メタセコイアはスギ科メタセコイア属の針葉樹で、和名をアケボノスギ
と言います。樹木には家庭向きと家庭不向きがありますが、この樹木の
場合は家庭不向きになります。
背丈が15~20m程度になりますから、一般的には街路樹や公園など
で植えられている事が多いですね。
家庭で植えてしまうと、場合によっては家屋の基礎やブロック塀などを
根によって破壊してしまう恐れもあります。
自然体で栽培する事が基本ですから、芯止めをして樹形を乱してしまう
と本来の景観が損なわれてしまいます。芯止めをして高さ調整をすれば
可能と言う方も居られますが、それではメタセコイアが持つ本来の価値
が失われてしまいます。
最初の頃は楽しめるはずですが、若木では生長が速いので直ぐに大きく
なってしまいます。メタセコイアだけのために、他の樹木や草花などが
植えられずに影響をモロに受けてしまう事は避けられません。
どの程度の庭か分かりませんが、将来的に問題が生じる樹木を植栽しよ
うと考えず、ヒノキ科やイトスギ科などのコニファーを植えられた方が
無難かも知れませんよ。
メタセコイヤは生きた化石とも言われ、珍しい樹木のようです。
そのような珍しい樹木を植えるのも結構ですが、樹木には珍しいと言う
よりも面白い名前が付けられた樹木も多くあります。例えばハンカチの
木やメグスリノキ、ホウキノキなどのような樹木も販売されています。
とにかく周辺の環境や家屋とのバランスを考え、特に家屋に被害を及ぼ
さないような樹木を選ぶ事です。
街路樹で多く植えられているケヤキやトウカエデ、クスノキなどは家庭
向きとは言えませんし、イチョウやプラタナスなどのような樹木は葉が
屋根に落ちて雨どいなどを詰まらせる原因になります。
また芯止めをしても樹形が乱れない種類を選ぶ事も必要です。
お礼
詳細のご回答ありがとうございました。 もう少し色々検討したいと思います。 ありがとうございました。