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キウイフルーツの剪定
10年以上間違った剪定方法で(棚から横に出たツルだけを毎年刈り込んで)育てられ4メートル以上(棚から上で2メートル以上)の高さのツルの塊になり亜主枝と側枝も絡み合いツルの塊の外側に結果母枝(発育枝)がある状態です。 それでも毎年数百個も実がなり収穫を楽しみにしている方もいます。 なんとか来年の収穫も見込める剪定方法を教えてください。
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まずは剪定のイメージから・・・ <剪定写真イメージのみ見てください> http://f61.aaa.livedoor.jp/~skcnc/green/kiwi/kiwic/sentei.html http://www.city.yokkaichi.mie.jp/farm/kaju/kiui.peji/kiuisenntei.htm http://www.pref.chiba.lg.jp/fukyu/field_note/kaju/kaju_0601.html <キウイの剪定>よくお読み下さい。 http://www.h.chiba-u.jp/soudan/kajyu/kiwi3.htm http://pub.ne.jp/mahora/?entry_id=1902833 (※サイトによっても差があるので写真でイメージして下さい) 我が家でも毎年実を付けています。キウイはすぐにジャングルのようになってしまいますから選定回数が多くなります。(枝自体は柔らかいですから切り易くはありますが)。 まずキウイの場合ですが、枝が少なくても沢山生ります。棚からはみ出した部分と上に伸びた部分は思い切ってすべてカットして下さい。(但し棚に這わすことの出来る部分は這わせましょう) さて本題ですが、 1.今年結実した部分(8節位まで)には芽が出ないので、1~1.5m以下ならその枝は付け根よりカット。(バランスを取る為残す場合も、果実が付いた枝では最終結実節から先端側5~7節を残して切り返し、“少なめ”にする) 2.突発枝(太い枝・徒長枝・一昨年より前の枝からは花芽の付いた枝は出ない)はカット。 (残すと栄養を取られてしまいます) 3.針金のような細長い枝は今後かれる可能性があるのでカット。 4.昨年の葉の付け根の跡が大きく膨らんでいる所は、花芽を持っているのでこの部分を残さないと、花が咲かず実ができない。(発育枝として残す) 5.雄木は細い発育枝だけ少し残して全て短くカット。 【参考】:枝の勢力順位としては主枝>亜主枝(突発枝)>側枝>結実母枝・発育枝 <まとめ> ●上記を参考に、今年結実しなかった来年の芽が有る発育枝(針金のように細い枝は除く)を、5~8節程度を残して切り返します。まわりの枝が少なければ長めでも良い。少なければ長めにします。枝の間隔は1mに3本位ある程度が良いと思います。邪魔な枝(不必要な枝)は全てカットすることが大きい実を沢山付けるコツです。“来年の芽のある発育枝さえ残せば、枝が少なすぎるということは決して有りません”。
お礼
とても的確で状況にあった回答ありがとうございました。 10年以上も放置すると本当に手が付けられなくなり結構な方達が諦めて辞めてしまうそうです。 そういう方達にとってもこの回答はとても役に立つと思いました。
補足
回答ありがとうございます。 主枝が棚を這うように6~8m位伸びその間には枝が出ていません。 側枝も500円硬貨位太く絡まり合い棚に巻きつき食い込んでいます。 約10年周りだけ切っていたので棚から上はまったく手付かずな状態で亜主枝も側枝も10年生以上です。 節芽のある枝は上空4mか棚から1m以上はみ出た部分にしかありません。 自分の庭でも作っているので基本的な作り方や剪定の仕方は知ってたので頼まれたのですがこんな状態は初めてで困っています。 主枝だけ残せば数年後に写真のようになるのでしょうが来年も収穫を楽しむ剪定の方法があれば教えてください。