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ビデオテープの安全な巻き直し法
ビデオテープの巻き直しについて質問いたします。 ビデオテープ(VHS)を長持ちさせるためには、年に1、2回テープを巻きなおしたほうがいい、とされています。 テープをおしまいまで早送りし、それからはじめまで巻き戻す。 そうすることにより、テープの劣化やカビをある程度防止できるそうです。 さて私は中古ビデオを収集しており、購入後にはいつもこの巻きなおし作業をおこなっています。 ところが、最後まで早送りしたところでテープが切れてしまうことが何度かありました。 皮肉なことに、長持ちさせるためにしたことが寿命を縮めることになってしまったのです。 古いテープはテープの継ぎ目が弱くなっているのでこうしたことがよく起こるようなのですが、 怖くて巻き直し作業ができなくなっていまいました。 ビデオテープの切断を防ぎ、なるべく安全にビデオテープを巻きなおす方法はありませんでしょうか。
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はじめまして。 >ビデオテープ(VHS)を長持ちさせるためには、年に1、2回テープを巻きなおしたほうがいい、とされています。 ですが、当方VHS、ベータ、8ミリが総数千本以上あるのですが、ビデオデッキを使用するようになって25年でカビたテープは3本。 保管はダンボールに詰めて物置押し込んだり、本棚に立てて保管でもその程度。 1年に1、2度の早送り・巻戻しなんてこれだけ本数があるとやっていられません。 で、劣化したかと言えば、目に見えた劣化はありません。 25年前のベータのテープでも当時のまま再生できます。 色抜けもありません。 もっとも8ミリビデオで某メーカーのダブルコーティング製品だけは、経年劣化で粉落ちが激しいですが(他の知り合いも皆このテープには泣かされています)。 >中古ビデオを収集しており とありますね。 ひょっとしてレンタル処分品が多くありませんか? テープベース・接合部共に約300回程度の早送り巻戻しに耐えうる強度はありますが、それは飽くまで実験レベル。 実際の使用環境では100回程度が限界です。 何せ借りる人のデッキが全て調子が良くて、しかも早送り巻戻しでテープ端に近づくと速度を緩めるようなデッキとは限りません。それにレンタル店では巻戻して返却しない客も多いのでリワインダーを準備している店もありましたが、大抵は安物で速度調整のないもの。 しかもレンタル品は市販ソフトとは価格が違い高価なので、当然レンタル店は元を取るために高回転させねばなりません。目安は50回転以上。これが最低限。品揃え充実させると当然その分低回転のものも出ますので、その分も人気商品は回転させます。なのでレンタル落ちは普通に家庭で録画した生テープに比べて、かなり疲弊した状況にあります。 対策は早送り巻戻しはなるべくしない。 とにかくテープ端は使用しない。 レンタル品は大抵冒頭1~3分程度黒画面。本編終了後3~10分は黒画面やカラーバー、ブルーバック画面が記録されていて、更に余分未記録部分が大抵あるので、タイムカウンターの動く範囲でしか使用しない。 つまり、本編以外の部分は常にリールに巻かれたままにする。 再生時本編開始箇所をカウンターリセット。早送りしてタイムカウンターが動きを止めたらストップ。で、セロリターン(テープリターン、ゼロストップなどの名称あり)で巻き戻す。 これだとつなぎ目で切れることはありません。 まぁ、分解できるならば分解して繋ぎ直す(この場合セロテープは厳禁。メンディングテープ使用。本格的にやるならばスプライシングテープ使用・・・でも今時売っているかな?)と言う手段もあるのですが、おそらくネジ外しでまず苦戦すると思います。ネジが特殊ネジなので。そしてストッパーの処理や、テープがどのようにテープパスを通過しているかも覚えておかないと、全く動かないテープになってしまうので、自信がない場合は止めた方が良いでしょう。
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- videocam
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> 古いテープはテープの継ぎ目が弱くなっている → βIII、VHS、S-VHSといったアナログのテープメディアは10年を過ぎたあたりから劣化が著しくなりました。特に映像の色の再現性が悪くなり、全体的にモノクロになってきます。さらに、VHSはテープ幅が広いせいかテープ鳴き現象(ピ~ピ~というような音が装置内から聞こえてくる)が出やすい傾向があるようで、これが発生すると映像や音声にもビリビリ、バリバリとノイズが出ました。 現在、大量にあるテープをなんとかしようと、ブルーレイへダビングしています。ダビングが完了したテープから廃棄していくのですが、バラバラの残骸を見ていると、ケースの汚れ具合はテープの汚れ具合の目安となるような気がしています。 また、ビデオデッキに汚れのひどいテープを入れた後、別のテープを入れるとカビや汚れが乗り移るのではないかと思います。