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化学研磨と研ぎの有効性
化学研磨してあるフックは研いでも以前ほど鋭くできない・・との記述をよく見かけます。 ・そもそも化学研磨とはどのように行なうのか? ・なぜ化学研磨したフックを研いでも鋭くならないのか? 以上についてできれば図・画像などをもって説明していただきたく思います。 よろしくお願いします。
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科学研磨の前に研磨とはどういうことなのかを理解しなければいけませんね。図解無しで勘弁してくださいね。 簡単言うと研磨とは固体などの表面を平滑にする事です。 大きな凹凸のある物体の表面をやすりなどで引っ掛けて削ることで非常に小さな凹凸にして平滑な面にするのが普通の研磨になります。 ですからきれいで滑らかな表面に見えても実際には目に見えないレベルのとがった凹凸がある為に再研磨を行うことが容易なんです。 それに比べて科学研磨や電解研磨は物体の表面を溶かして滑らかにする研磨方法を言います。 科学研磨は化学薬品で溶かして、電解研磨は電気で溶かします。 表面を溶かしてしまうので通常のやすりなどで行う研磨と違い表面に削るきっかけとなる、とがった凹凸が無く引っ掛かりが無い状態(表面が滑らかな球面の連続)ですので研磨が出来難いと言う事になります。 ですが全く削れないと言うわけではありません。
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- saltmax
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フックを研ぐということの行動に対する対価ということで考えれば 餌釣りの1号2号の一本数円の物では研いで使うよりは 買った方がいいという判断もあるでしょう。 ならば トリプルの百数十円なら見合うのかということになれば これは仕事ではなく趣味なので 思い入れを込めて研ぐということもあるでしょうし 研げば使えるのに捨てるのはもったいないというのもありますし ヒットしてねとおまじないのようにキャストする前に 研ぐのも悪くないと思います。 ルアーなんて 年々使う数は減っていくので 私は手持ちが数千本あって、パッケージに入ったままの物も500ぐらいはありますが 実際に持ち歩くのは10本ぐらいで現場で使うのは3~5本ぐらいです。 毎回厳選してセレクトするということではなく 気に入った→良く使う→使い方に習熟する→釣れる→良く使う というスパイラルで 使っているのが十個程度ということです。 河口やサーフでは根掛かりで失うことも滅多にないですし ラインチェックをしていればキャストでルアーだけ飛ばすということも ありませんので、週明けの早朝など落ちているルアーを拾って帰れば 来た時よりも増えている場合もよくあります。 (落ちているルアーはほとんどリーダーが付いたまま) それでは 使っていない、当日持ち歩かないものをどうしているかと言えば 使いそうなもの十本ぐらいは用意がしてありますが あまり使う機会がない物は当たってルアーが痛むのでフックを外しています。 使うときに使うものだけ研げばいいと思いますよ。 研いでおいても錆びてしまうし ポイントがぬるければ使うときまた研ぐことになるので。 研いだ所に油性のマジックを塗っておけば少しはもちますが まあ気休め程度です。 道具は ダイヤモンドの幅の狭い薄い板状のファイルです。 ホームセンターに行けば5~600円からあります。 (高級品は1万円くらいしますけど) 粗目と細目が裏表になっている物を使っています。番手は忘れました。 800円くらいだったかな。 釣具屋にも1,000円くらいで薄い板の物があります。 板のたわみが微妙で研ぎやすいですが ダイヤの数が少なく すぐ研げなくなるので、現場でおまじないをかけるのに使ってます。 昔の本を読むとオイルストーンで仕上げをしたりしていた様ですが そこまでやるくらいなら買って交換します。
お礼
なるほど「使うものだけを使う前に」ですね。 参考になりました。 いつもありがとうございます。
- roadhead
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見分け方は化学研磨は表面が丸みを帯びたつやが出ているのに対して普通の研磨はやや角が立っている。 と言ったところでしょうか。
お礼
注意してみてみます。 ありがとうございました。
- saltmax
- ベストアンサー率39% (2997/7599)
http://www.turipress.com/backnum/chisiki16.htm 鋭くということのレベルの違いであって 化学研磨だろうがダイヤモンドのファイルで摺れば削れます。 URLでは 尖頭した時にバリが出るのでメッキの下処理を兼ねて化学研磨すると 書かれていますね。 研磨の技術的な腕の差もあるでしょうが 何回も研ぐと尖端の角度はよほど広範囲に研がないと鈍角に向かいますし メッキや不働態皮膜がとれて錆びてしまうので 研ぐより買ってねということでしょう。 ルアーに付いている太軸のトリプルなんかは 買った時からぬるいポイントがあるので 新品でも研いで使いますけどね。 いいフックに交換すればそれに越したことはありません。 フック重量だけでなくサイズを交換してもルアーの泳ぎが変わるので 交換した後にテストしてくださいね。手軽なチューニングでもあります。
お礼
いつも参考になります。 私はEZE-LAPの中目をとりあえず買って1本磨いて、残りルアーのあまりの膨大さに目がくらんで楽な道を考えています。 saltmaxさんは何をお使いですか?機械でも道具でも教えてください。 ありがとうございます。
お礼
化学研磨に対してイメージがわずかに湧いてきました。要するに「溶かす」わけですね。表面が溶けてツルツルだから砥石に引っかかりにくいと。 もしできれば、ですが、化学研磨とそうでないものの見分け方があれば教えていただけないのでしょうか? よろしくお願いします。