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新幹線に個室
ってあまり普及しないのでしょうか? かなり前に東北新幹線の1階や現在でも「レールスター」に簡単な 個室があるのは知っていますが、東海道新幹線や東北新幹線などでは 普及しないのでしょうか? 私が思うにビジネス需要の面から数名で新幹線に乗る場合、 個室の方が会話は外に漏れる可能性はありますが、社内資料などは 第三者には見られません。また夜は車内で酒盛りをやってるような サラリーマン達も他の客がいない個室の方が気楽だと思います。 娯楽需要でも、自分達だけの空間がある方が内輪で楽しめて絶対に いいと思います。 普及しない理由の一つには座席数の減少があるのでしょうか? あと考えられる理由は個室の座席数を簡単に変更出来ない、 例えば2名個室は満室だけど、4名個室は空きがある場合、 飲食店と違いそこに2名座らせても料金も2名分とはいかない、 ということでしょうか? 詳しい事情をご存じの方教えて下さい
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東海道新幹線に限って言えば、ダイヤ乱れなどの運用変更を容易にするため、全車両系列の座席数は統一するという考えのもとで新車投入を行っています。 つまりのぞみだろうとひかりだろうとこだまだろうとN700系だろうと700系だろうと300系だろうと、座席数はすべて同じなのです。車両が急遽変わったからといって指定された席がない、というようなことは一切ありません。 個室を導入するとこの統一が崩れます。統一を保とうとすると全車両を一斉に改造しなくてはなりません。そんなことは不可能です。なのでやらないのです。 仮に改造を同時に行えるとしても、それでも個室を導入することはないでしょう。なぜならば東海道新幹線は世界最速の通勤電車なのですから。通勤電車に個室といったアメニティはいりません。 また経営的には、個室を導入することで、それを目当てとした新規顧客を獲得し利益向上につなげなければなりません。しかし現状の設備でも必要十分の顧客を確保できている以上、そのような冒険をする必要はありません。改造費用は無料ではありません。何億と必要になります。それだけの投資を行ってそれを回収できるだけの利益を見込めるのかどうか。私は正直言って見込めないと思います。なぜならその個室に改造したスペースにあった座席分は現状でも売れているからです。これがいつも売れ残っている座席をつぶして改造したのであれば、利益がでるのかもしれませんが、いつも売れている座席をつぶして改造したのであれば、座席から個室にかわるだけで利幅は変化ありません。意味がないのです。むしろ改造費の分だけ損します。 山陽新幹線で個室が備え付けられているのは、利用客が少ないからいろいろなサービスを提供して顧客の裾野を広げないといけないからです。
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- FEX2053
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個室、というか「コンパートメント」ですが、ヨーロッパでは駅馬車の 時代から「狭い部屋で他人同士が長時間過ごす」ことに特段の抵抗感が 無く、鉄道でも始めから「区分された部屋がある」ことが当然だったん です。 でも、ヨーロッパでもTGV以来の高速鉄道では「コンパートメント」は 殆ど無くなりました。これは、「スペース効率が悪い」という鉄道側の 問題以上に、ヨーロッパでも「長時間他人と狭い部屋に居る」ことへの セキュリティ上、プライバシー上の問題が出てきた、ということでも あります。 個室文化の長いヨーロッパでもそうなのですから、そういう文化の無い 日本での「個室」は、作っても基本的に定着しないと思います。
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ご投稿ありがとうございます。返事がおそくなりすみません 仰る通りかもしれません。一部の鉄道には個室があることを 知ってる人は頻繁に出張のある人か鉄道好きな人だけかも しれませんね。
- tosshybon
