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小学生から知っているおなかいっぱいの意味とは?
- おなかいっぱいを知らない子ども時代。
- おなかいっぱいは小学生から当然のことなのか?
- 親への感謝の意識が必要か?
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質問者が選んだベストアンサー
今の日本では、当然といえるでしょうね。 私は昭和30年代の生まれですが、食べる物がなくひもじい思いをした経験はないし、衣服も清潔なものを与えられていました。 特別に裕福な家だったわけではもちろんありませんから、それが当たり前と思って育ちました。 食べるものや着るものに不自由していた子供がいないわけではありませんでしたが、まれな事でした。 むしろ食糧難時代を知っている親に育てられたので、お腹一杯食べさせることに今よりこだわっていたと言えます。 高級なものは食べませんでしたが、三食を欠かすことはありませんでした。 与えられることに慣れて育てばあえて特別に感謝はしないけど、それでも今の子供よりは食べ物を大切にしろ、親に感謝しろと教育されましたから、それなりに感謝の気持ちは持っていました。 今、食べ物や清潔な衣服を十分に与えられずに育つ子がいたら、それはネグレクト(育児放棄)や虐待にあっているケースと考えられます。 しかし何らかの理由で生活苦を強いられる家庭があるのは現実にあって、それは時代に関係ないことだろうと思います。 現に、100年に一度の不況と言われる昨今では、小学生が食べるものがないゆえに朝食を抜くケースが増えていると聞きます。 飽食の時代と言われて久しい日本です。 今現在、我が子にも不自由なく食べさせていますが、自分が言われたように「当たり前のことではないのよ。感謝しなさい」と躾けています。 食べられない経験をした子と同じように、とは行かないかも知れませんが、満ち足りた生活に感謝する心はなんとか育てたいと思っています。 そうして言って聞かせないと、わからない事かも知れませんね。
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- rosavermelha
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他の回答者さんたちがおっしゃるように、本当の空腹を知らないからこそ、お腹一杯ということのありがたみがわからないのでしょうね。 満腹感なぞ、物ごころついて満腹中枢が発達してくる1歳近くにはとうに知っています。 ただ私は、本当の空腹を知っていることが幸せなことだとは思いません。 私の夫は、発展途上国出身で、一日一食が当たり前の生活でした。 サンダルが壊れても、買えば今月のパンが買えないと言うような生活でした。 私自身もその国で生活したことがあり、ほんの少しですが、空腹というものも経験しました。 けれど、自分の子どもたちがその空腹を知らないことを、私は幸せなことだと思います。 また、今の幸せを当たり前のものだと思わないように、今の幸せを取り去りたいとは思いません。 「知らないことが幸せ」だとも思います。 毎日、一日三食好きな物が食べられること。 戦争や兵役がないこと。 テレビやインターネットが日常的に使えること。 きれいな服が着られること。 銀行の口座にお金があること。 貧乏な経験をさせれば、発展途上国に1年ほど貧乏旅行にださせれば、わかることなのでしょう。 でも、それはとても、難しい問題です。 実際に経験しないとわからないこともあります。 でも、とても苦しい思いして今の幸せを理解することのメリットと、その苦しみでトラウマになるデメリットを比べると、 本質的に理解できなくても仕方がないこともある、とも思います。 たとえば、 酒乱の親を持った苦しみ、借金をする苦しみ、犯罪者の親を持った苦しみ。 アフリカのエイズ問題。シエラレオネの貧困。ガザ地区の内戦。 日本にいて、日本の文化・習慣にどっぷりつかって、暮らせる幸せ。 特定の国家宗教に生活を制限されることのない幸せ。 世の中には、「実際に経験しないと本当にはわからない苦しみ」なぞ、数多くあります。 テレビ番組などで見れば涙し、感じるところがあるでしょう。でも、すぐに忘れる人が大半ですよね。 「かわいそう」といい、「今の自分はとても幸せ」と言う。 そこには、「優越感」があり、「表面的な同情」があります。 実際の経験による、心からの同情ではありません。 所詮、対岸の火事にすぎないのです。 でも、導入として、それらの世界を知るきっかけとして、それはそれでいいのだとも思います。 本当に、心から理解している人など、ほんの一握りの人たちでしょう。 でも、心から理解するためには、実際に経験しないと理解できないでしょう。 だからといって、それらの状況に身を置くことが幸せなことなのでしょうか。 「知らないこと」、それは「悪いこと」なのでしょうか。 知らないことが、幸せなことということもあると思います。 実際に経験していないのだから、知らなくて当然です。 知らないのに、感謝せよというのは無理な話です。 感謝しないのを悪く思うのではなく、今がどんなに幸せかということを、 「実際に経験させる以外の方法で」学んでいけば、それで十分だと思います。
お礼
