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お守りとしての切れ味落ちた鬼切り刃とは?
- 山で携行する刃物で、「刃引き」をして魔除けとする「鬼切り刃」の切れ味が落ちると魔除け効果も低くなるのか疑問です。
- ハイキング中の不安感を考えると、鬼切り刃の効果は重要ですが、切れ味が落ちたままでは魔除けとしては効果が薄れるのでしょうか?
- 霊などの存在については置いておいて、鬼切り刃の切れ味に影響があるか気になります。
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こんばんは。 代々山林を所有する人間です。 おっしゃるように、昔から山に入る人間は、刃物を必ず携行しました。 山林の作業用具と言う実用性は当然ながら、非常事態に備えた正当な装備で、丸腰で入山する事自体が危険な行為です。 私達は入山の際には最低限、鉈を携行しますが、それは山林作業工具、レスキューツールであり、同時に異界に潜む者から身を守る護身物でもあります。ですから、けっして刃引きは無用で、より切れるように刃先を研いでおくことが必要です。 また、山林で使用する腰鋸には、必ず一番手前の刃が一つだけ大きく作られ、これを「鬼刃」といい、機能的には切断作業の際に刃体を誘導し、切り屑を排除する役割をしていますが、古来から山で遭遇した異界の者を倒すための武器とされています。 いずれの刃物にせよ、刃を引くかいなかは精神的な問題ではありますが、物を切るにしても、レスキューツールとして身を守るにしても、元来、切るための道具の性質上、良く切れる状態であるのがベストであるに決まっています。 >超常の「良くないモノ」が本当にいたらにいたら・・・とかという心細さにも理解を戴けるのでは?と思います。 理解できます。本当の山の恐ろしさを知っている人間でなければ解からない感覚でしょう。しかしそれは、人恵を超える自然に畏怖があるからこそ、何らかの異界の存在を認めざるを得ないからです。 しかし刃物に頼るだけでなく、普段から精神を清明に整え、体調をするれさせ、何者つけ込まれないような精神的な緊張を維持出来るようになる事が大切ではないでしょうか。 実は私は普段は民間で働く研究者、エンジニアです。科学を探求しております。 しかし、科学万能がどんなに進歩しようとも、他人の精神領域に土足であがり、科学を詭弁の武器とする人間は軽蔑に値すると思います。 参考となれば。
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- kagakusuki
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すいません、私はお守りに関しては、まったく判らない為、回答すること自体は出来ないのですが、御質問内容が少々判り難い様に思えたので、勝手ながら質問に関する補足の意味も含めて、確認させて下さい。 panda-umau様が、お知りになりたい事は、 『刃物の切れ味が悪い場合、「鬼切り刃」と「刃物引きをしていない刃」との区別が出来なくなり(曖昧になり)、その事が「鬼切り刃」の魔除けとしての効力に、悪影響を与える事は在るのか無いのか?』 と考えれば宜しいのでしょうか。
補足
はい、そうです。 最初は鋭い「切れる、切れなければならない刃のふち」が使用により 鈍り丸っぽくなって、(テレビでも時々、見ることがあるとは思いますが) 「『一部分だけ』、が切れにくくなってる刃物」のはずが、 全体的に切れなくなって「単なる切れにくいだけのなまくら刀」 になったら、魔除けの効果が弱くなったりしないか? という意味です
お礼
科学と山仕事の両方を修められた経験による貴重な回答に感謝します。 鬼(切り)刃についてはネットの記事閲覧や怪談話でも、切れ味の表記がバラバラでどっちが正しいのか迷っていましたが、やはり通常そうである「良い切れ味」であるべきですね。 ヤマイモ掘りの早朝、チンマリした程度ながら「怪異」に遭遇-というよりは「眼前を通り過ぎた」ことがありましたが、就職の有無(現在社員登用の「可能性」ありの短期バイト中)しだいでは、イノシシ狩りでの売却益に生活費の望みをかけるべく山中泊の見込みもあり、 「山の怪」というものを無視(軽視)できない等、今回の議題になりました。 猟とはいえ、「殺しは殺し」ですし。 とはいえ、生物史においては「食われるもの」としての歴史が長い人間が、「食う方(捕食者)」になろうというワケですから、それを根拠にした程度ながら肝をすえて、いたずらに不安に囚われずを心構えの一つにかかろうと思います、 ありがとうございました。