C:だけに保存すると速度は低下します。それ以上に・・
ハードディスクに保存されるデータは、一種類じゃない。
ざっと考えても
・システムの動作に必要なシステムファイル(OSやDLL・・・)
・アプリケーションとその設定ファイル
・保存すべきデータ類(マイドキュメントとか)
・頻繁に書き換えられるデータだけど重要なもの
(メールデータ・ブラウザのキャッシュ)
・一時的な作業ファイル
ぐらいはある。重要性・書き換えの頻度
★そして、データが書き換えられるたびに、データは小刻みになっていく。
ハードディスク内は、クラスタと呼ばれる小さな引き出しにデータが入っています。
大きなデータは、いくつかの引き出しに分けて入っています。
データを削除すると、空いた引き出しができます。
そこにデータを書き込むと、小さいデータだと空いた引き出しの一部しか使いません。
大きなデータだと、そこでは足らずに、別の場所に続きを保存します。
これを繰り返していくと、データはバラバラになっていきます。
★そのため、ひとつのデータを取り出すために行ったり来たりして時間がかかる
★そのため、ヘッドやディスク表面が損傷する。
例) データをABCDEFとします。それが、ひとつの引き出しに入らない場合1A12A,3Aと分割されます。■は空き
1) 最初のデータ書き込み,ABCと順番に・・
A 1B 2B 3B C■■■■
2)Bを消す
A ■ ■ ■ C■■■■
3) Dを書き込む
A 1D 2D ■ C■■■■
4) Eを書き込む
A 1D 2D 1E C 2E■■
5) Aを消す
■ 1D 2D 1E C 2E■■
6) Fを書き込む
1F 1D 2D 1E C 2E 2F
たったこれだけで、連続性がなくなる。フラグメンテーションと言います。WindowsのNTFS/FATは、どうしてもこれが置き易い。
デフラグという操作を行えば、修復はできますが、それをシステムドライブに行うととても長時間必要になります。
用途によって、ドライブを分割するのは、これを防ぐためなのです。それは、速度もですが、システムファイルが、断片化しない、その上をヘッドが移動しないなどの理由で壊れにくくなるという大きな利点があります。
ちなみに私は
C: システムドライブ
(WindowsとC:にしかインストールできないアプリのみ)
D: アプリケーション
アプリケーションは基本的にここ。
E: データ類
My Documentなど
F: ネットデータ
メールデータ、フックマークなど
G: 作業ドライブ
Windowsやアプリケーションの作業ホルダ
外周部なので、もっとも高速
もちろん
・普段はE:とFのみ定期的にバックアップ、
・F:については、毎日デフラグ
もう9年近くXP使ってます(それも半端じゃない--仕事ですから一日16時間は使いっぱなし)が、友人の誰の最新機種よりも起動は早い。1分程度
不具合ないので、OSの再インストールなど経験してない。
お礼
ありがとうございました