道糸の方が同じ磯竿の号数でも個人個人千差万別で、ハリスより竿に対しての
対応力はありますから、表示しにくい部分はあるでしょうね。
私の地元では例えば1号から1.25号位の竿なら道糸1.5号が主流で、尾長や
大型の口太が出る場合で1.75号が普通ですが、道糸3号以上を使う人もごくまれにいます。
それでも常識的に1.25号の竿で40cm前後の口太でしたらハリスは1.5号からどんなに太くても2号までが
基準ですから、竿に対しての適合ハリスを表示していないと、1.25号の
竿に3号の道糸、3号のハリスでレバーやドラッグでうまく逆転が出来なければ
大型の急な突っ込みで竿の限界強度を超えて破損してしまいます。
ですからメーカーとしてはこのハリスの使用範囲でバランスの取れた仕掛けで
釣らなければ破損しても責任は負えませんよ的な表示だと思います。
ただハリスの表示も上の限界が高すぎるので例えば1.5号から4号までと
なっていたら下から半分まで(1.5号からせいぜい2.5号ぐらいまで)で
使うのが常識的でしょうね。
ごくまれに1号の竿に2.5号の道糸、3号のハリス、ハリス1ヒロに4Bのウキに
4Bのクッションシンカーなどという、釣りTVに出てくる磯釣り師なども
いますが、決して参考にしてはいけないですね。
(TVでこんな仕掛けを自信たっぷりに講釈を交えて紹介するのは、初心者などが
参考にしかねないので結構問題だと思いますがねぇ・・・)
お礼
毎度ご教授ありがとうございます。 ハリスと道糸のバランスは確かに各々まちまちですし、糸の強度なんかもグレードがある為ハリスを基準としてバランスよく仕掛けを作ればいいんですね。それにしても仕掛けが細いですね。腕のレベルが窺えます。 仕掛けは太めにしても1号の竿の方が引きが楽しめるんだと間違いしてました。(おっしゃる通り適合ハリスの上限が高いので)余程の腕でなければ竿が折れちゃいますね。他にも質問がありますので、よろしければ覗いてくださいね。