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家族に戻ってのストレス
- 一人暮らしが長かった私が家族に戻ることになりました。しかし、家族との時間が増えると、わずらわしさや自立できない感じがしてしまいます。
- 家族との関係では過保護な親だったため、何でもしてくれてしまいます。でも、一人暮らしをしていた自分は自分でやってきたことを自分でやりたいと思っています。
- 家族との団らんな時間もありますが、ついていけないテレビの内容や自分がついていけない自分に情けなさを感じてしまいます。自立するためにどうすればいいでしょうか?
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私の友人の話ですが。 彼女は40代。結婚はもう考えてないようです。実家から一度も出たことがありません。 一度は出版会社に就職しましたが、数年後に残念なことに倒産。 その後は自営業の父親の手伝いを長年してきました。 その父親がいよいよ高齢になり、昨年その仕事を引退し、彼女も職を失いました。 今は、年齢的にも正社員での仕事は難しいためアルバイトを二つ掛け持っています。 どちらもシフト制なので勤務時間は不規則ですが、ある程度希望の日時に休日を入れられるメリットもあるようです。 基本的に彼女はほとんど家にはいません。でも、母親も高齢のため、少しでも家事の負担を減らしてあげようと、忙しいなか工夫しています。 休日には家事全般を引きうけてあげたり、翌日の夕食の下ごしらえまでしています。 家族揃ってテレビを見るような時間はほとんどないと思われます。 母親はそれでもまだ元気で、家庭菜園に精を出しています。 「本当は体がしんどいのに、気ばかり元気で少しもじっとしていない母親だから、少しでも負担を減らしてゆっくりしてもらわないと」と言ってます。 つまり、彼女は一度も親元を離れたことがないし、自分でも「私なんか一生ハンパもので終わる人間さ」なんて言ってますが、私は彼女が自立できてない人間だと思ったことはありません。 「親に孫の顔を見せてあげられないのが何より申し訳ない」 と、親に甘えると言うよりはいたわる人です。若い頃からそうでした。 ちなみに3歳下に弟がおり、この弟さんもついに良縁には恵まれず、一度は実家を出たものの、また戻っています。 もちろん仕事はしています。 「いい歳した爺さんと婆さんとオバちゃんとオッサンが、4人で一つ屋根の下で暮らしているの。気持ち悪いでしょ!」と彼女は笑います。 でもご家族それぞれ寡黙に真面目に淡々と生活を送っているという感じで、べたべたした関係と感じたことはないです。 つまりそれぞれが、精神的には自立して、そのうえで肩を寄せ合って暮らしている感じです。 彼女は趣味も楽しんでいます。忙しいなかよく時間を作れるな、と思うほど、積極的にいろいろなところへ出かけます。 私はその趣味の部分での友人です。(中学時代の同級生という関係ですが) 話が長くなりました。 今はお仕事はされてないのですか?それならまず働いて経済的に自立することも大切だと思います。 就職が厳しい状況なのはどこも同じ。前述の彼女に父親が引退する際に「これからどうするの?」と心配になり聞きました。 「なんのアテもコネもなくこのトシだし、お先真っ暗。でも選ばなきゃ仕事はあるさ」と持ち前の前向きさでした。 そしてほどなく、言った通りに仕事を見つけたのです。 贅沢を言わなければ、確かに何かしらあるものだと思います。 将来に向けての勉強をするもよし。ご両親に好きなことに打ち込んで欲しいと思う前にご自分が打ち込めるものを探すことじゃないですか? 充実した時間を持てれば、テレビを見てボーっとする時間もまた貴重なものです。 両親が元気でいてくれる事に感謝し、今できる事を進んでする、という事こそが自立なんじゃないでしょうか。
お礼
何度も読み直しました。ありがとうございます。 自立というのは、もしかすると、自分だけではなく、家族それぞれが自立していて始めて成立するのかなと思いました。 私の母も、帰ってくるまでは忙しかったのです。でも、偶然ですが帰ってきてから仕事が減ってしまって・・・。60代の母ですが、手に職を持っているので、自宅で仕事ができます。でも、今は仕事がないため、家で暇を持て余しているようです。 そして、父も一緒に沿うような形でいればいいのですが、好き放題やりたい放題やっています。 両親の関係については、子供の私が介入することではないですが、やはり夫婦二人とも夜くらいは一緒にテレビを見て欲しいものです・・・。 母もそれなりに忙しければいいですが、暇になってしまったのと、日頃の父への不満で、私が帰ってきてからはそれが一層膨らんでしまったような感じに見えます。 そして私も働いていないため・・・・。 おっしゃるように、私も仕事を始めればまたいいサイクルになっていくのかもしれないなあと思いました。 両親のことを考える前に、まず自分が打ち込めることを探す、ですね。 本当にそのとおりだと思いました。 ありがとうございます。