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地震発表、震度よりもマグニチュード、どちらが大切?
例えば、速報記事※1など、ニュースを見ますと、マグニチュードはすぐに発表されますが、実際の被害などに影響がありそうな震度の発表は表示されないなどいつも、不思議に思っています。 個人的には、マグニチュードよりも震度の方が重要だと思うのですが、 ニュースなどでは反対のように感じます。 なぜでしょうか? ※・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009122000001
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質問者が選んだベストアンサー
各地の震度情報テレメータシステム等から自動収集されて気象庁が発表するのは、まず震度です。 ご質問の通り、被害を計るには震度の方が重要ですから、テレビやラジオの速報は震度が先というのが基本です。 各震度計データから震源が特定されてから震源位置・深度と推定マグニチュードが発表されています。 つまり、従来の報道においては震度情報→震源情報という流れが基本です。 しかし、近年では緊急地震速報において震源地近くの震度等からマグニチュードをリアルタイムに推計して地震波より先に予測情報として報せるという仕組みが生まれましたので、震源情報を供給する体制が整っていることも影響しているのかもしれません。 後に続く余震を予測する手段としても震源情報の方が有効ですし、海洋が震源となる場合には津波を予測する手段としてまず震源情報を伝える必要があります。(海底地震計の震度を報道してもあまりピンとこない、というのもあるでしょう) 震度より震源を報せることが重要であるケースも多いわけです。 あとは、新聞やニュースの記事や原稿としてまとめる場合の事情だと思います。 新聞記事等の場合、電信系の報道と違って実際的な速報性よりも客観性・記録性が重要視されますので、観測環境等の相対的要因に左右される震度よりも震源情報の方が数値的指標として重宝されるのだと思います。 また地震計震度と観測地名をただ並べるよりも、震源の情報と主な被害状況を抜粋して伝える方が簡潔に報道できるということなのかもしれません。 個人的には、マグニチュードは一般には理解しづらい指標だと感じます。 対数であるこの数値を聞いて地震の強度をすぐ理解するのはかなり難しく、また震源地の位置と組み合わせないと客観的な評価も難しいものです。 震度の方が分かりやすいのですが、一長一短というところでしょう。
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- opechorse
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本来の震度は、地震の被害があってその被害の度合いを示す指数 これが、常識的に考えて地震の大きさに近似するから 地震の規模に使われる なので、各地点の地震計を集計しないと発表できない マグニチュードは地震で放出したエネルギー量 なので、地震波の波形とかで計算できるから 早く発表される 数箇所の地点で計算して、値が近ければOKなのでね
- pri_tama
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気象庁が管理する震度計は400台位しか無いので、第一報の所謂「地震」「やや大きな地震」「強い地震」「非常に強い地震」といった区分には使えますが、町村単位での震度には他の部署の震度計の情報提供とその情報の精査が必要です。 (なお、震度情報に利用可能とされている震度計は約4,200台) あと、震度は地震計の置かれた地盤の強度や剛性、空洞の有無とその大きさ、及び含まれる水分の量などで大きく変る為、他の地震との比較に使うには少々問題が有ります。 それに、震度と言うのは日本独自の指標(他が12段階の所を、0から7の10段階[5と6が2段階ずつある])ですから、別の指標を使用している海外の震度情報を流すと混乱されてしまいます。 (他の指標としては、メルカリ震度階級、メドヴェーデフ・シュポンホイアー・カルニク震度階級、地震烈度、ヨーロッパ震度階級などが有る。) 震度情報って被害状況を認識しやすくする目的ですから、生活様式(家屋が木造主体かどうかなどで被害が違ってきますから…。)などが違う地域によって指標に差異が有っても仕方ないかと思いますし…。
- tanuki4u
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例のものが海外だから ※ 邦人が一人死んだら大ニュースだが、海外で100人くらい死んでも小さな扱いになるのは地震に限らず多い。 http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009121900090&rel=j&g=soc これなどは震度優先。国内だから。 国内で ○○が震度5 とかいうのは、親戚もいるし・・・とニュース価値があるが、海外の知らない地名の震度を出されても気にならないというのが正直なところのニュースを見る日本人の反応です。 海外の地震の場合 1 マグニチュードがでかくて、津波がくるんじゃないか? 2 罹災者がたくさん出ました この辺が日本人の地震のニュースへの関心です。
お礼
回答いただきありがとうございます。 海外だからというのは一理あるかもしれませんね。 ただ、たまたま見つけたものがそうかもしれませんが、 http://www.asahi.com/information/db/anotoki/images/pic_20080419.jpg 例えば、朝日の見出しだと、M7.2震度6このように国内でもマグニチュードの方が優先されている感じを受けます。優先とまでは行かなくても、同列程度の扱いになっていますが、個人的には震度の方がかなり重要だと思うのですが、なぜ、マグニチュードが同列扱いなのでしょうか? 例えば、地下深くで、マグニチュード7、震度4だと、津波の心配も少ないように思いますが、逆に、地上ギリギリで、マグニチュード4、震度7だと津波の心配があるような感じます。 また、海外の事例についてでもですが、マグニチュードよりも震度の方が被害状況を推測しやすいように感じますが如何ですかね? 例えば、今回の見出し、 「台湾沖でM6.8の地震」ですが、地盤や震源によっては、震度5や5強の可能性もあるかと思い、推測も難しいため、震度を調べたところ震度4でした。 マグニチュードは学術的な意味で、地震のエネルギー量を示しているように感じますが、被害があったかどうかについては推測非常に難しいように感じています。
補足
回答いただきありがとうございます。 海外だからというのは一理あるかもしれませんね。 ただ、たまたま見つけたものがそうかもしれませんが、 http://www.asahi.com/information/db/anotoki/images/pic_20080419.jpg 例えば、朝日の見出しだと、M7.2震度6このように国内でもマグニチュードの方が優先されている感じを受けます。優先とまでは行かなくても、同列程度の扱いになっていますが、個人的には震度の方がかなり重要だと思うのですが、なぜ、マグニチュードが同列扱いなのでしょうか? 例えば、地下深くで、マグニチュード7、震度4だと、津波の心配も少ないように思いますが、逆に、地上ギリギリで、マグニチュード4、震度7だと津波の心配があるような感じます。 また、海外の事例についてでもですが、マグニチュードよりも震度の方が被害状況を推測しやすいように感じますが如何ですかね? 例えば、今回の見出し、 「台湾沖でM6.8の地震」ですが、地盤や震源によっては、震度5や5強の可能性もあるかと思い、推測も難しいため、震度を調べたところ震度4でした。 マグニチュードは学術的な意味で、地震のエネルギー量を示しているように感じますが、被害があったかどうかについては推測非常に難しいように感じています。
お礼
回答いただきありがとうございます。 とても参考になりました!