>瀬戸物の容器は加湿器として使えますか。
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加湿器の種類で言えば自然気化式となります。
室内空気の乾燥に伴い、その温度での飽和水蒸気量(気化水分)が満杯に対し、どの程度に含まれているかが相対湿度ですが、その湿度が極端に低い時(乾燥空気)には、壁や観葉植物や水槽(洗面器やタライ)等の水分が気化して、室内の乾燥空気の改善&湿度の向上に使われます。
その様な、乾燥空気に対し自然に水分が気化して(加湿)行うのが自然気化式加湿器です。
例えば、珪藻土の壁や炭の調湿作用は、湿度が高い時には除湿(吸湿)し、湿度が低い時蓄えた水分を放出するのです。
但し、湿度の設定や急速な加湿、目的があっての高加湿設定は→あくまでも自然の成り行き任せの加湿方式なので出来ません。
その様な場合には、機械式(送風ファン)の強制気化式・超音波式・ヒーター式・ヒートファン式・ハイブリッド式(2つの加湿方式を組み合わせたタイプ)等を選ぶ事に成ります。
従って、ご質問の瀬戸物の容器に水を入れておくのは、自然気化式(音無し、風なし、電気代不要)の加湿器に相当するものです。
余程の乾燥状態やエアコン等の電気暖房を利用した場合には、少しでもお肌や毛髪やノドに優しい、お部屋の空気の乾燥防止に貢献すると思います。
しかし、明確な湿度希望や美容・風邪予防・赤ちゃんの健康・暖房の省エネ(体感温度が湿度10%で1℃上がる事から暖房運転の設定温度を下げて使用)、お部屋の家具や人形等の保存等の目的には→瀬戸物の加湿効果での限界を考慮され、別途、機械式加湿器や調湿機能のあるエアコンとか空気清浄機をご利用下さい。
お礼
ありがとうございました。 電気式の加湿器は瀬戸物にはおよばないのですね。電気の小さし加湿器を持っているのですが、やはり自然蒸発は微少なのですね。ありがとうございました。