こんにちは。
電車運転士をしております。
質問文に添付してある通りの内容で、
2階⇒上り線(品川方面)
3階⇒下り線(横浜方面)
・・・・となります。
切り抜きホームでは普通電車が本線の「快特」などの待避、
羽田空港からの列車の待避を行います。
この立体高架工事が完成する事で、空港線が完全に複線で京急蒲田駅に乗り入れる事が出来、列車本数が増やせます。
また、添付の画像の通りの内容でして、空港線内での折返し運転(蒲田⇔羽田空港)は無くなり、品川方面や横浜方面との直通運転が基本となります。
横浜方面⇔羽田空港方面とは、引き続きスイッチバックでの運転となります。
現行では快特の後に羽田空港行きが連結しているスタイルですが、京急蒲田駅がこの画像の通りで分割併合が出来ません。
また、羽田空港行き4両の乗車率が高く、容量が足りていないので、
横浜方面⇔羽田空港系統は、独立運行になる予定です。
過去には三角線(デルタ線)によってスイッチバックを無くす検討も行いましたが、京急蒲田駅のスペース上、不可能と判断。
質問者様が添付された内容の通り、2層式の駅となりました。
京急蒲田を出た空港線、出発駅(品川方面からor横浜方面から)によっては逆線での発車となります。
その為、京急蒲田~糀谷の間でポイントを設置し、糀谷駅手前で正規の線路に戻る構造となります。
来年には、先ず上り線のみ高架に移設します。
先に書いたとおり、京急蒲田駅では出発駅によって逆線での出発となります。
しかし、京急蒲田~糀谷では高架⇔地上に戻す仮設線を設ける事は出来ないので、上り線が高架に移る際は、逆線から正規の線路に戻るポイントの設置箇所は、糀谷ではなく、糀谷~大鳥居の高架線工事終了箇所となります。
上り線のみ高架上の期間については、糀谷駅での羽田空港行きの発着ホームは、発着駅によって上下で分かれることとなります。
お礼
ありがとうございます。 確かに、羽田空港に行く電車でも品川から来たか横浜から来たかで 蒲田を発車するホームが違うのですね。 ということは糀谷駅は、それぞれのホームに羽田行きと蒲田方向行きが 来るのですね。