考え込む回答です。 私は日本以外は知らないので、甘い考えかもしれないけど、多少の苦しい経験は必要だと思います。 それがあるからこそ、強くなれるんだと思って生きてきました。 世界に目を向けると、私はずいぶん恵まれています。 ありがとうございます。
- songbook
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変な答え方かもしれませんが、とてもいい質問だと思いました。 私は視点が逆です。 今の子供たちは、満腹を知らないのではなく、空腹を知らないのです。 「腹減った」は感じても、「ひもじい」は分からないのです。 ひもじさがあるから、満腹とは幸せな言葉になる。 みんなが泥んこ、汗の中で何日も洗わない衣服で遊んでいるから、きれいに洗った服がきれいに思える。 今は、多くの子が、生まれたときから与えられた幸せにどっぷりつかって生きているから、その幸せに気づくまでに、膨大な年月を費やしてしまうのだと思います。気付かぬまま一生を終える人も多いでしょう。 しかし、感謝を忘れた子供たちが作り出す世の中に、光はない。 漫画家長谷川町子さんのお母様は晩年認知症が進み、目の前の娘も判別できなくなってしまいましたが、最期まで言い続けたのは、 「人生で最も大切なものとは、謙虚さです」 だそうです。
お礼
光はないとは素晴らしい言葉です。 今のこどもは、ひもじいを知らないんですね。 満腹が幸せな言葉に思える理由は納得です。 謙虚な人間に育てます。 ありがとうございます。
- ume-mori
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ごく普通です。 一般的な保護者は少々無理をしてもある程度食べさせ、清潔な衣服を着せます。 我が家も何もかも十分とは言いがたかったし、好みのおかずなんて贅沢はいえませんでしたがとりあえず食べるものは用意されました。世間一般のハレの日イベントはたくさん我慢しましたが。 質問返ししちゃうと「じゃあ、何歳からなら満腹を経験していて普通」だとお考えですか?自分で稼げるようになってから?失礼ですが日本の方でしょうか? 日本では基本的人権が憲法により保障されていて「健康で文化的な最低限度の生活」を送る権利を保障されています。 最低限の衣食住、毎日または二日に一回程度は洗濯や入浴が可能で、体の維持や発育に不足がない程度には一日三食食べられ、雨風がしのげる家がありエアコンは無理でもストーブと扇風機くらいはある、のが普通でしょうか。 とはいえ、個人の収入によりグレイゾーンの生活の方も少なくないし、派遣村が必要な世上でもあります。 一応は生活保護などもあるし、特に義務教育に相当する児童はそれなりの保護が行政により受けられるようになってはいます。申請すれば。 特に今は「児童の権利に関する条約」もありますし。 そうは言っても小学校からの友人のAさんは、当時よく同じ服を着ていて子どもだった私は「そこまでお気に入りの服があるのは素敵」とか思っていましたが、Aさんは5人兄弟で末の子が病気だったので家計はかなり逼迫していたようです。 またBくんは中学3年の終わりごろあまり学校に来ていなかったので同窓会のときに聞いたら「家があまりに貧乏で自分が働かないと弟妹に食べさせられなかったから」と。 当時だってさまざまな保護があったはずですが、何らかの事情で保護されなかった方もかなりいらっしゃいます。 残念ながら、現時点でもそういった方は少なからずいらっしゃるでしょう。 でも、そんなことを知らない多くの今の子どもはそういうのを親に感謝しません。 親世代がすでにそうですが、最低限の衣食住は与えられて当たり前。その上の贅沢品、高価なおもちゃや習い事・お小遣いももらって当たり前で、我慢も感謝も知らないから急に我慢させたりなんかすると逆恨みして親を刺したりしかねない。 十分与えられている人も、そうでない人も。 何かしら耐える環境にある人は多少の感謝ってものを知っていますが。 働くようになっても、家計を支える人から、収入があるのにお小遣いをもらったり高価なプレゼントを親に買ってもらう人までいろいろです。
お礼
恵まれていると、感謝を知らないこどもになる。 そうかも知れません。 私は関西に生まれ育ち、働き出してから、貧乏な家を助けています。 感謝を持つまでの過程が分かった気がしました。 ありがとうございます。
- oosawa_i
- ベストアンサー率33% (542/1612)
こんばんは。 おなかいっぱいは知っていて当然だと思います。 貧困層の子どもでも、安いものをお腹いっぱい食べる経験はあるでしょう。 知らない子どもがいたとすると、それは施設にいるなど特別な条件の子どもであり、全体の1%とかその程度だと思います。 いつも洗濯してあるきれいな服を着ているのが当然かどうかは疑問です。そんなことを気にしない親もある程度はいると推測されるからです。でも多くても1割か2割でしょう。その他の子にとっては当然のことだと思います。 それらが当然だとしても、感謝する子は感謝します。 それは感謝する気持ちを育てるかどうかの親の教育によると思われます。
お礼
感謝の気持ちを持てるよう、しつけます。 ありがとうございます。
お礼
回答を読んで勉強になりました。 私はネグレクトだった可能性があります。 感謝の気持ちを育てる方法は、真似たいと思います。ありがとうございます。