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マリモの水について
2ヶ月前からまりもを育てています。 水換えは週に1回で、一緒にミネラル鉱石を入れています。 そこでまりもの水についての質問です。 私の家では、市の水(カルキの入った水)と、山から直接とっている水の2種類の水が出ます。 山の水が出る方には浄水器が付いています。 まりもにとって 市の水 山の水 浄水器で浄水した山の水 のどれがいいのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。
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回答:「市の水」 マリモにとって一番良い水は、実は「普通の水道水」です。 日本の水道水の水質は、ほぼ中性域の軟水です。 「市の水」水道水には、肥料成分である、微量の「窒素・リン・カリウム」の三大成分が含まれています。 =水質= マリモなどの淡水性の沈水植物(要するに水草や藻)は、弱酸性の軟水が好適飼育水です。 ミネラル鉱石は、ミネラル成分(カルシウムやマグネシウム)が飼育水に溶け出して、弱アルカリ性の硬水に換えます。 ミネラル鉱石は、マリモにとっては迷惑な代物です。 =肥料分= マリモが育つためには「窒素・リン・カリウム」の三つの成分が必要です。 定期的に、水道水で水替えを行うことで、肥料が水道水から補給されマリモは元気に成育出来ます。 【山の水】 一般的に雨が山に染み込んで岩盤を移動する際に、岩盤からミネラル分が溶け込み、弱アルカリ性の硬水になります。(ミネラル鉱石と一緒です。) 【浄水器で浄水した山の水】 浄水器の機能(性能)によりますが、、、 高機能の浄水器の場合は、水中からカリウムやマグネシウムを除去するので、水は中性の軟水になります。 しかし、同時に、マリモの肥料成分である「窒素・リン・カリウム」も除去してしまいます。 浄水器を使用すると、マリモの成長に必要な肥料成分が不足してしまいます。 マリモは、水草(藻)の中では、塩耐性のある植物ですから、水道水に含まれる塩素(消毒成分)にも、マリモは強い植物です。 マリモは、一般の水草と比べて、弱アルカリ性の硬水には、比較的に強い性質がありますが、ミネラル鉱石や山の水(弱アルカリ性の硬水)だと成長速度は遅くなるので注意が必要です。
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- maru6275
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良い環境の所にお住まいですね。羨ましいです。 山の水とは天然水って事でよろしいかと思いますので山の水が一番良い環境でマリモを育てられると思いますが。
お礼
お褒めの言葉ありがとうございます。 私も今の環境が好きです。 ご回答ありがとうございました!
お礼
詳しい説明も書いていただきありがとうございます。 市の水にまりもにとっての栄養があるとは思っても見なかったので勉強になりました。 ご回答ありがとうございました!