。 今回質問したことにより、今までまったく未知だったことについて新たに知ったり、 理解できたことがたくさんありました。 自分達のマンションのお金をどう扱うのか、住民でよく検討が必要ですね。 本当にありがとうございました!