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ブロニカS2無限遠について、ピントグラスとは、どの部分にあるのですか。
- ブロニカS2の無限遠について、ピントグラスはどの部分にあるのでしょうか?ヘリコイドは関係ないのか、気になります。
- また、ピントグラスの周囲に使われるモルトが劣化すると、ピントグラス面のピントとフィルム面でのピントがずれることが考えられます。
- さらに、ブロニカECTLのヘリコイドとレンズの交換を繰り返していたら鏡にヒビが入ってしまいました。セロテープを貼っても大丈夫でしょうか?
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質問1 ファインダーをはずすとピントグラスがむき出しになります。(添付画像参照) カメラ前部の小さな銀色の長方形型のレバーではずれます。 また、ヘリコイドをはずして、のぞき込めばそちらからも見えます。 ピントグラスの上下にモルトプレーンが使われているようです。 ヘリコイドについてはECTLで試して問題が無ければ、直接の原因では無いと思います。ただしS2の側で、しっかり固定できているかはチェックしてください。 質問2 EC以降のタイプはピントグラス交換式になりましたが、S2は固定式です。ファインダーをはずすと小さなプラスネジが見えるので分解は可能なのかもしれませんが、構造が不明ですので、正しい手順はわかりません。また交換するモルトの最適な厚さもわかりません。 やるなら自己責任でやってください。私自身は10年に1度程度で、業者でオーバーホールをしてもらっています。 質問3 理屈の上では、ミラーを挟んで、ピントグラスとフィルム面が等距離になるように調整されるのが理想ですが、現実のカメラでは必ずしも一致しません。その為、ファインダーでピントがあっていてもフィルムではあっていない、またその逆でファインダーでピントがこなくとも、フィルムではあっている現象は起こり得ます。また中版以上のフィルムサイズでは、フィルム自体のたるみでもピントずれはおこります。 なお、このずれはどんなカメラでもおこる現象であり、問題はそのずれが実用面で影響がでるか、どうかの差です。昔の写真雑誌では必ずテストされた項目で、差が少ないカメラは「優秀」とされました。手元にある範囲では、ブロニカのカメラでも、若干のずれは生じています。 質問4 ブロニカのカメラは、S2までと、EC以降でミラーの構造を大きく替えました。EC以降はミラーが、メインとサブの分割作動式になっていますが、ミラー自体はあくまでファインダーへ画像を導くものであり、フィルム面でのピントには影響しません。したがってセロテープで修理しようが、写真には影響無いでしょう。しかしファインダーのすみの、みえ具合が悪くなるでしょう。ファインダー全面の画像が見えなくなることは無いでしょう。 ただし、あくまでも簡易的な修理ですので、以降のトラブルへの対処も含め、自己責任で行ってください。 ブロニカを本当に気に入ったならば、きちんとした業者で整備することをおすすめします。 http://nikomat.org/priv/camera/mednikkor/bronica/bronica.html http://www.isuto.co.jp/
お礼
ご丁寧に写真まで添付して回答して頂き、有難う御座います。やはり、専門の業者に依頼して、修理しようと思います。ネットで購入することじたい、リスクが伴うのは当然でしょうが、私は田舎に住んでおりますので、東京のような中古店は、ありません。座ったまま商品を探すことが出来て、写真ではありますが、ある程度見ることができるネットは、便利でついつい利用してしまいます。