- ベストアンサー
急速なGMの復活はなぜ?
風前の灯だったGMが急速に復活していますが、これはなぜなのでしょうか?何が変わったのでしょうか? 負債を軽減したとは言え、元々売上げ不振だったハズです。 それとも今回も同じく見せかけの売上げアップなのでしょうか? 車自体や販売網がそんなに急速に変わるとも思えないのですが、中国では最高売上げを記録し、北米では大幅増産とのことです。 どなたか事情に詳しい方お願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
日本でも行いましたが、燃費の良い車を購入すると、 政府から還付金がもらえる制度を実施して、買い替え を促進したからです。車の売り上げが増加したからです。
その他の回答 (2)
- DDRSDRAM
- ベストアンサー率36% (115/314)
アメリカ国内での自動車生産コストはトヨタもGMもあまり差がなかったそうです。GMの場合は退職者の年金・健康保険の負担が大きくその分の負担が自動車の価格に上乗せになってトヨタより価格競争力がなくなっていました。 GMの場合はファイナンス会社がローンで工夫して信用リスクの高い人にもローンが組めるようして「トヨタのローンが組めない人」にも車を売って売り上げ台数の帳尻を合わせていました。 ところが、サブプライムローン崩壊で「トヨタのローンが組めない」レベルの人の多くは、住宅ローンと同時に車のローンも払えなくなってGM系のローン会社が事実上破綻しました。 トヨタも売り上げが極端に落ちましたが、信用リスクの高い人を顧客に抱えていたGMはより大きく売り上げが落ちました。 で、GMが復活したのは労働組合を説得・・半ば脅して退職者の年金・健康保険を減らしさらに銀行などから借りた金を一部放棄・棚上げして支払い負担を減らしたので、余計な負担が減って復活したといったところでしょう。労働組合を説得という意味では不採算車種のラインを止めたのも大きいですね。 最近では、部品の共通化で自動車会社に関係なく同じ部品が使われることが多くなっています。規模の大小以外要素で組み立てコストの差が出にくい状況です。クライスラーに比べてGMが好調なのは「規模の差=コストの差」、あとは車種のラインナップの差でしょう。 中国は現在バブル=「経済成長以上に不動産、株価が急激に上がっている」状況なので金余りで各社とも売り上げが伸びているようです。一時的なことでしょう。GMの場合はアメリカ以外では労働組合もないので中国だけでなく、アメリカ以外の国では売り上げを増やしています。
お礼
労組交渉による負担軽減は承知しています。それも含めて「負債軽減」と言う言葉を使いました。(会社の利益体質の改善は理解しています) 利益体質の改善と 生産拡大 とは違いますので、そこを質問しました。前回と同じローン組みに仕掛けをした売上げアップではないか?と思いました。(そこで「見せかけの売上げアップ」という言葉を使った次第です) ありがとうございました。
- gungnir7
- ベストアンサー率43% (1124/2579)
特に何も変わっていません。 風前の灯ではなくて、いったん灯を消したんです。 破綻させて不良資産を免除し、なおかつ政府主導でGMが再生したのです。 借金が棒引きになって身軽になったんだから、それは強いですよ、 特に最期まで抵抗した悪名高き労組を解体できたのは大きいでしょう。 でも、世界的不況は相変わらずであるし、技術力もトヨタなどに劣ります。 身軽になったはいいものの、厳しい現実には変わりありません。 中国の件は多分に中国政府とバーター取引があったと思われます。 中国は今やバブルの天上に近付きつつあり、狂想曲の状態です。 大型のアメリカ車はまさに成金主義の中国人に絶賛されているのです。 ただ、中国経済のバブルはブルームバーグ当たりでも 2年以内ははじけると警告されており、概ね5年以内にはじけるでしょう。 それまでにGMが体質を改善できなければ、GMは運命をともにするのでしょう。
お礼
ありがとうございます。 質問にも書きましたが負債を減らしたことは承知しています。 なので会社の利益体質は改善するのは当たり前ですが、 生産が増えて売上げが拡大している理由を知りたいのです。
お礼
単純にそれだけですか、、、。 フォード クライスラーに比べて伸びは顕著ですが、、、。 トヨタも伸ばしている(改善)ので、ビッグ3の中では、車の評価が未だ良いので伸ばしている、ということでしょうかね。 ありがとうございました。