人間は、見聞きしたものをすぐに覚えることがあります。
それは、「よく理解しているもの」を記憶する時です。
たとえば、テレビをみていて芸能人が「自分は北海道出身だ」と言ったとします。偶然、自分が住んでる都道府県だったとします。「同じだ」と思いますよね。
1週間たって、その芸能人がまたテレビに出たとき、どこの出身か忘れることはないですよね。
それは「北海道」が自分にとって馴染みのあるもので、最初から頭の中に「北海道」を理解するネットワークができてるからです。
質問者さんも、はじめから「会った人の顔を覚えよう」とか「顔と名前を一致させよう」としないで、まずは「田中」や「佐藤」と言った名前そのものをよく知る必要があります。今以上にです。名前に馴染みを感じるまでにです。
たとえば「佐藤」という名前は日本で一番多い名前です。
次から佐藤さんに会ったら「一番多い名前だな」と理解できますね。
あとは、自分に馴染みのある名前(好きな芸能人の名前だったり、
学校のクラスメートの名前ですね)そういう名前と同じ人が出てきたら
「親友と同じ名前だな」とか「面白い芸能人の○○と同じだな」とか思ってください。
頭の中で理解すること、意味をもたせることで、かなり記憶力は上がります。
さらにステップアップさせるとすれば、漢字そのものに愛着をもつのも大事です。
漢字に対する愛着がうすいと「山中」も「小川」も「田上」も、聞いた数秒後には、同じような印象しか残ってなく忘れ去られると思います。
山、林、田、木、など自然の風景に関係する名字が多いですから(あとは、上、中、下、等ですかね)自然の風景を頭に思い描いてもいいでしょう。文字より映像のイメージのほうが残りやすいですし。
「山中」なら「この人の先祖は山の中に住んでたのか」とか
「川井」なら川と井戸をセットでイメージしたり(実際名字のルーツなんて安易な発想でつけられたものだと思います)。
「林」と「森」を同じ「木の集まり」とイメージせず、明確に映像を区別しておけば、林さんと森さんを混同することもないでしょう。
下の名前に関しては、「ゆき」とか「ひろ」とか「やす」とか
ひらがな2文字を組み合わせたものが多いので、名前によく使われる2文字を普段からチェックしとけば、その名前の人がでてきたときにピンとくるんじゃないでしょうか。
「あ、知ってる」と思えることが覚える秘訣なのです。
お礼
ありがとうございます。名前を覚えるきっかけをつかむ事が大切ということですね。 活字としての名前は覚えているのですが、顔と名前が一致しないことが多いのです。 なかなか難しいようですが、気をつけてみます。