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末期癌の老犬、本当に諦めるしかないのでしょうか?
16歳の雄の中型犬で今年4月初旬に末期癌と診断され、以後この場をお借りして皆さんからのアドバイスに支えられながら何とか頑張って来たのですが、昨日から食欲が無くなり始め夕食はついに嘔吐してしまいその後、急にぐったりしてしまいました。かかりつけの獣医さんは往診はやらない所なので別の獣医さんに往診に来て頂き腹水で圧迫されて嘔吐した可能性もあるので取り敢えず腹水対策でリスクの少ない利尿剤(体重を計れないので1ヵ月前の体重をお話しして念の為に利尿剤の量は少なめにしてもらいました)を注射してもらったんです。でも今日になったら自力で立ち上がる事も出来なくなってしまい水も食事も一切受付けなくなってしまい昨晩利尿剤を注射したにも関わらずそれから今日になって一回おもらしをしただけで利尿剤も効いて無さそうでかなり厳しい状況になってしまいました。実は明朝、その往診をしてくれた獣医さんの所に検査(点滴や腹水の種類を確認したりするのにも血液検査が必要との事)に行く予定ですが、この様な重症な状態で車に乗せて移動させたり検査で血を抜いたりしてしまって良いものか?今、すごく悩んでいます。私は、どうしたら良いのでしょうか?私の気持ちとしては愛犬には少しでも長く生きてほしいし、でもその為の検査や治療で愛犬に苦しい思いはさせたくないし、たとえこの様な状況であっても万が一の可能性として回復への希望は持ち続けたいしで頭の中が自分でも訳が判らない状態(自分の判断に矛盾?)で、この様な重症の状態でも受けた方が良い検査と受けない方が良い検査があれば教えて頂けないでしょうか?明日おそらく獣医さんの方から私の希望とか確認されると思うのですが、今の私の判断では愛犬の為には本当の意味でどうしてあげるべきなのか?判らなくなってきていて自分の判断に自信が持てません。アドバイスを宜しくお願い致します。
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producerさんこんにちわ。 かなり犬の状態が悪くなってきて本当に大変なことと存じます。わたしは基本的に往診は一時的な対処しかできないと思っています。やはりどんな獣医師もきちんとした診断をするにはそれ相応の設備が必要なため、病院などでの検査が必要になるのです。 もちろん検査には機器や機械なども必要なのですが、専門的な技術を持った人手と衛生面でもきちんとした設備が必要なこともあります。 冷たい言い方ですが、ここからは飼い主であるproducerさんの決断が必要になるのです。これだけは獣医師もいま相談に乗っている私も決めることはできないのです。理由は簡単。あなたの犬を一番知っているのはあなたしかいないからです。 いまこの瞬間もあなたの犬がどのような病状か知っているのはあなたしかいません。 わたしは職業柄俗に言う安楽死に立ち会ってきました。これにはみんないろいろな理由がありました。でもわたしはこれには尊厳死という言葉を使います。そう。どんな犬にも猫にもその犬らしく人生?!を全うして生きる権利があるのです。それがどんな死に方であってもです。 いまproducerさんの犬も決して戻ることが出来ない病気に置かされており、飼い主であるあなたもその現実に直面しなければならなく大変な時期だとおもいます。そしてその尊厳のある生き方を選べるのはあなただけですし、その選択はきっと正しいと信じています。 もし、これ以上の苦しみを与えたくないのでしたらペインコントロールを主体とした治療になされて見てはいかがでしょう。そのような治療方法も込みで獣医師と相談して見るべきと思います。 こんなに考えてくれている友人と共に過ごしているあなたとあなたの犬は幸せだとおもいます。 自信を持って彼(彼女?)の余生を決めてあげてください。
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- a-haru
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私が飼っていた犬も16歳で生を終えました。やはり癌で亡くなる半年位前から痴呆症状がみられ、やがて食欲が無くなり腹水が溜まり・・・。producerさんと同じですね。私が下した判断は「彼には治療の意味が分らないし、完治ではなく延命に過ぎない」というものでした。人間なら「痛い注射だけど、これで気分が良くなるからね」と言ってあげられるのに、何も分らず痩せた身体に点滴を打つ姿に耐えられませんでした。そして、一時病状が良くなっても又近いうちに腹水が溜まる事は私にも容易に察しがついたし。私はお医者さんを止めて、できる限り一緒にいて身体をなでる事にしました。もう10年近く前のことですが、今でも最善の決断だったかどうか自信はありません。producerさんもどのようにしてもきっと後悔は残ると思います。でも、あなたの愛犬は幸せな一生だったと思いますよ。ごめんなさい、アドバイスにもなりませんね。
お礼
a-haruさん、はじめまして。 早速のご回答を本当に有り難うございます。 a-haruさんをはじめ皆さんのご意見や体験談を拝見しているうちに点滴に対するイメージ(考え方)が大きく変わってきました。 今までは、点滴のメリットしか考えていなかったので獣医さんには私の方からお願いするつもりでいたのですが、場合によってはその事が逆にペットを苦しめる結果になる可能性もあるみたいですね。 この事は事前に知ることができて本当に良かったです。 今回の貴重なアドバイスを参考にさせて頂き悔いが残らない様に最善を尽くしたいと思います。 貴重な体験を聞かせて頂きまして本当に有り難うございました。
- kijineko3
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お気持ち、痛い程お察し致します。 申し上げたい事は、色々とございます。 しかし、あまりにも長くなりそうです。 参考URLの私の申し条が、少しでも 貴方様の気持ちの整理?にお役に立てれば これ以上の喜びはございません。 愛犬のご多幸を切に願っております。 ワンちゃんは、貴方様に感謝していることと 思います。 貴方様とワンちゃんに、神の御加護があります ように・・・。
お礼
kijineko3さん、はじめまして。 早速のご回答を本当に有り難うございます。 参考URLも拝見させて頂きました。 kijineko3さんをはじめ他にも辛い思いを頑張って乗り越えている皆さん達の体験談やご意見は本当に参考になりました。 実は、点滴につきましてはそのメリットしか判らなかったのですが、点滴が必ずしもペット自身の為になるとは限らないという事も判り獣医さんと今後を話し合う上でも事前に知る事が出来て本当に良かったです。 貴重なアドバイスを本当に有り難うございました。
お礼
chunsanzさん、こんにちは。 以前にもアドバイスを戴きまして本当に有り難うございます。 実は、我が愛犬は昨晩16歳の生涯を閉じる結果になってしまいました。昨日の朝から鼻水が出始め夕方になる頃には時々それが気管を塞いでしまうのか?一時的に苦しそうにしたりしていたのでその状態で夜を過ごすのがとても不安になり愛犬の重症な症状の中、命がけで動物病院に行ったんです。それも夜中に緊急事態が起きた場合の処置方法とかのアドバイスが欲しい意味が大きかったのですが、獣医さんによるとその時は見守る以外に方法は無いと言われてしまいそのまま帰る事に、そしてその数時間後(まさに深夜)に恐れていた事が現実となり愛犬が苦しんでいるのに何も出来ないまま最悪の最後を迎えさせてしまいました。(私自身が死にたいくらい辛い別れでした)いま思うと私自身後悔するべき事があまりにも多く(こうなる前の安楽死の決断もその一つです)他にもっとしてあげられる事がいくつも思い当たり、今から24時間前までは確かに生きていた生前の愛犬を思い出すと胸が締め付けられる思いですが、今回も気にかけて下さって本当に有り難うございました。心から感謝しております。