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5U4GBと5AR4の互換性

ご質問致します。 現在LUXMANのMB-300を使っておりますが、知人から整流管を、直熱管の5U4GBから、傍熱管の5AR4に交換した方が、電源を入れた直後の300Bに掛かる負担が小さいので、300Bの寿命が延びるよとアドバイスを受けまして、色々と調べて見ましたが未だ明確な答えを見出せずに居ります。 WEの300Bは、非常に高価な球ですので、少しでも長持ちさせたいのですが、交換のリスクも当然有ると思いますので(音質の変化以外に)、専門的な知識をお持ちの方、ご教授を宜しくお願い致します。

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  • JT190
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回答No.1

(1) > 整流管を、直熱管の5U4GBから、傍熱管の5AR4に交換した方が、電源を入れた直後の300Bに掛かる負担が小さいので、 これは正しいです。 (2) > 300Bの寿命が延びるよとアドバイスを受けまして これは「必ずしも」正しくありません。 5U4GB→5AR4に変更すると、整流管の出力電圧(=300Bへの供給電圧)が10~15V程上がるので、むしろ寿命が短くなる「可能性」さえあります。 (上記(1)の影響もあるので、実際には寿命が長くなるか短くなるのかは不明です) 確実に寿命を伸ばしたいのであれば、5U4GBを5R4(G/GA/WGA等)に交換する方が無難です。5AR4と違い上記(1)の効果はありませんが、(2)が確実に下がるので、寿命は間違いなく伸びます。 但し、5R4は5U4GBよりも平滑コンデンサの最大許容値が小さいので、単に挿し換えた場合には5R4の寿命が短くなる可能性があります。 (300Bに比べれば5R4の方が遥かに安いので、さして問題にはなりませんが) なお、スペック上では5U4GB→5U4Gに交換しても供給電圧は下がります(というか、下がっているように見える)が、これは平滑コンデンサの容量差によるもので、同じ回路(MB-300)で5U4GBと5U4Gを挿し換えても供給電圧は殆ど変化しなかった(?)と思います。 WE300Bが大事であれば、最初から別の300Bに取り替えてしまって、純正のWE300Bは使わずに大事にしまっておく(いざという時だけに限って挿し換えて使う)、という手もあります。 MB-300は300Bを定格一杯で動作させている、と当時のラジオ技術誌に書いてありましたので、たとえWE球であっても(風説ほどの)長寿命は必ずしも期待出来ませんので。

gwingtoku
質問者

お礼

早速のアドバイス有難う御座います。 確かに安い300Bに取替えるのが一番の名案かも知れませんね。 このアンプは音よりも、見た目に惚れて購入をしましたので、 お飾り状態ですので、少々の音質の劣化は気に成りませんので。 方向性が少し見えて来た様な気がします。 本当に有難う御座いました。

その他の回答 (3)

  • poposhan
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回答No.4

5U4GBは直熱管なので、シリコンダイオードのように電源投入後、ヒートアップしていない300Bに高圧がかかる心配をされているのだと思います。それでも5U4GBは、シリコンに比べるとなだらかなカーブを描いて高圧になりますので、わずかなタイム差の5U4GBが300Bの寿命を短くさせるということはないと思います。どうしても気になる場合は、274Bが300Bと同じヒートアップタイムですので、274Bを使われたら良いと思います。傍熱管だと前の方が回答されたGZ37がなぜか5AR4に比べて音は良かったようです。 ちなみに出力管に応じてヒートアップタイムが同じ整流管が開発されていました。300Bに274B、2A3に5Z3が使われたのはそのためです。昔のオジサンたちが設計した回路は、趣味や調達の関係ではなく出力管に応じた整流管が使われていたものです。

gwingtoku
質問者

お礼

ご教授有難う御座います。真空管は奥が深いんですね。書物を購入して少し勉強してみようかと思います。

回答No.3

No2です。 「エレロハーモニックス」は『エレクトロハーモニックス』の誤記でした。 すみません。

gwingtoku
質問者

お礼

アドバイス有難う御座います。感謝致します。

回答No.2

整流管を傍熱管に替えるなら5AR4よりGZ37の方が良いように思われます。5AR4に比べて出力電圧の上昇は大幅にさがると思います。(誠文堂新光社刊「オーディオ真空管アンプ製作テクニック」の第113頁が参考になると思います。) 300Bを替えるのでしたら、ロシアのエレロハーモニックス製が安くて(ペアで2万円程度)評判も良いようです。

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