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今現在一般的なのは、ひかりレールスターの個室でしょうか。 これは普通車ですが2名以下では利用できません。 いろんな意見が出ていますが、グループで利用するといっても、そのグループが何人かはバラバラですよね、3人だったり6人っだったり。 それに合わせた個室を用意することは無理です。 きっちり定員に合えばよいですが、(むしろ定員に合わないグループの方が多い?)定員未満で利用の場合の料金収受を含め、料金設定が複雑です、例えば4人定員を3人で利用の場合、不足の分はいるとかいらないとか子供料金を払えばよいとかそうでもないとか。 また東海道新幹線にしても、みんなが東京---新大阪を利用するわけではありません。 名古屋---京都、なんて短区間もあって、そんな場合に個室で宴会もやってられません。 かって東海道新幹線グランドひかりに、グリーン個室があったとき、子供が騒いで周りの方々に迷惑をかけるので、いつも個室を利用するという今でいうところのセレブを知っていますが、このような使用方はまれでしょうね。 夜行列車寝台(今はほとんど無くなりましたが)のように、あるていどの区間を利用するのが前提であれば、また設定もしやすいと思われますが、現在の新幹線の利用距離、区間ではあまり必要とされないでしょう。
お礼
ご投稿ありがとうございます。返事がおそくなりすみません 確かに人数の管理が難しいと思います。乗客の人数に合わせて 個室を簡単に変更出来る訳ではありません。スーパービュー踊り子も 改装後は、簡易個室なる座席が無くなったようです。 聞いた話ですが、満席時は個室で相席させてクレームも結構あった ようです。
- syu181
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JRの新幹線や特急の個室はグリーン車です。 乗車券・特急券の他にグリーン料金がかかります。 4人用個室を2人で使用する場合にも4人分の料金がかかります。 料金が高いことが普及しない一因だと思います。
お礼
ご投稿ありがとうございます。返事がおそくなりすみません そうですね。料金体系と座席の管理が難しいのが原因の一つと思います。
鉄道従事員です。 個室、と言うものの利用率が拘わるでしょうね。 東海道・山陽新幹線の100系(現在短編成で若干残ってますよね)がデビューした頃、グリーン車の一部が2階建て車で、2階が開放型グリーン車、1階が個室だったんです。でも、利用する人が少なくて、後期に作った車両(グランドひかりなどの車両)は4両連結していた2階建て車両の2両への減車などがあって、個室グリーン車は消えて行ってます。 国鉄当時、東海道・山陽新幹線と東北新幹線を繋ぐ計画があって、博多発青森行きの新幹線の寝台特急構想があった頃、試作車961系で、個室寝台車、個室車などの試作も確かしたはずです。 関東の私鉄では、東武鉄道が100系スペーシア6号車に個室を組み込んでますが、利用者が少なく、殆ど全室空室で運転されています。個室はどうも、不人気なようですね、日本では。ヨーロッパではごく当たり前ですが。
お礼
ご投稿ありがとうございます。返事がおそくなりすみません 多分知名度が低いのも原因の一つかなと思います。行楽旅行などでは 自分達だけの空間がもてる個室の方が良いはずですが、(その証拠に 今は少なくなりましたが、東海道線などボックスのある車両では グループならまずその席を選んでいます。)
- akak71
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昔は、東海道新幹線にも個室があったそうです。 利用客が少ないために廃止になったと聞いていますが、不明です。
お礼
ご投稿ありがとうございます。返事がおそくなりすみません 確かに東海道でも100系にはグリーン個室がありましたね。 ただ1階の眺めが悪い所にあったのも不人気の一つであった かもしれません。
お礼
ご投稿ありがとうございます。返事が遅くなりすみません。 確かに東海道新幹線は営業係数で言えば、日本で2番目と 聞きました(1番は山手線)。確かに利益の出ている現状を考えれば 無理にこれ以上の設備投資は不要、と考えるのが普通ですね。 JR北海道や九州に比べ東海の車両は貧弱だ、ということをたまに 聞きますが、私はJR北海道や九州は高速バスとの競合が激しく、 車両の設備を良くしないと客が取れないのが理由の一つだと思います。