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箱の穴、内側のザグリ
ステンレスの箱にサッシビスを付けるのですが、内側にザグリをする良い方法はないですか? 箱が半端に小さいので、ハンドドリルが入りません。 反対側に加工用の穴を空けても良いのですが、150mmくらい有るので面取りドリルが届きません。 ボックスレンチのエクステンションみたいな物が有ればいいのですが、捜し当たりません。
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今晩は。 > ボックスレンチのエクステンションみたいな物 うーむ、これはなかなか面白い考え方ですね。ザグリ加工で、こんな奥のところになんか出来ないぞ、というのは稀にありました。ですが、例えば加工不可ということでそこはやらなかったり、返せない場合にはやむなくロングドリルの先端を潰して加工したり、こんな調子です。まさか中継ぎの延長ロッドを作る、なんて思ってもみませんでした。 これはやりようによっては実際に使える可能性もあるのではないかと感じています。ただし、そういう道具は本当に無いみたいです。工具カタログを見るのは好きですが、そんな製品は見たことがありません。刃物の把握、固定に信頼性が欠けるためかも知れません。それでも軟質材やごく限られた数の加工に臨時にしか使わないということなら試してみる価値はあると思います。 作り方は、 チャックにくわえられる寸法の丸棒を準備。 一方はそのまま、他方はザグリカッターのシャンクの寸法の、精度の良い穴を開ける。 この穴を開けた部分の外径部分に止めネジ用のタップを適当な寸法で立てる。 ザグリカッターのシャンクの端の方を一部分平らに擦り落としておく。 これを上記のエクステンションの穴に差込み、平面をネジで締めて空回りしないようにする。 といったところでしょう。これなら小型の旋盤があればすぐに加工出来ます(うちはフライス盤しかないので、出来ない)。 これを作るかどうかは別として、もう一つの方法を記しておきます。先に、ロングドリルの先端を潰して加工、と書いた方法です。 これは先ず通し穴を開けておきます。次にザグリ側からその寸法の径のドリルでザグリの必要深さまでさらいます。この時にストレートの部分が出来る深さになっていないと次の加工に進めません。 同じドリルの先端を平に研ぎ直します。底刃が切れるような研ぎ方にする必要があります。これを使ってドリルでさらった径の大きな方の穴の底を平に削ります。 この平底のドリルを一文字と呼ぶようですが、これ専用のドリルを持ってでもいないと、刃物の寿命がかなり短くなってしまいます。研ぎ直すのもかなり面倒ですし。 ざっとこんなところですが、以上の説明でお解りになりますか?
お礼
ご高察、痛み入ります。 ご考案の件、私のような横着者にはチョット不向きです。 昨日、ホームセンターで発見!! その名も『移動グリップ付きロック式テンションバーGL-30』 コーセイ工業(株)¥1480 平底のドリル『一文字』知りませんでした。 勉強になりました。ありがとうございました。