大変ご心配のこととお察しいたします。
MiJunさんがあんなことを書いているので、お答えしないわけには行かなくなってしまいました(笑)。
でも、実は、
くも膜嚢胞が頭蓋内のどこにあるか、大きさはどうか、何か悪さをしているのか(例えば、脳に対する圧迫が強くて、麻痺が出たり、意識が悪くなったり、けいれんを起こしたり、又は、第3脳室や中脳水道を圧迫していて髄液の流れが阻害されるために水頭症になってしまう等)などが全くわかりませんので、お答えするのが困難なのです。
最近流行の神経内視鏡を用いて2度手術をされて効果がなかったとのことですが、3度目の手術はどういう方法で予定しているのでしょうね。
くも膜嚢胞の手術方法は、大きく分けて3通りあると思います。1番目としては、効果は確実だが侵襲が大きいものとして、大きく開頭して嚢胞壁を出来るだけ大きく取り去る方法であり、2番目は小開頭又は穿頭術により嚢胞壁の一部を破ってくも膜下腔に開通させる方法(内視鏡手術はこの範疇でしょう)、3番目は嚢胞内に管を入れ、くも膜下腔内や腹腔などに内部の液体を流してあげる方法(シャント手術です)です。
私の個人的な感想としては、おそらく乳児なので出来るだけ侵襲の少ない方法として内視鏡手術が選択されたものと思います。ただ、3回目とのことなので、今回は、嚢胞の位置や症状などにもよりますが、3番目か1番目の方法を選んで確実性を求めた方がよいかも知れませんね。
いずれにせよ、この場では写真を見ることも出来ず、経過についても詳しくわからず、診察することも出来ず、どこで治療されているかもわからないという大きな制約がありますので、これ以上のコメントは申し訳ありませんが出来ません。ご担当の先生方とよく話し合われ、納得された上でお子さまの手術方法を選んで下さい。
お大事にどうぞ。
お礼
早々のご返事有難うございます。おかげさまで、大変参考になり、少し不安が取り除けました。 ご意見を参考に主治医の方とよく相談しながら、治療に専念したいと思います。 ありがとうございました。