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大学陸上部監督の職業と給与について
- 大学陸上部の監督は大学職員ではなく、通常は別の仕事を持っています。
- 陸上部監督は普段は給与を得ながら別の仕事をしており、陸上の指導は無償もしくは有償で行われています。
- 練習がない時は、大学陸上部監督は本職の仕事をしています。
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回答No.1です。 面白い質問だと思ったので、ちょっと調べてみました。 今回出場の大学の有力大学の陸上部監督名でネット検索。 東洋大学 酒井俊幸監督 同校OB。1999年に大学卒業後、コニカ(現・コニカミノルタ)に入社。全日本実業団駅伝3連覇に貢献し活躍した。 2005年にコニカミノルタを退職後、母校である学法石川高校に社会科教諭として赴任。陸上部顧問を務めた。川嶋伸次前監督の辞任により、東洋大からオファーを受け、2009年3月に同校を退職、4月、東洋大学陸上競技部長距離部門監督に就任した。 (参考 昨年、東洋大学はレース直前の不祥事で、川嶋監督が辞任し、急遽、佐藤尚コーチが監督代行に昇格して指揮を執ったが、その時点では佐藤監督代行は東洋大スポーツ振興課職員であった。) 早稲田大学 渡辺康幸監督 同校OB。エスビー食品から早稲田大学へ出向し、2004年から早稲田大学駅伝監督就任。(現在もエスビー食品に在籍) 山梨学院大学 上田誠仁監督 順天堂体育学部卒業。現職は山梨大学法学部法学科教授。 担当科目は現代スポーツ論I、現代スポーツ論II、スポーツと健康I(健康と体力)、競技スポーツI、競技スポーツII (講義日は火曜日、水曜日、木曜日) 駒澤大学 大八木弘明監督 同校OB。大学卒業後、大学時代の成績を評価されてヤクルトに入社。陸上競技部にてコーチ兼選手として実業団選手人生を送った。 1995年4月から母校・駒澤大学の陸上競技部のコーチに就任。 日本大学 堀込隆ヘッドコーチ 同校OB。佐野日大高で27年間指導。全国高校駅伝に10回導き、01年世界選手権男子マラソン代表の西田隆維(JALグランドサービス)や昨季の阿久津尚二主将(現・富士通)らを育てた。2008/04/01、日大陸上部長距離ヘッドコーチに就任。 ******************* 教員であることが明確になっているのは山梨学院大学の上田監督のみです。当然、給与も同大学から出ているでしょう。 そのほかの監督、コーチは早稲田の渡辺監督が出向であることが明確ですので、彼の場合は給与は早稲田大学ではなく、エスビー食品からもらっているでしょう。 そのほかの監督、コーチは大学内での役職が不明ですが、ネット上の各記事の記述内容からして、大学陸上部での指導が本業であるとみていいのではないでしょうか? 大学側が、「本気で全国大会優勝や知名度の高い大会での優勝を狙う」ことを目標にして監督就任のオファーを出す場合、やはり 「今の仕事を辞めて我が大学に来てください。転職してください。 現在の年収を上回る年俸を用意しております。 大学職員として大学の名前と校章の入った名刺も用意します。転居が必要なら住宅も用意します。 もし体育実技の実習教官も引き受けていただけるのであれば、講師、または准教授のポストを用意しますし、年収も○百万円上乗せいたします。 その代わり、契約期間は5年間です。5年以内に結果が出ない場合は、お辞めいただきます。」 というぐらいの条件提示をするのではないでしょうか? (ちなみに、高校野球の甲子園常連学校の関東の某私立高校の野球部監督は、教員免許のない監督専業職の方ですが、その高校の理事待遇です) その部活動のレベルが同好会と大差なく、監督に期待する目標・指導力が、単なる部活動の存続維持程度の低レベルの目標だったら、他の大学の監督や同校OBで現役社会人選手に現職との兼業でのオファーとなるでしょうが。その場合、兼業なのですから、謝礼も給与レベルではなく、アルバイト料レベルですよね。 で、箱根駅伝出場、シード権獲得、優勝、を目標とする大学の陸上部の監督に求められる指導力は・・・・といったら、身分保証、報酬ともに専業として、プロフェッショナルとしての契約となると思います。 ハイリスク・ハイリターンの職種ですから掛け持ちの人にはできない仕事でしょうね。 ただし、これが 「体育実技授業を受け持っている監督はよい監督、学生全体に奉仕するよい教員である」 「体育実技授業を受け持たず、監督業選任の監督はプロ監督、カネのために仕事をする雇われ監督である」 という見方をする人があるならば、それはちょっと・・・と思います。 上記のような感情論(?)は高校レベルまでは取りざたされることはありますが、大学の場合、多くは私立大学が知名度を上げるために”経営方針として”スポーツに力を入れるのは割り切ってやっているのは周知の事実ですしね。 それをいうなら、TVタレントを外部講師に招く大学なんかいくらでもありますし。
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- s_end
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大学にもよると思いますよ。 私の母校は大学駅伝の常連出場校(関東地区ではないので箱根は出場しませんが)ですが、監督は体育の実技授業の指導教官もしていました。私も授業を受けました。授業内容は陸上競技だけでなく、球技や団体行動訓練もありましたから別にその監督が”陸上バカ”というわけではありません。 大学にもよりますので、特定の大学を調べたいのであれば、大学のHPにアクセスすれば、大抵の大学はシラバス(簡単に言えば授業時間割のこと)を公開していますので、駅伝監督の名前で授業内容を検索すればわかると思います。 監督ではありませんが、東海大学を卒業した同年代の人が 「僕、東海大学の体育の授業で高野先生の授業を受けたよ」 という人がいました。 高野先生=高野進 バルセロナ五輪の400m走の決勝進出選手
お礼
回答どうもありがとうございます。 特定の大学についてどうか、ということではないんですが 一般的にはどうなのかなと思って質問しました。 私が子供の頃に箱根で走っていた選手で 最近、母校の監督になっている人がいたりするので (奈良監督とか渡辺監督など) 現役を引退した後は、大学の監督業以外には どうしているんだろう?と思って。 陸上1本でやってきた元選手の人でも それ以外の指導も勉強して、大学で教えてたりするんですね。
お礼
すみません、すっかりお礼をしていたつもりで できていなかったことに気づくのが遅れてしまいました(汗) わざわざ調べていただいて、ありがとうございます。 専任のコーチだと、給与面で保障されるけど それなりに成果も当然求められるわけですから、大変ですね。 かけもちならば結果が出なくても別にいいってわけでも 当然ないでしょうけど・・・ 渡辺監督は本籍はSBなんですね。 早稲田の監督を辞めたら、またSBのコーチに戻れるわけですね。 やっぱり瀬古さんルート(?)での早稲田とSB食品の繋がりが あるからこそ可能なことなんでしょうね…と、個人的には思います^^;