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毎秒16コマの8mmフィルムのディジタル化で毎秒30コマになる仕掛けは?
昔の8mmフィルムをディジタル化してDVDにしてもらったのですが、8mmフィルムでは毎秒16コマなのが、ディジタル化したMPG形式のファイルではテレビと同じ毎秒30コマになっているようです。映写時の映像の速度が変わったようには見えません。 そうすると、映像変換に際して何らかの仕掛けで変換しているのではないかと思いますが、具体的にはどうなっているのでしょうか。ご存知の方がおられましたらお教えいただきたいと思います。
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参考URL を見てください。 本格的なテレシネなら図のような原理でコマ数の違いを調整します。 ビデオのフレーム1とフィルムの1コマ目とビデオのフレーム2とフィルムの2コマ目は、それぞれ1対1対応になっていますが、フレーム3とフレーム4はフィルムの二つのコマにまたがっています。映画などのフィルムを素材にしたDVDをコマ送りで見ていくと、数フレーム毎にブレたフレームがあらわれます。これは1つのビデオのフレームの中にフィルムの2コマ目と3コマ目といったように時間の違う2つのコマが2つのフィールドとして交互に表示され同居しているのでブレて見えるのです。 TAKAMEYAMA様のDVDもコマ送りで見られたら、どのような方法で調整されたか、確認できることとおもいます。
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- mtaka2
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DVD-Videoでは、秒30コマの映像データしか記録出来ません。 (厳密には、ヨーロッパ(PAL)圏で使われている秒25コマのDVDもあります) 映像ソースがそれ以外のコマ数の場合、秒30コマに変換して収録する必要があります。 その変換方法ですが、フィルムからビデオ映像信号への変換では、 テレシネ装置を使うのが普通です。 大雑把に言えば、「8mmフィルムを映写し、それをカメラで撮影する」だけの機械。 そうやって出来た秒30コマの映像では、同じ絵が繰り返し記録され、 秒30コマの映像1秒間30枚には 元の秒18コマなフィルムの1秒間18コマ分が が記録されることになるのです。
お礼
PonSukeDさま、懇切な解説、ありがとうございました。参考URLも大変参考になりました。 これで理解することができました。 やはり、きっちりと変換しているのですね。 ご教示のようにDVDの映像をコマ送りで調べてみようと思います。