- 締切済み
富野監督は戦闘を描くのは上手くないですよね?
ガンダムをはじめ ダンバイン イデオン エルガイムなどと「監督 富野由悠季」の作品をいろいろ見たのですが、この監督さんはあまり戦闘シーンを描くのが上手くない気がするのですが、これは絵を描いている人たちの責任ですか?それとも、総監督である富野氏の責任ですか? (イデオン発動編やターンエーガンダムの最終回など、例外も数多くあるのですが) 例:敵も味方も、それほど激しい動きをしていない(直線的に横移動するだけとか)のに弾があたらない。それで主人公が「なんで当たらないんだ―!」とか言ったりする。 例2:戦闘中に立ち止まって「○●、もらった!」などと言って照準にやたらと時間がかかる。今まで激しく撃ちあってたのに何故止まる?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
みんなの回答
- mouton1973
- ベストアンサー率47% (43/90)
重要視する部分の違いではないでしょうか。 富野由悠季の作品は好きですが、カッコイイ戦闘シーン等は期待していません。 世界観であったり人間模様が好きで見ています。 ガンダムは見ていてすぐに分かると思いますが、モビルスーツと言うロボットが出てきますが、人間同士の掛け合いがあってたまたまその世界ではモビルスーツと言う兵器があるために戦闘シーンもあると言う感じですよね。 元々は小説ですから読み手が頭の中で映像を作るわけで、その世界観を表現するのにやたらに戦闘シーンをリアルにしてしまっては話が見えなくなるのではないですか。 ガンダムに関してはいまだに人気が高く、登場人物やその台詞を多くの人が覚えていますし、手法としては成功なんだと思いますよ。 例外もあるという事なので出来ないのではなく、していないだけと言う事でしょう。
- AmatsuMina
- ベストアンサー率32% (122/373)
別に戦闘が見たくて富野アニメを見るわけじゃないし。 それに彼もわざと演出している向きもあるし。 見栄切ってビーム発射、命中、爆発 という月並みな演出をすれば、どんなくだらないロボットアニメでもカッコイイ戦闘シーンは作れます。彼の場合、そんなの見たい客はいらないと拒否しているかのように、アニメーターに「勇者シリーズの動きを極力避けるように」と指示を出しています。 (別に勇者シリーズがくだらないというわけではありません。ま、それっぽい作品もありましたが) 戦争を描くことが多いし、正義のための戦いと明確に割り切れるものでもないので、すっきりしない戦闘シーンにわざとしているのだと思って見てますが? それを演出下手と言い切るのは、どうでしょうねぇ? 枚数があればいいというものでもないと思うのですよ。 確かにファーストガンダムテレビシリーズ後半とめぐりあい宇宙は段違いですけど、CCAとVをくらべるとVの方が上がと思えるし。時代による技術格差もあるはずです。
お礼
私は見たいです(笑 勇者シリーズの動きを避けるようにという指示は初めて知りました。 よろしければ、出展を教えていただけませんか?
あげているどの例も、TV版です。 動画枚数には、かなり制限があります。 映画に様に、複雑でこだわった動きはいちいち出来ません。 特に戦闘は枚数を喰います。 連続繰り返し・単純な動きの短いカットでつなぐと、 あまり動かさなくてもシーンが進行して(枚数が減って)助かります。 なんせ、ファーストガンダムは、富野監督自身も作画に加わるほど 人手不足な上に予算も時間も無く、過去のバンク(使い回し)乱発でした。 作画・演出の手直しもままならない状態だったようです。 また、そのあたりの事情が絡むようです。 一方映画版の新作カット、逆シャアなどの戦闘シーンは、 人・金・時間がかかっていますから。上手いですよ。
お礼
やはり制約がある中では、有力作家も能力は発揮できないですね。
- the-ugly
- ベストアンサー率21% (39/180)
“戦術”を描くのはまだマシですが、“戦闘”はどう考えてもうまくないです。 作画のテクニックとかいう以前に、絵コンテ、演出の時点でアクションを躍動的に魅せる能力に欠けています。 総監督の責任ということで間違いないと思います。 たとえば高畑勲はアクション演出が上手くないため、その能力のある宮崎駿に演出を任せました。 もしそういう判断を行っていれば、彼の作品の戦闘シーンも、もう少しマシだったかもしれません。
お礼
ありがとうございます。宮崎駿は好きじゃないんですが作品は確かに躍動感がありますね。
シーン・カットはリアルタイムで 流れているわけではありません。 見せているシーンが全てを表している訳ではありません。 同時に起こっている事を、カットを分ければ時間がかかります。 価値観はいろいろです。 あなたの価値観での判断は自由ですが、 それで「上手くないですよね」と言うのは拙速です。 いろんな演出法があるッテ事を知ってください。
お礼
「上手くないですよね」と言うのは、同意を求める文章ではなく、「私には上手くは見えないが、皆さんはどうでしょう」という質問の意味で書きました。わかりにくくてすいません。
何を持って戦闘を描くのが上手いのかよくわからないけど、戦闘中にしゃべる演出を否定したいって事かな? ドラマを作る以上しゃべらないといけないから渋々やっている事だから、それを下手だと言うのであればそうなんじゃないかな? しゃべらせずにTVみたいにテロップ出せばいいのにねw >総監督である富野氏の責任ですか? 絵コンテ⇒演出⇒作画だから、それらの連帯責任です。
お礼
いや、喋る演出は好きです。逆襲のシャアの、アクシズ近辺でのチャンバラなんか見入ってしまいます。ああいうテンポのいいバトル(劇場版作品に多い)は好きなんですが、TVアニメの戦闘シーンは総じて迫力に欠ける気がします。
- sotom
- ベストアンサー率15% (698/4465)
リアルさを求めすぎると、誰もついてこなくなります。 組み技系の格闘技でも玄人好みすぎると、誰も観てくれなくなる。 だから、ショープロレスが存在するのです。これと同じ事ですね。 そんな事いったら、技の名前を叫んでから攻撃する全てのアニメ、 後ろから絶対無言で奇襲しない時代劇、全てを否定する事になります。 「おやくそく」ですな
お礼
いや、富野監督の作品自体は好きです。ダイターンなど一部を除いて必殺技の名前を叫ばないのも良いです。なんか緊迫してるシーンなのに、ここで一呼吸入れちゃうのか?と思うシーンが多いのです。
お礼
確かに出来の良いシーンだけ選抜すれば十分にかっこいい絵は有ると思います。 ですが、手掛けた作品をすべて見ようと思うと、やはり拙い演出も多々見られる気がします。 にしても、逆襲のシャアのアクシズをめぐる攻防は最高です。 ビームトマホークの投てきでガンダムのライフルが破壊。今度はガンダムがダミーバルーンを囮にサザビーのライフルを破壊。激しい鍔迫り合い、シャアとアムロの口喧嘩。 思い出しただけでも鳥肌モノです。