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最近の少年漫画は、超能力を使える少年が主人公の作品が多くありませんか?
問1 最近の少年漫画は、不思議な力や特殊能力を使える少年が主人公の作品が多くありませんか? 問2 それに比べ最近は科学の進歩や宇宙に憧れる少年が主人公の作品は少ないと思いませんか?21エモンや銀河鉄道999みたいな。 だとするなら最近はなぜ少ないのでしょうか?
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- NIWAKA_0
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A.1 多いですね、「能力者バトルもの」。 「能力者」は万能ではなく、逆に制限された「能力」しか持たない。 万能ではないため、逆に「いかに『能力』を活かして戦い、勝利するか」というのが話のキモになります。 一種騙しあいのような頭脳バトルになることが多いため、作者のストーリーテリングのウデが問われること、 また(例えばドラゴンボールのような)単純で際限の無いインフレに陥ることが少ないことなどが人気の理由でしょうか 。 このテの「能力者バトルもの」のハシリは、荒木飛呂彦氏の「ジョジョの奇妙な冒険」第3部に出てくる「幽波紋(スタ ンド)」だったと思います。 荒木氏は元々、騙しあいの頭脳戦を考え出すのが上手かったため、この「能力者バトルもの」というジャンルの面白さを 存分に発揮することが出来、結果「コレはイケル」と踏んだ人々が泥鰌を求めて柳の下に集ったわけです。 もっとも、読者の予想を裏切る「騙しあいの頭脳バトル」を考え出さなきゃいけないわけで、頭のいい人じゃないと活かせないとは思うのですが。 A.2 う~~ん・・・、単純に宇宙に夢を見る人が減ったってことなのではと。 宇宙作家クラブに期待しましょう。 http://www.sacj.org/
- booter
- ベストアンサー率34% (269/769)
直接の回答ではありませんが、疑問を解消する際の一助となればと思い回答致します。 そもそもどういった物語が面白いのか、と言った所では「理解しうる範囲での身近な表現で、奇妙な考えや多彩な経験を表現によって追体験してその新鮮味に快感を覚える」ストーリーが面白く感じる、と言った所が古今東西共通で言えるように思います。 原因の一つとして、そして人間が想像していた範囲での科学の発展はほぼ「できる」「できない」で区分けされてしまった。つまり未知の部分が少なくなってきてしまった事があげられると思います。 アマゾンの秘境が未知でもなんでもなくなってテレビで探検隊を組んでも面白くないのと一緒です。 そうなると人間がわくわくする未知の領域とは何か、と考えると今の科学で説明できない、あるいは現在の科学であともうちょっとで実現できそうだけれども現実にはちょっと無理、という領域の方に行ってしまうのだと思います。 原因の二つ目はエンターテイメントの媒体が増えてきている事。 前提として少し別の事から説明しますが、現在の物語は何故科学よりも幻想などの不思議な物語を支持するのかという部分において、これは物語が未来志向なのか過去志向なのか、もっと言うと人間が作りうる未来すなわち能動的志向なのか、あるいは奇妙なものを感じる受動的志向か、人工物か、それとも既に並行して存在する異世界なのかとも言えますが、多くの作品群はこの数直線状の中間でそれぞれの比重を取る事によってそれぞれの作品の色を出しています。 そして、ファンタジーなどは完全に異世界ものとして作られていますが、 多くの日本の作品群は異世界と科学の融合で成り立っています。ポケモン・ロボットもの・変身ヒーローもの・トランスフォーマーあたりがそうです。 古くはバビル2世・不思議なメルモあたりからでしょうね。 あるいはカムイ・ワタリなどの忍者マンガでは異能力と見せかけ、実はこんな仕掛けだったんだよ、という解説があるので、どちらかというとこれも科学寄りでしょうか。 横山系のマンガでは科学的なものを扱うに留まらず、本人自身が能力者であったりしますので、一概に「昔のマンガは能力系ではなかった」と言える事はできません。 また、最近の科学寄りな作品は甲殻機動隊など、表現の幅が広がるものとして電子媒体が選ばれているように私は感じます。電子が絡むものになるので、どうしてもプロット・ストーリーが複雑、あるいは単純に分かりにくい形になりますが、では分かりやすく作り手側にも加工しやすいものは何か、と言った時に異能力が出てくるのだと思います。 そうした中で最近は魔法ものが増えてきた事も否めません。加工が容易だからです。こうしたものが増えて着たのは事実ですが、これはエンターテイメントの供給数が増えたという事なのであって、上に挙げたとおり、まだまだ子供向けの番組には科学が使われている状態です。 また、「宇宙を題材にした作品が少ない、科学離れだ! 」という危惧もあると思いますが、現在はワンピースに代表されるように、宇宙ではなく海に対象が向かっております。私が想像するに科学離れの傾向だから宇宙を題材にしない訳ではなく、あくまで舞台として使いやすいか使いにくいかの作者側の都合によるものなのだと考えています。
- ysyee
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問1 最近の少年漫画は、ということでもないんじゃないでしょうか。 昔から主人公は大体特殊な能力や、特別な才能をもっている人が多いです。 他の作品の2番煎じになることをさけるために、設定に力を入れている作品がかなりあることは確かですが。 むしろあまり才能のない主人公も、最近は増えてきている気がします。 問2 こちらも問1と同じ様な回答になってしまいますが、それほどすくないわけではないと考えます。 昔からそれほど多くはないです。(解釈の仕方にも寄りますが) なぜ少ないのかと言えば、それは題材として中々難しいものであり、漫画で扱うのには多少困難な分野だからではないでしょうか。