ローマ数字について
ローマ数字に詳しい方よろしくお願いします。
今、数学の本を読んでいるのですが、「数の宇宙」(ピーター・J・ベントリー著)のある部分がどうしても理解できません。
以下要約して抜粋します。
「ローマ数字の表記法では、一番大きい値をもつ記号を左に書き、右にいくに従ってだんだん小さい値をもつ記号を書く。位置で数の位を表す方式は、使いやすくて理解しやすい反面、欠点もあった。例えば10をどうやって表すのか。ローマ数字のXのようにひとつの文字で表せないとしたら、数の大きさを示すには位置を使うしかない。でも、1の右に置ける文字がないのに、どうやって位置で表せばいいのか。」
そして、「0」が発見されたという流れになっていくのですが、ここが全く意味が理解できません。
例えばLXXXIVは「I=1、v=5、x=10、L=50」で、アラビア数字の84で合ってますよね?
当時は10をXの一文字で表していたんですよね。
なのに「ローマ数字のXのようにひとつの文字で表せないとしたら」と仮定する意味がわかりません。
「1の右に置ける文字がない」とありますが、1の右に置く必要のある文字がローマ数字にはないですよね。(ローマ数字には0の概念がないと書いてあります。)
これはどういう意味かわかる方、教えてください!
お礼
よく考えたら当たり前ですね ドコモの友人が記号の中にあるということだったので、なんかパニクってしまいました おバカな質問にお答えくださって本当にありがとうございます