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「桐」の得手不得手
「桐」というデータベースソフトがありますね。 「Access」と「ファイルメーカー」については仕事で使っているので、大体の感触は知っているつもりですが、「桐」は使ったことがありません。 どんな得手不得手を持ったソフトですか?お教え願いたいのですが・・・。 ちなみに「教えて!goo」の過去ログで、日本語が得意、大規模データベースには向かない、程度は調べられましたが、詳しくは分りませんでした。現状の業務的には15000件~30000件くらいの会員データベースを、サーバ-クライアント式のネットワーク(端末数台、WindowsNT-98/Me/XP)上で上記のソフトを使い分けて運用しています。
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- whitepepper
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》 それから、どなたか、ファイルメーカーと比較してのご回答がいただけると尚ありがたいのですが、いかがでしょうか? 正直、この発言はちょっと不愉快ですね。「どれも見たことはないんですが、サッカーと野球とバスケットと、どれがいちばん面白いか教えてください」と言っているようなものです。 あなた自身、どのデータベースソフトもマスターしておられない。だから人に訊かないと何もわからない。それでは主体的な判断はできません。これでは、もし社内で提案しても説得力はありません。 それで、どれでもいいから一つマスターすれば、それぞれ他の良さがわかるようになってきます。私自身、桐が好きだけど、Accessの良さは知っているし、ExcelやHyperCardのユニークさもわかります。 私があなたの立場なら、Accessはまだしも、ファイルメーカーは全く選択肢に入れないですね。もしファイルメーカーに「桐井戸端BBS」のようなサイトができているなら、どうぞ選択肢に入れたらいいでしょう。
- whitepepper
- ベストアンサー率27% (683/2442)
私もDOS時代から使っています。確かバージョン3からでしたか。当初はマニュアルが難解で、電話サポートもぶっきらぼうでしたが、今の製品は極めてわかりやすいし、使いやすいです。なぜ流行らないのか不思議です。 まず欠点ですが、個人ユースではほとんど思い当たりません。周りで誰も使っていないので、データやスクリプトの互換性をとりにくいことぐらいでしょうか。 それで、たぶん、いちばんの欠点はWebやSQLサーバーとの連携でしょうね。これはできない相談です。 けっこう強力なスクリプト言語「一括処理」機能を持っています。これは日本語、すわなち漢字で記述するようになっています。とてもユニークです。日本語で書かれたプログラムは、非常に視認性がよいです。けれども、他に類を見ませんので、開発者は慣れるのに苦労するでしょうし、もちろん互換性はありません。それとインタプリタですので、実行速度は遅いです。また、サブルーチンとして途中で別ファイルを実行すると、戻ってきてくれません。 すなわち、定型業務処理システムを構築するよりも、エンドユーザーが自ら企画し、対話式でデータを処理するのに向いていると思います。 利点ですが、文字列関数、その他が豊富です。それで、ほとんど対話式で処理できます。Accessを触ってみて思ったことは「なんと関数が少ないことか」でした。それで、どうしてもVBAを使わざるを得ません。Accessはエンドユーザー向けのアプリケーションではありません。 印刷では桐の独壇場でしょう。Accessでは絶対できない2byte文字の処理(たとえば上下反転印刷)がいとも簡単にできてしまいます。 》15000件~30000件くらいの会員データベース これはとても手頃な量ですね。まず問題ないですね。もちろんネットワーク対応です。 かつて、DOS時代に8MHzのV30のCPUを使って、3万2千件、索引付き12MB、実質約5MBの文字列中心のデータベースを扱っていたことがありました。当時のパソコンにはべらぼうな量でしたが、そこそこストレスを感じることなく扱えていました。 よくも640KBのユーザーメモリでここまでやれるもんだ、とつくづく思ったものです。いずれにしても、処理速度で不満を感じたことはありません。 あと、管理工学研究所は、バグ付きソフトを出すのを最大の恥とするところみたいですね。それで「操作ミスか、ソフトのバグか」と判断に迷うことはありません。そのためか、バージョンアップは非常に遅いです。 また行儀のいいソフトの作り方をする会社です。その証拠に、DOS版の「松」や「桐」は、印刷はできませんが、Windows98上でも不都合なく動きます。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。マイクロソフト関連のソフトに慣れている自分としては、大変ユニークなソフトだなあと感じます。根強いファンがいる、というのもうなずけます。 30000件ぐらいが手ごろ、というのもありがたいですね。ただ実際に使うかどうかは、今のところ分りません。ウェブとの絡みがあるので・・・。 それから、どなたか、ファイルメーカーと比較してのご回答がいただけると尚ありがたいのですが、いかがでしょうか?
