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加湿器の加湿能力とは
加湿器の加湿能力につて教えてください。 取扱説明書などに書かれている加湿能力 ml/h は、 1時間使用して、水タンクの水が、減った分(ml)を測ればいいのでしょうか? 単に、減った分の、水量 ですか? 知っている方 教えて下さい!!
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加湿器の加湿能力とは 取扱説明書などに書かれている加湿能力 ml/h は、 1時間使用して、水タンクの水が、減った分(ml)を測ればいいのでしょうか? 単に、減った分の、水量 ですか? ↓ 加湿器の(1)方式→気化式・スプレー式・超音波式・ファン式・ヒーター式・ヒートファン式とか2つの方式を組み合わせたハイブリッド式等が有りますが、その方式や(2)使用環境の飽和水蒸気圧とか空質要素(温度・湿度・気流・換気)や(3)部屋の床面や壁等の材質、(4)加湿器の湿度設定や風量&運転モード、(5)その他によっても変わります。 それは、使用環境と希望(設定)湿度の関係で加湿量(空間への水分放出は決まり)加湿器の性能や仕様に応じて自動で湿度設定付近に達するまで加湿運転を続けます。 従って、仰るような ◇1時間使用して、水タンクの水が、減った分(ml)は加湿量であり、加湿能力は任意(強・中・弱etc)の設定条件下に於ける水蒸気の放出水分量であり、加湿量とは異なります。 ◇その水分の減り方は、現在の加湿器の使用前の空質条件と加湿器によって希望(設定)される湿度と運転モードにより決まりますが、前項で触れたように和室や洋室、部屋の広さや換気状況、床面や天井や壁&窓面の材質、外部環境等で変動するものですから、加湿能力には畳数当りorm2当りの目安となる水分放出量であります。 ◇ご質問の場合で言えば、根拠となる諸要素が設定された条件下における当該加湿器の1時間運転による水分放出量と言う事に成ります。 ※ご参考まで >加湿器について ↓ Q1: よく小型の物で適用床面積約1畳とゆう物をみかけます。 これを枕元に置けば風邪予防に十分な加湿はできますか?ちなみに除菌効果が付いてる物なら除菌効果期待できますでしょうか? A1: 湿度は均一性があり、温度による飽和蒸気圧の関連性とお部屋全体に分布する性質があり、壁やサッシにて外気による温度の低い所での結露や湿度の低い所に湿気が吸収されるので、適用面積が1畳と言うのはお部屋と言う定義には該当しません。 それは、お部屋を任意の湿度または快適とされる湿度にする事もキープも出来ず、単なるインテリアか枕元に置いて喉や毛髪や肌に保湿効果を少しは期待する(実際には、感想状態の改善は無理であり、気休め程度)商品です。 加湿能力から言えば、現在は、お部屋の条件(負荷)を細かく設定して、加湿器の適用面積→逆に言えば適室面積から適用機種を選ぶようになっておりますが・・・ 従前の簡易計算では木造のお部屋では(確か、北海道の苫小牧が基準地域)1畳当たり50ml/hで簡易計算して加湿器を選んでいました・・・詰まり6畳なら300ml/hの加湿能力機種が必要です。 Q2: ちなみにハイブリッド式と超音波式とゆうのはどういった違いがありますか? 主な加湿方式 ◇気化式 自然に湿度が高い所から低い所へ移動する事を利用した加湿方式<洗面器や水面から水蒸気が上がっている状態> 構造が簡単で電気代や運転音が低い、一方で水タンクが大きく湿度調節は成り行き任せであり、水の中に雑菌の繁殖時には加湿水蒸気(湿気)に雑菌が混入しており、呼吸を通じて体内に流入する為に加湿器熱と呼ばれるような呼吸疾患の原因にもなる。 ◇超音波式 気化式が成り行き任せで、能力が小さく・湿度コントロールが出来ず、本体(水タンク)が大きい短所があるのに対し、超音波振動で川面の霧のように水蒸気を攪拌して発生させる、その回転数や送風で加湿量を増減コントロール・湿度調整が出来る。 しかし、水道水の塩素による殺菌・除菌能力が時間経過で薄れて来ると攪拌しているだけなので、雑菌の発生や呼吸器疾患の原因になったり、水蒸気(湿気)による金属の錆、音響製品の音感の狂い、水道水の中の金属元素(いわゆるカルキ)が白い粉となって付着し、家具を汚損する。 ◇ヒーター式(ヒートファン式) おやかんの湯気と同じくヒーターで沸騰させて水蒸気(湯気)を出すのがヒーター式、それにファンでもってお部屋に広く送り出したり、湯気や吹き出し口の温度をファンの風で冷やす方式がヒートファン式。 沸騰された湯気なので高温消毒と白い粉問題が起こり難く清潔感は優れ、本体サイズは小型に出来ているが、ヒーターの電気代が嵩み、水道水の中のカルキが発熱<加湿>部分で結晶化する為に、クエン酸や歯ブラシでの清掃を必要とします。 また、沸騰する事で沸騰音がポコポコし、吹き出し口の温度が高く成る為に危険、さらに湯気であり小さな赤ちゃんのヤケド等も気になる所です。 ◇ハイブリッド式 電気代・音・サイズ・お手入れ・清潔感の優先順位や良いとこ取りを意図した、加湿器方式の異種組み合わせタイプです。<気化式とヒーター式、超音波式とヒートファン式等の2方式の組み合わせ> 売り手側からは、良い点ばかりを並べ立てますが、同時に両方の短所も受け継いでいますので、買い手側としては短所の面も、中味の方式の吟味と使用目的との関連性の考慮・判別が必要です。 美容(お肌や毛髪の保湿効果)・省エネ(暖房時の体感温度を湿度10%で約1℃上げる効果)・風邪予防(インフルエンザウイルスの活動が湿度50%~では生存率や活動が減少→ハーパーの法則)・除塵や花粉症対応(湿気で浮遊する塵埃やアレルゲンが沈下する為、雨降りには遠くの景色が良く見えたり、花粉症の症状が治まる原理)・赤ちゃんや老人や病弱な方の脱水症状予防etcの優先順位や使用されるお部屋の広さや気密性、それに暖房機の種類(電気暖房では温度上昇により相対湿度が下がる)等の観点から加湿器は有用有効だが、より快適に健康的に安全安心に利用する為には加湿器方式と能力の適正をもって選ばれる事です。 難しく考えればキリがないので、後は売り場のセールスに、上記のポイントについてご相談される事をお薦めします。