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ピアノのペダリング
ピアノのペダリングが上手く出来ずに悪戦苦闘しています。 自宅で使用しているのは電子ピアノでペダルを踏んでも音が濁りにくい(と調べるうちにわかった)のですが、 それでも上手く出来ず、でレッスンでグランドピアノを弾くと驚愕ものです。 現在ショパンの「雨だれ」の前奏曲を練習しています。 左手が音が離れることも多く、機械的に踏みなおそうとすると音はブツブツ切れて、 何とかよいタイミングで踏みなおそうとすると、考えすぎるのか遅れて濁ってしまいます。 ゆっくり確かめながら弾いてみたり、逆にメトロノームに合わせてずれないように弾いてみたりしているのですが、 ほかにも何か練習法などはありますでしょうか。 ペダリングについては色々と種類や奏法があるようですが、まずは単純に踏み替えがスムーズにできるようになりたいです。 アドバイス頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
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まずは、なぜレッスンでペダルの使い方を指導されていないのかが気にかかる。先生から何も言われないのなら聞けばいい。 で、本題。オレの想像ですが、拍で踏んでいませんか? ペダルの基本「音と音をつなぐ」ためには拍で「離す」ことを学ぶ必要がある。「雨だれ」冒頭であれば、1泊目、2泊目、4泊目が「離す」場所です。これらの場所で「踏む」と音は切れてしまうのは当たり前。独学の人が陥り易い誤解だけど、レッスンを受けていれば避けられるはずなんだけどなあ。 練習方法だけど、No.3 の方が書いているやり方をちょっと言い換えてみるね。 音を出す → ペダルを踏む 指を離す(ペダルは踏んだまま) 音を出すと同時にペダルを離してすぐに踏み直す この練習で大切なことは必ず指を離して響きが残っていることを耳で確認しながら繰り返すこと。そして離す時も踏む時も素早く行うこと。必要以上に足先を上げずに響きが完全に消えた時点で足はまだペダルに付いていること。このタイミングがとっても重要なので繰り返し練習して距離感を体得すること。そのためにはかかとをしっかり床に付けて固定しておくこと。(独学の人はかかとを上げてしまうことが多いけどそれはダメ) 最初は次のように練習するといい。 ゆっくり3拍子を数えながら、1泊目で打鍵、2泊目でペダルを踏む、3泊目で指を離す(響きを聴く)。次の1泊目で打鍵と同時に素早くペダルを離す、2泊目で踏む・・・ これがスムーズにできるようになったら2拍子にして 1泊目で打鍵、2泊目でペダルを踏んだら指を離す、次の1泊目で打鍵と同時にペダルを離す・・・という具合。 打鍵する音は最初は同じ音か同じ和音がいい。(指を上げないと次の音が鳴らせないから。)それができたら音階、例えば最初はド、ゆびを離したら次はレ、のように音を替えていく。そうすれば音と音が重なって濁っていないことを確認しながら練習できる。 ここまでできたらほぼ完成。今度は音を出さずに足だけで練習。拍子を数えながら「離す→すぐ踏む」を1泊ずつ繰り返す。ペダルの深さの分だけで踏み替えることとかかとが付いていることの確認を忘れずに。 ペダルは楽器によって深さや固さが違うので注意が必要。弾き始める前にペダルの深さを確かめてどこまで足先を上げるかを毎回確認、調整して本番に臨んでいるのです。 言葉にすると長くなるけど意外に簡単に習得できるはず。最初から正しく教えれば小学生でもすぐにできる。「踏む」という発想が染み付いてしまうと「離す」という逆のタイミングに慣れるまで少し時間が必要かも。 ペダルを甘く見ている人があまりに多いことが前から気になっているのでこの機会を作ってくれたkohsatさんに感謝! ガンバレ!
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- miranu
- ベストアンサー率70% (7/10)
ペダリングは、ピアノを弾く上で、指と同じくらいとても大事で難しいテクニックでもありますね。 残念ながら、電子ピアノでのペダリングの練習には限界があると思います。 しかし、基本的に気をつけることは、指よりも少しだけ遅いタイミングでペダルを踏むこと、また、小まめに踏みかえる事(踏むスピードも大事です)。あと、ペダルを踏む足の位置ですが、足の親指の付け根の裏の部分が一番敏感に神経が到達しやすいと思います。ペダルのテクニックとしては、完全に下まで踏み込まずに、半分だけ、またはすごく浅く踏んだりもします。ただ、これで良し!というものではなく、基準は自分の「耳」です!ペダルの良し悪しは、「耳」(濁っていないかどうか、美しい響きかどうかを判断する能力)にあるといってもいいかもしれません。ピアニストの場合、本番では、自分の楽器でなく決められた楽器を使わなくてはなりませんし、臨機応変にその楽器、ホールの響きにあわせて、自分の「耳」を信じコントロールしていくのです。 曲を弾きながら、注意深くよく聴き、何度も繰り返していくことが練習になると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます! 今までご回答下さった方々のお話からも踏むタイミング、スピードを曲をよく聞きながら何度も練習すること、これに尽きるのですね。 お手本を見たいと足をズームアップしたyoutube動画でもないものかと本気で思いました。 この曲に限らず、今後もずっと必要になってくる技術だと思いますので、ゆっくり体得したいと思います。 また、踏む部分のお話ですが、皆さん親指の付け根あたりなんでしょうか? 私はかかとはつけているものの、ちょうど足の腹(?)の真ん中ぐらいで踏んでいたので、ちょっと気になりました。 …踏みながら研究してみます!