(たとえクリーニングテープを使っても) それから、死んだテープの心霊現象もありました。テープデッキが再生中にキーコキーコとおかしな音を出しはじめたので、デッキの上蓋をはずしてみたところ、つややかで黒いまつげがテープ走行系に大量にまきついていました。 実は、回転ドラムにある録画再生用磁気ヘッドがナイフのように作用してテープの磁性層をこすり、磁性層がまつげのように細い糸になって剥がれてきたようです。 テープデッキ内部のピンチローラなどにこびりつき、掃除がたいへんでした。 このように、テープは両端が切れやすいばかりではありません。磁性層そのものが傷んでくるものなのです。 それから、テープより再生する機械のほうが早く駄目になると思います。レコーダーを何台お持ちか知りませんが、部品がない、修理できる人もいないということになり、窮地に追い込まれるおそれがあります。日本メディア工業会というところがあるのですが、こうした問題をほのめかしています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 さまざまな体験談が参考になりました。 日本メディア工業会のHPも拝見しました。 お書きになっているようなトラブルを避けるにはリワインダーが必要なのでしょうね。 >テープは両端が切れやすいばかりではありません。磁性層そのものが傷んでくるものなのです。 そのような劣化を防ぐためにも巻き直しが必要であると思うのですが、むずかしいものですね。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 昔のオーディオ用オープンリールテープの場合は、高速巻き取り状態で保存しない方が良いと言われ、年に1度は早送り後B面再生(片道テープなら逆転再生)して置くと言われたように思います。 VHSやβの初期の機種でしたら、再生して放置して置けば、見たい時に全巻き戻しからの作業を伴いますが、オープンテープと同様の状態が保てました。 でも ほとんどの機種でオートリワインドが付いているでしょうから、難しいですね。 後期のハイバンドβやS-VHS、D-VHSテープでしたら、DVD-Videoより解像度が良い状態も有ったのですが、現在のハイビジョン規格ならデジタル化してアーカイブするのも良いのではないでしょうか? まだ 高度なキャプチャーボードは高価ですしパソコンのパワーも、、 でも ぼちぼち普及価格帯で出来る時代に鳴りつつ有りますね。 まぁ、磁気部分じゃなくて、リーダーとの接合部分が切れたのでしたら、面倒ですけれど繋ぐ事で来ますから、エンド部が切れたテープは補修後に巻き初めのつなぎ目も補修しておいた方が良いでしょうね。 あとは 早送りを終了する前に停止して、のこり(5分なのか30分なのか、、)を 再生モードで放置するとかでしょうか。 かなり大変そうですかれど コレクションに手を加えずに残すのでしたら、、、
お礼
ご回答ありがとうございます。 ビデオの置き場所がもうなくなってきていますので、そういう点からしても「デジタル化してアーカイブ」するのがよいかもしれませんね。 データが消えたときのリスクは大きいのですが… テープの補修は素人にはむずかしそうなのでいまはやめておきます。 >あとは 早送りを終了する前に停止して、のこり(5分なのか30分なのか、、)を 再生モードで放置するとかでしょうか。 なるほど、時間はかかりますが一つの方法ですね。
- black2005
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現在は、ビデオデッキで早送り、巻戻しをされているんでしょうか? 使われているデッキ次第ですが、初めから終わりまで一定速で早送り・巻戻しを行うデッキだと切れる危険性大です。 初めと終わりを低速、中間は高速・・・と可変速制御が可能ならデッキなら危険性は低減します(ゼロにすることは不可能ですよね) ビデオマニアの方なら高級機を使われているでしょうから、余計な心配もしれませんが・・・ もし、一定速の制御しか出来ない装置をお使いなら、下記のような専用リワインダーをリワインダーをお勧めします。 (下のハイスピード・リワインダー・ゼロプロの方です) http://www.ecafe.jp/soft-s/view_run.asp?CAT=4_d_280&page=1 かなり高価ですが、高いか安いかは個人の価値観の問題ですよね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >初めと終わりを低速、中間は高速・・・と可変速制御が可能ならデッキなら危険性は低減します 私が使用しているデッキもそのような設定になっているのですが、最後でぷつんと切れてしまいました。 ゼロプロはいかんせん高価ですし、リワインダーでもテープが切れることはあるようなので現在は購入を見送っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ビデオテープは案外長持ちするものなのですね。 お察しのとおり、ほとんどの所有ビデオはレンタル落ちのものですから、切れやすいのは当然でしょうね。 ご教示いただいた対策を試してみようと思います。 ビデオテープの自力補修は自信がないのでやめておきます。