状況が判らないので設定してみます。
(1)引き戸が家の玄関で他人がやってきて開けた
敷地内に入った段階で住居侵入の疑いがあります。家を間違った場合には逮捕したりはできません。捕まえても厳重注意だけです。(失礼なだけなので)
遊び半分であれば厳重注意か、悪質(常習など)なら住居侵入で逮捕できます。でも犯人を特定するのが難しいでしょう。
(2)住まいがアパートで引き戸で個室になる場合。
・相手が住民であればプライバシーの侵害で軽犯罪です(常習の場合)。
稀に悪質な場合に住居侵入で起訴されたと言う事を聞いた気がしますが定かではありません。
例え大家や住人でも必要性なく、或いは悪意で勝手に入れば住居侵入です。以前、世帯主が喧嘩の挙句自分の家に押し入り家族に暴行したとして住居侵入で捕まったと言う例があります。
・相手が外部の人間であれば、他の住人の所に用事があって許しを得ていても住居侵入になります。
これはマンションでも同じです。但しこの場合も意図的な事が前提で、間違った場合には注意が限度です。
施錠できない場合には大家に言ってカギをつけさせましょう。大家にはその義務があります。
(3)自分の家で家族が部屋をあけた場合
この場合もプライバシーの侵害で常習的であれば軽犯罪。悪質であれば住居侵入になることもあります(前記の世帯主の例の通り)
しかし訴えてもまずは厳重注意くらいだと思います。
これが家族の客であるならば、前のアパートの客と同じように住居侵入です。でもこの場合はあまりにも失礼だし、そのような輩を家に上げる家人の責任も非常に大きいです。
警察は逮捕する事は出来ますが、罪を判断するのはあくまでも裁判所です。逆に言えば疑いがあれば逮捕も出来るということです。
但し、いずれも常習とか悪質な場合に限られ、単発での逮捕は無理でしょう。
でも常習や悪質をアピールするためにも、繰り返されているようなら警察に相談すべきです。
その際には被害の状況と相談した日時や対応した警官の名前、対応の内容について日記に記録しておく事が必要です。
個人の部屋である場合には家族で話し合ってカギをつける事も検討しましょう。
今の世の中「家族だから」なんていうのは通用しません、逆に昔は家族であっても勝手に入らなかったからカギが要らなかったのです。
親だから勝手には入れるということになったのは明治以降の話です。
家の周囲の防犯設備や施錠もしっかりしましょう。
防衛をしない人には警察もけっこう冷たいです。
お礼
ありがとうございました。