- freetaka
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6年間ピアノをやっていましたが ペダリングを言葉で表すのは大変難しいと思います ですので本来ならピアノの先生に相談し 実際にだめな所を指摘してもらったり 矯正してもらったりするのもよいかと思います 簡単にここで言葉で表してしまえば 踏むべき所で弾いた音がでた後に 少しずらしたタイミングで踏む・・・ このくらいしか言葉では表現できないと思います 質問者さんもおわかりかと思いますが あまりタイミング悪く踏むと音が濁ってしまいますよね ペダルを踏んでも音を綺麗に拾ってくれないからですが 練習法としては 鍵盤を叩いて音が鳴る→ペダルを踏む 次の鍵盤を叩いて音が鳴る→ペダルを踏む これらを繰り返しペダルを踏むタイミングをつかむ練習を 根気よくやる・・・ メトロノームにあわせながらタイミングをつかむのはむずかしいので 楽曲をほぼ弾けるレベルであれば 最初は単純に曲を確かめながらのぺダリング練習がよいように思います 音を美しく響かせたり奇麗につなげるためのぺダリング できるようになればピアノが益々楽しいものになるでしょう がんばって練習し ぜひものにしてください
お礼
ご回答ありがとうございます。 実はペダリングについて「これはいかん!」と思ったのが 先週のレッスンの時で、現在は次のレッスンまでの特訓中です。 先生にもアドバイスを頂きながら、また自分でも確かめながら 少しずつ練習していきたいと思います。 ありがとうございました!
- hua-nai
- ベストアンサー率32% (24/75)
「雨だれ」私もやりました! きれいでいい曲ですよね。ショパンは難しいですけど… ペダルは、鍵盤を押さえた直後、例えば「ラ」のキーを押さえている間に踏みなおすと、音が途切れないと言われました。 逆に、ペダルを踏んでいる間に別の音を弾きなおすんです。 とはいっても、最初はものすごく苦労しました。なかなかきれいに響かないんですよね… でもそれは、回数の問題だと思います。 同じ曲で練習し続ければ、慣れでうまくできるようになります。 そのあとも、カン、というか経験?でいろんな曲に応用できるようになります。 ピアノの練習、お互いがんばりましょうね☆
お礼
経験者さんのご意見もお聞き出来てうれしいです。 押さえた直後に踏み、踏んでいる時に別の音を弾くのですね。 確かに頭で考えると難しそうです。 やはり何度も練習して体得しなければなんですね。 私も出来るように頑張ります!
- yu_kun
- ベストアンサー率28% (11/39)
こんばんは。 自分も似たような環境下でピアノの特訓中です。 質問の意図がイマイチ分からないのですが、 音がブツブツ切れるとの事なので、 ハーフペダルを使用したらよいと思うのですが。
補足
ご回答ありがとうございます。 似たような環境下とのこと、何だか勇気付けられます。 自分も言葉でまとめられないうちに質問してしまったのですが、 要は「踏み替えが上手くできない」ということだと思います。 ハーフペダルとはまだ未踏の領域だと思っていたので 目から鱗でした。ありがとうございました!
お礼
具体的な練習法まで教えて頂きありがとうございます。 先のお礼にも書きましたが、「ペダルが苦手だ!」と気付いたのが レッスンでグランドピアノを弾いた時なので、その時はまだ先生に聞けませんでした。 先生も思っていたのかもしれませんが、それ以上に気になるところが あったのかもしれません(苦笑)。 レッスンは月2回で空く時は3週間くらい次まであるので、出来るだけ自分で練習しておきたいと思いました。 確かに拍で踏んでいる、というのはあるような気がします。 今までこんなに細かくペダルのある曲はやっていなかったので、 雨だれでは八分音符3つ目まで踏んで、4つ目は上げて、5つ目踏んで、6つ目上げる… なんて弾きながら覚えて練習していたのがいけなかったのかもしれません。 最近は機械的にではなく「なんでここで踏む(離す)のか」がわかってきたので、 教えて頂いた方法でもっとペダルに慣れていきたいと思います。 ありがとうございました!