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法益関係的錯誤とは?

心中の意思がないのにあるかのように装い、被害者に青化ソーダを与えて被害者がこれを飲み中毒死した事案において、これが殺人なのか、自殺関与なのか争いがあります。 自殺関与罪だとする説の根拠として、「法益関係的錯誤がない」というものがあったのですが、法益関係的錯誤とは何ですか?

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  • rinkus
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回答No.1

正確に理解しているわけではなく、私なりの理解なのですが、法益関係的錯誤論に言う、法益関係的錯誤とは、法益の処分に関する意思の錯誤と限定的に考えます。 そして、法益の処分自体に真意があれば、その動機に当たるような部分(民法で言う動機の錯誤のような)に錯誤があるとしても、法益侵害がないとの評価には影響を与えないという考え方ではないでしょうか。 事例によれば、自殺することの意思には錯誤がなく、その動機たる相手方の心中の意思の有無に関する錯誤は法益関係的錯誤ではないから、錯誤ではない、と考えるので、被害者は真意により自殺をし、青化ソーダを与えた者は自殺に関与したに止まると考えるのだと思います。

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その他の回答 (1)

  • from_goo
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回答No.2

刑法の教科書になら、説明してると思いますよ。 というか、そんなのも説明してない本は、教科書と呼べません。

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