外国の車は、馬車からのスタートです。
馬車の馬が内燃機関に取って代わったんです。
移動距離も長く、馬も大事にします。
その精神は外国人ユーザーには受け継がれています。
つまり、車をちゃんと管理して永く乗ると言うことです。
ビートルなんて30年ぐらい楽々乗ります。
そして、街の作りも馬車が基本です。
往来は広く、離合も楽々です。
日本の場合、徒歩と大八車がスタートです。
日本の馬はポニーに近いです。
映画やTVに出てくる馬は外国の馬です。
ですから、日本の道路は狭いですね。徒歩と大八車、リヤカーが通れば良かったんですから。
また、城下町などはわざと狭く入り組んで創られています。
自動車を庶民が乗り出したのは戦後しばらく経ってから。
復興もかなり進んでいますから、道路ももう拡幅するのは大変です。
ならば、小回りの利く車を作ろうと言うことになります。
外国の場合、馬が病気になってもちゃんと面倒を見ます。
そのまま、車が少々壊れても修理をすればいいという考えになります。
ですから、故障が多くても「修理すればいい」という考えになります。
おおざっぱと言えばおおざっぱですね。
その分、車体自体はかなり丈夫です。
日本人は勤勉ですが、少々神経質です。
壊れることが嫌いなんですね。
だから、日本のメーカーは「壊れない」車を造ろうと躍起になります。
性能が良いというか、燃費が良く、小回りが利き、壊れにくい車 これが日本車です。
そのかわり、燃費を良くするために車体は脆弱ですし、艤装も貧弱です。
11年経てば2年車検から1年車検に変わりましたし、定期交換部品も多数有りましたから、それぐらいで買い換える人がほとんどでした。
10年ぐらい持てばOKだったんです。
最高速度だって100キロで十分だし。
外国の来るまでは50年乗ってまだ走れる車もあります。
500万キロ近く走った車もあります。
ヨーロッパの中・大型乗用車は200キロで1時間走ってもへこたれません。
最近は、日本の車は多く外国に輸出されていますし、外車メーカーも日本は大きなユーザーとして見られています。
貧弱、貧相だけれども、壊れない日本車を選んだり、おおざっぱだけれども走る魅力に溢れた車を選んだり。
好みだから好きにしてってとこかな。
外国製の車は、日本に工場がありませんから、部品や車本体は全て輸入です。
当然、輸送料は乗せられています。
定期交換などの部品は、読めますから船でもかまいませんが、特別な部品は航空便ですから、その分高くなります。
お礼
そういう事情で外車と日本車に違いがあるのですね 日本は75パーセントが山地で道も狭いですしだから小回りがきく車が開発されたのですね(^-^)/ありがとうございます