状況が少し見えない部分があるのでまず整理します。
1 「コンセント」とは通常壁面にある差し込み口を言うので状況から恐らく電気ポットの底面に差し込むプラグを想像します。
2 「薄黒くすすが」ですが指輪部分にポット側に差し込むべきプラグ
が接触し短絡(ショートとも言われます)したための加熱により樹脂 が蒸発したものが付着したと想像します。
もっともらしく書きましたが要は指輪上で100vがショートしただけで人間が「ビリビリ」や「痛っ」と感じなかったら「感電」とは言いません。
このような一瞬のことは「不注意がある」とよく起こると思います。
一瞬でしたら殆ど死に至ることはありません。
ただし、「ビリビリ」の状況から抜けられない場合、特に手で握ったときや風呂場のような湿気のある状況での感電では家庭のAC100vやそれ以下の電圧でも死に至ります。
今回は恐らくバシッと火花が出てさぞ驚かれたことと思います。
そのとき指輪もプラグ側も接触点は高温になりますから樹脂も金属部分も溶けたり蒸発(ススのもと)してしまいます。
延長コードが使えないのは弱い部分がそのときの一瞬の「バシッ」で断線したためヒューズ(ブレーカ)代わりになったとも考えられます。
あるいは延長コードがポットに差し込むプラグ付きでしたら指輪に接触した部分が蒸発して形状が変わって接触不良を起こしているかも知れません。