- ベストアンサー
高齢者への新型インフルエンザ予防接種について
新型インフルエンザ予防注射についてお尋ねします。 父(92歳)、母(83歳)が明日予防注射をする予定なのですが、ここに来てその副作用の危険性が心配になってきました。 父は心臓の右脚ブロックなんとかで薬を飲んでおります(すみません、詳しくはわかりません)。母は15年前に乳がんをし、今は高血圧で薬を飲んでおります。 二人だけでなんとかそれなりに普通に日常生活をしていています。 高齢者への予防注射は副作用が危険だとか、もし罹った場合には軽減するので良いとか、色々聞きます。 期日が明日に迫っていますので、早めのご意見をお願いいしたいと思います。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ワクチンをしていればインフルエンザにかかっても症状が軽くてすむと言われています。 しかし、それはそう言われているだけ、宣伝されているだけではないでしょうか。 数十種あるウィルスで風邪症状が引起され、その内のまだ新しく代表的なものが新型インフルであり、これも1-2年後には抵抗力の付いた人が多くなり普通のインフルとなっていくようです。 また、今年の新型インフルはこれまでの通常のインフルと感染率、症状、重症化率、死亡率とも余り変りないようですし、製薬会社、マスコミは大騒ぎしすぎているように思われます。 また、ハイリスクグループ: 基礎疾患を有している人、免疫系が弱っている人はワクチンの副作用も強く現れ易いので、ワクチン接種もハイリスクとなるとする報告もあります。 しかし、薬品、薬等の効果テストで採用されているランダムテスト:RCT:接種担当者、医者、ワクチンを受ける人全てに効果についての予断を持たせないために、くじ引きで接種者を決め、試験担当者のみが誰に実薬、誰に偽薬:プラセボを与えたかを記録しておき最終的にその2グループ間の効果の有意差があるかどうかいった形での大規模な試験による確認は取られていないようです。 製薬会社ではワクチン被害訴訟に対しての免責を要求しています。 正しく行おうとしてもフィールドテストでは個人個人でのインフル抗体の上昇率、健康状態、栄養状態、基礎疾患、感染確率、症状の重症度の判別基準、年齢等、多くのパラメータが最終結果に影響を与えます。 インフルに掛かる人の割合が1/3、その内入院の必要な重症化する人が1/1000、死亡者が1/10万だとすると3000人に1人が重症化、ワクチンを接種しない人も合わせると6000人、効果の判定にはその最低でも5倍位の人を対象とした実地試験が必要とされると思います。 (重症化の割合がもっと高く見積もり、症状のアナログなレベル分け(例えば5段階)を取り入れたとしても数千人レベルでのテストをしないとはっきりした事は言えないと思われます) ワクチン効果は数百人単位で抗体値の一定割合での上昇、発症者数の増減(比較対照?)等の報告はありますが、以上のように重症化を防ぐはっきりとしたエビデンスはないようです。 (専門家ではありませんので、学会誌、専門部会での報告等を参照した訳ではありませんが) また、インフルに掛かる事は防げないが、重症化は防ぐのはどのような働きによるのかが自分には理解できません。 インフルに掛かる割合が少なくなるのでしたらワクチンによる抗体の増加が有効に働いていたと言えます。 しかし、ウィルスの量が少ない段階で防ぐ事が出来なかった場合、増えてしまったウィルスに対抗するのは本人の免疫系、(ウィルスに直接対抗する、或いは)免疫系を活発化する薬によるものが主で、ワクチンの効果はあったとしても従の役割しか無いのではと思われます。 (こそ泥の侵入は少し防げますが、複数侵入のこそ泥、居直り強盗対策には有効な警備犬達ですと例えたら言いすぎでしょうが.....) http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html 新型インフルエンザ対策関連情報 http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1218-01.pdf 新型インフルエンザワクチンの接種後副反応報告 及び推定接種者数について 21.12.18 推定接種者 1020万人 副反応 1736, 内重症 254, 内死亡 90 http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou.html 新型インフルエンザに関する報道発表資料 http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1216-01.pdf 新型インフルエンザ患者国内発生について 平成21年12月16日 入院患者累計 12923名、死亡 116名 12/17 122名 http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1214-04.pdf 21.12.11 推定インフル患者数 1414万名 http://www.info.pmda.go.jp/ 医薬品医療機器情報提供ホームページ http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_anzen/file/PMDSI261.pdf#page=22 参考1.平成20年度のインフルエンザワクチンによる副作用の報告等について http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-top.html 前橋レポート http://tanakanews.com/090430swineflu.php 豚インフルエンザの戦時体制 http://tanakanews.com/090729flu.htm インフルエンザ強制予防接種の恐怖 http://www.thinker-japan.sakura.ne.jp/dontvaccinated.html http://www.thinker-japan.sakura.ne.jp/dontvaccinatedkouhan.html http://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/singata-flu-kenkai.htm http://www.cdc.gov/h1n1flu/sick.htm 以上からハイリスクグループの人がワクチン接種することによる死亡リスクは、インフルに掛かった事による死亡リスクよりも大きい、ワクチン接種しない方が良いと言うことにしかならないようです。 (インフル患者/接種者中の高齢者の割合より、死亡者中の高齢者の割合がより高いのでなおさらです) ワクチン接種者は健康な人、基礎疾患があっても普通に生活している人が大部分であり、 重症入院患者には接種しない方針ですから、ワクチンと死亡とは直接関連は無いとは言えない筈です。 外国ではワクチンを政府等関連機関の宣伝にも関わらず、副作用等を気にして無料の場合も含めて接種する人が少なく、ワクチンが余って他の国の援助にまわす、製薬会社に引き取ってもらう話なども出ているようです。 (含有防腐剤:水銀剤のため自閉症他の直ぐには現れない副作用も発表されています。 勿論確率は1/1万のレベルで低いでしょうが、これまで薬の害が言われ、処方が禁止されて発症が少なくなった例は多数あります) england flu shot | vaccine 期間1週間以内、1月以内等を指定してサーチして下さい。 又ワクチンの副作用については同じく次のように期間指定でサーチして下さい。 flu shot | vaccine adverse | side | Guillain また、タミフルは日本で世界の60-75%程度と突出して使用されており、半日、一日程度解熱を早めますが、熱でウィールスに抵抗しているのを妨げ治るのを引き伸ばしたり、免疫の過剰反応を強め、症状を重くすることもあるようです。 従って外国では健康な人の発熱や喉の痛み程度の場合タミフル等は処方しないのが普通のようです。 以上の通り高齢者だけでなく健康な方であってもワクチン接種はリスクが多いので避けられたが良いと思います。
お礼
早速の詳しい回答、ありがとうございました。 色々読ませて貰いましたが、結局最後は自己責任で判断をするということですね。 素人には難しいことです。 万分の一の世界が果たして、多いのか少ないのか。 本人に当たってしまうと、それは100%ということになりますし。。。 両親には止めるように説得しようと思います。 お世話になりました。