フックを研ぐということの行動に対する対価ということで考えれば
餌釣りの1号2号の一本数円の物では研いで使うよりは
買った方がいいという判断もあるでしょう。
ならば
トリプルの百数十円なら見合うのかということになれば
これは仕事ではなく趣味なので
思い入れを込めて研ぐということもあるでしょうし
研げば使えるのに捨てるのはもったいないというのもありますし
ヒットしてねとおまじないのようにキャストする前に
研ぐのも悪くないと思います。
ルアーなんて
年々使う数は減っていくので
私は手持ちが数千本あって、パッケージに入ったままの物も500ぐらいはありますが
実際に持ち歩くのは10本ぐらいで現場で使うのは3~5本ぐらいです。
毎回厳選してセレクトするということではなく
気に入った→良く使う→使い方に習熟する→釣れる→良く使う
というスパイラルで
使っているのが十個程度ということです。
河口やサーフでは根掛かりで失うことも滅多にないですし
ラインチェックをしていればキャストでルアーだけ飛ばすということも
ありませんので、週明けの早朝など落ちているルアーを拾って帰れば
来た時よりも増えている場合もよくあります。
(落ちているルアーはほとんどリーダーが付いたまま)
それでは
使っていない、当日持ち歩かないものをどうしているかと言えば
使いそうなもの十本ぐらいは用意がしてありますが
あまり使う機会がない物は当たってルアーが痛むのでフックを外しています。
使うときに使うものだけ研げばいいと思いますよ。
研いでおいても錆びてしまうし
ポイントがぬるければ使うときまた研ぐことになるので。
研いだ所に油性のマジックを塗っておけば少しはもちますが
まあ気休め程度です。
道具は
ダイヤモンドの幅の狭い薄い板状のファイルです。
ホームセンターに行けば5~600円からあります。
(高級品は1万円くらいしますけど)
粗目と細目が裏表になっている物を使っています。番手は忘れました。
800円くらいだったかな。
釣具屋にも1,000円くらいで薄い板の物があります。
板のたわみが微妙で研ぎやすいですが
ダイヤの数が少なく
すぐ研げなくなるので、現場でおまじないをかけるのに使ってます。
昔の本を読むとオイルストーンで仕上げをしたりしていた様ですが
そこまでやるくらいなら買って交換します。
お礼
化学研磨に対してイメージがわずかに湧いてきました。要するに「溶かす」わけですね。表面が溶けてツルツルだから砥石に引っかかりにくいと。 もしできれば、ですが、化学研磨とそうでないものの見分け方があれば教えていただけないのでしょうか? よろしくお願いします。