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高校受験の私立の滑りどめをきめるとき、田舎で学校が少なく学力より十以上下しか学校がない場合の選択肢とは?
- 田舎の学校選びで学力よりも学校数が少ない場合、偏差値の低い学校で校風と自分の性格が真逆の学校を選ぶことになる場合もあります。友達に困っても親身になって考えてくれる友達ができないと言われたり、公立を選ぶように言われることもあるでしょう。
- 実際に学校に行ってみると学校になじめず、友達との考え方や性格が合わないこともあります。偏差値が低すぎると友達ができないのか、校風が合わないのか、選択した結果後悔することもあるかもしれません。
- 最終的には言われたことを無視して選択することになるかもしれませんが、その結果は予想通りになることもあります。自分に合った学校を選ぶことが大切です。
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学力の違いというのは、実は勉強の力だけの違いではなくて「文化」の違いを生みます。この場合の「文化の違い」というのは、 ・何を楽しいと思うか ・何を大切にするか ・何に怒り、何に喜ぶか といった、価値観や感覚の違いといっても良いでしょう。 例えば、「学校の勉強よりも、バイトの方がずっと社会勉強になるし、人間関係など大切な力が身に付く」と考える人(家庭)がいます。一方で、「いや、高校生なんだからバイトをやりすぎて学校の勉強が疎かになるのはおかしいだろう」と考える人(家庭)があります。ピアスや金髪が「かっこいい」と思う人もいるし、「高校生らしい服装」が「ステキだ」と考える人もいます。 どちらが正しいとか間違っているということではなく、両者は「違う」のです。さらに学力の低い高校の生徒は、「仲間」とか「友達」に対する感情移入が強く、かつ等質性(同じ感覚・同じ文化)を求める傾向が強く、逆に学力の高い高校生ほど「人は人、自分は自分」として「違い」を認めた上で、あっさりとした付き合いをする傾向があるという調査結果が出ています。 文化の違う世界に飛び込んだとき、大人は、それはそれとして付き合うことができますが、高校生ではそうした「異質なもの」と上手に付き合えるだけの社会的な訓練ができていません。それは、あなたもそうでしょうし、相手も同じ事です。どうしても違和感から排除の方向に向かうことになります。 >偏差値が低すぎるといいともだちはできないんですか? 偏差値の高い・低いではありません。けれども「違いすぎると」、上で述べたように「価値観・感覚」が違いすぎて、行動様式や生活様式が合わないという傾向は強くなります。例えば、試験前でもバイトをしている生徒や遊びを優先する生徒と、試験前は徹夜で勉強をする生徒では、話は合わないでしょう? そうなると友達(親友)はできにくいでしょうね。 中学までと違うのは、中学には地域・小学校からのつながりが有り、色々な生徒がいた、という点です。高校はそれが無くなり、偏差値で輪切りされた等質な集団が生まれますから集団の性格が全然変わるのです。特に「偏差値」の低い学校は社会的な評価が受けにくい(あの学校の生徒は・・・と思われる)分、内部の結束は強くなります。 中学の先生がおっしゃったことは、良い悪いは別にして「シビアな社会の現実」です。
お礼
とても納得できました。ありがとうございました。