あくまでも私の意見です。
2年前に、肺炎治療の入院のとき、治験を経験しました。
単純な肺炎でしたので、抗生物質の点滴薬の治験だったのですが、まさに2つのうちから選んで、それが新薬なのか、従来のものなのかは誰も知らないっていうやつです。
今考えるとどっちでも似たような内容なので、さほど差はなかったとも思えるのですが、もしも今後治験を頼まれても、私は絶対に断ると思います。
というのは、治験をやるとお答えしたその日から、抗生物質以外の薬をかなり制限されたからです。
例えば、咳止めを3種ほど飲んでいたのを1種に(しかも一番軽い薬に)。また、痛み止めも飲まないように言われました。
理由は、咳や痛みを薬で誤魔化すと、実際の回復をそのままデータにしにくいためです。
結局は治験薬のみでいかに回復するかを見たいのですから、その他の薬はない方がいいわけです。
咳が一番辛かったため、咳止めを少なくされることには恐怖を感じ、それでも「やる」と言ったばかりだったので今更断れず(本当はいつ途中で治験を中断してもいいのですが)、その夜は咳き込みながら、とても心細く、泣いて夜を明かしました。
抗生物質はどちらの薬かは知りませんがとてもよく効き、2,3日で咳地獄からは開放されましたが、やはり咳止めという対処療法を少しでも少なくされたことは、その時の私には痛手であり、今思い返しても悔やむほどです。
治験によって今後の医療にプラスになることは理解できますが、痛みや不快な症状を軽減する薬を制限されてしまっては、患者は大変な思いをします。
特にガンとのことですので、とにかく痛みや不快感が起きた場合のことを考えると、私だったら断ります。
多分「他の薬は制限しない」と病因側は言ったとしても、本当に痛みをとめるためにベストな薬を出してくれているのかどうかは、こちらにはわかりようがないですからね。
お礼
回答いただいた皆様へ すぐに回答して頂いてありがとうございました。 この治験に関しては ボランティアどころか 一回につき かなりのお金が出るような話でした。 皆様に 回答していただいたことを 話してみます。 感謝します。 ほんとうにありがとうございました。