- coco1
- ベストアンサー率25% (323/1260)
DOS時代のバージョン4以来のユーザです。 得意はなんと言っても、下手なワープロ顔負けの印刷品質でしょう。定型用紙などサイズにどんぴしゃりの印刷がなんのプログラミングもなしにすぐにできます。 ワープロでも差し込み印刷とかあれこれ駆使しなければなりませんが、桐単体でミリ単位でできます。 また、大規模データベースには向かないとはいっても、ACCESSと同規模くらいのデータベースは構築できます。少なくとも中小企業クラスの実務には十分です(事業内容にもよりますが)し、実際、管理工学研究所でも顧客管理などに使っていると聞いています。 また、日本語を使った独自のマクロが評価が分かれるところですが、日本語による可読性の高さは、のちのちの保守で威力を発揮します。 このマクロ(一括処理と呼んでいます)は、最近はやりのRAD環境でもないし、構造化言語でもない、どちらかというと従来のバッチ処理にも似た、手続きを順に記述していくタイプのものですが、それ故、プログラミングのイロハを知らない素人にもそこそこのマクロがすぐに作れます。定型業務ならキートレースがありますので、それこそノンコーディングでできます。 Excelでデータベースもどきを設計するくらいの技量があればすぐに使いこなせると思います。 不得意は、webへの連携が弱い、実行形式のテーブルを作成できない、高いということでしょうか。 つまり、URLがある項目をクリックしたらそのアドレスのサイトが表示されるとか、CGIからテーブルにアクセスするとかができない、便利なマクロを作って配布したいと思ったら配布先にも桐がないといけない、しかも高くて個人では手が出しにくい、と言うことです。 現代の製品としては致命的かも知れません、 実は、私も最新版のバージョン9にはアップグレードしませんでした。 SQLを覚えて、MysqlやPHPなどの環境を使えばどんなデータベースも自由に設計できますから、これといって魅力を感じなくなったのです。 しかし、アクセスも業務アプリが組める程度には使ってきましたが、どちらが使いよかったかというと断然桐です。 何がなんでもクエリ、フォームを設計しないと何もできないアクセスとは違い、とりあえず表の状態(会話処理)だけでも実用になるのは大きな強みです。
お礼
早々のご回答、ありがとうございました。アクセスと比較しての特徴がよくわかりました。余談ですがアクセスは、システム担当者に組んでもらったものを使用しており、自分では簡単なクエリとレポートが組める程度です(汗)。現在複数のデータベース構築案が持ち上がっているのですが、それぞれ要求が違いまして(笑)、その中には「桐」が役立ちそうなものもありそうな感じです。 ありがとうございました。
「桐」って使用してる人少ないですね~。 私はDOS時代から使用していますが、逆に「Access」使ったこと無いし、一括処理や難しい作業もしてないのでお役に立てませんが、情報収集程度なら参考URLを覗いてみてください。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。さっそく参考URLを開いてみました。情報量が多かったので見切れてはいませんが、かなり概要を知るために役立ちそうです。それから、いかに愛されているソフトか、よく分りました。
お礼
申し訳ございません。自らの不見識により不愉快にさせてしまいました事を深くお詫び申し上げます。 いろいろとお教えいただき、ありがとうございました。