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肝臓ガンの末期症状と延命期間について
- 肝臓ガンにかかった父の最終段階の症状として、体重の減少、黄疸、腹水が見られます。
- 息苦しさや呼吸困難は、腹水による肺の圧迫が原因と考えられます。
- 利尿剤で腹水を減らすことが試みられていますが、延命期間は個人によって異なります。
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看護士です。 どうやら末期症状で、現状をどうにかラクにしようと言う手段がなされている様子ですね。 >延命はどの程度可能なのでしょうか? 冷たいようですが、何週間かもしれないですし、何日かもしれません。ただ、意識がある状態なので、何日と言うよりは何週間と言えるかもしれません。ただ、例え私が現状を見ていたとしても、その予測は不可能です。確実に言えるのは、何年単位ではないということ。 呼吸困難、腹水への治療についてはご理解していらっしゃる状況で差し支えないと思います。 腹水に関しては、直接お腹にチューブを入れて、腹水を抜く方法もあるにはあります。ただ、全身的に抵抗力が弱っているので、チューブを挿入(留置:入れたまま)にした場合、異物ですから挿入部からの細菌感染のおそれもあります。腹水は単なる水ではなく、細かい細胞などの浮遊物もありますから、チューブが詰まる可能性もあります。異物を体に入れたままにする束縛感なども留意されます(トイレなどの移動に煩わしさを感じる)ので、決め手となる対処方法とは言えないかもしれません。一時的に苦痛(圧迫感)を取り除く方法にはなるとは思いますが・・・延命につながる処置ではありません。 食事が食べられると言うことは、ご本人に意欲がある証拠でしょう。ですが、栄養を取ることとは必ずしも結びつかず、食べているから良くなるとは・・・。ただ、食事と排泄ができることは、ご本人の生きる意欲やプライドに直結しますから、本人にその意志がある以上、それをサポートしてあげて下さい。 あとは、これからどうするかです。あまりにも苦痛がひどい時には最終的に麻薬の力を借りたりします。中毒などは心配いりません。そうならない範囲で使われますし、病気から来る精神的な変化(身体のバランスの崩れが精神面に影響する)もあります。麻薬に対して不安や誤解があるならば、主治医とお話してみてください。今必要なのは、ご本人の苦痛を如何に最小にしていくか、残された時間を如何にご本人らしく過ごすか、ではないかと感じます。延命と言うより、苦痛を最小にするという方向で、医師や看護士と関わるのはいかがでしょうか?
お礼
さっそくのアドバイスありがとうございました。ここ2,3日でますます腹水がたまって苦痛になったようで、病院で”直接チューブを入れて抜く”方法を試すことになりました。 ”意識がハッキリしているので 数週間単位”ということがわかっただけでも目安になって助かりました。何もわからないので 今日か、明日か、、と不安な毎日だったもので。。。 今のところ痛みはさほど無いようですが これからはそういう問題も出てきそうですね。 いろいろと為になりました。ありがとうございました。