- ベストアンサー
竹の株分け
3年前に買った4本立ちの竹が10本くらいに増えました。鉢は直径60cmくらいの物に植えています。 5本づつに株分けしたいのですが、土が全部落ちてしまうと思いますが大丈夫でしょうか? 適当なところで根の部分を切ることになると思いますが大丈夫でしょうか? 植え替えの時期間、今でもかまいませんか? 気をつけなければならないことがあれば教えてください。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
竹と言っても種類は色々とありますが、お宅で栽培されている竹の種類 は何なのでしょうか。種類によって時期的に違いますが、ここでは一般 的な方法と注意点を書こうかと思います。出来れば図鑑等で種類を調べられて、本当の名前を知られる事も必要と思います。 基本的に植替えや植付けは筍が地面から頭を覗かせる1ヶ月前が良く、 時期としては3~4月が最適となります。 今回は株分けをして2つに分けますが、鉢は現在使用している鉢と同じ サイズの物を別に用意して下さい。株分けをしたら株が小さくなるので 鉢は小さくても良いと考えると思いますが、竹は地下茎で伸びて行きま すから、最初から大きめな鉢に植えられる事が大切になります。 竹は暖かく湿潤な環境を好み、水持ちが良い土壌にする事が大切です。 鉢から抜いたら土は出来るだけ落とさず、剪定鋏で切るようにします。 ノコギリで切ってしまうと、振動で土が落ちてしまいます。切りにくい かも知れませんが、必ず剪定鋏で切るようにして下さい。 どうして土を落とさないようにするかと言えば、それは竹の根は乾燥を 嫌う性質があるからです。竹の地下茎を乾かしてしまうと、細根の吸水 機能が衰えて植え付けても水分を吸収しなくなります。細根が吸水しな くなるのですから、竹は生長する事もなく枯れる事になります。 次回の植替えや株分けの事を考えて、使用する用土は落ちやすいものを 使わないように考えなければいけません。 竹の植替えや株分けは、乾燥から守るための時間との戦いでもあります から、作業をする前に必要な道具や材料を事前に揃え、手順方法を完全 に覚えて時間がロスしないようにし、短時間で終えるようにします。 時間が長くなれば乾燥しやすくなります。作業の合間に休憩を取ってし まうと、枯れる可能性が高くなります。葉が落ちるのは仕方がありませ んが、ほとんど落ちてしまうと良くありません。30分から1時間以内 で作業を終える事が大切です。 株分けが終わったら土の表面に堆肥でマルチングをし、鉢底から十分に 水が流れ出るまで与えます。マルチングの堆肥は鉢土の乾燥を防ぐ役割 があります。マルチングをしているからと水遣りを怠ると、その時点で 枯れる事になります。根が完全に活着するまでは、水遣りを怠らないよ うに注意して下さい。 作業が終わっても肥料は与えません。肥料は翌年の2月に寒肥えとして 1回だけ与えます。それ以外の時期は与えてはいけません。 液肥では養分不足ですから、油粕に骨粉を2~3割混ぜた物を鉢の淵に 施して下さい。
お礼
詳細にわたるご回答いただきありがとうございました。 3月くらいに株分けしたいと思います。 ありがとうございました。