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アニメの原画・動画 → 仕上げ ってどのような工程なんでしょうか?
レイアウトから、原画を作成して、 原画から、動画を作成してというのは なんとなく分かるのですが、 紙にでサッとかかれた、動画がどうやってセル画や コンピュータにとりこまれるのかが分かりません。 動画をコンピューターに取り込んだら、 その上から、線でなぞって、アウトラインをはっきりさせて いくのですか? 作画 → 仕上げは、 どのようにしてるのでしょうか?
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古い手法だと、動画用紙に鉛筆で描いたものを 専用の機械でセルに転写して、それに専用の絵の具で塗って 背景などと合わせて、特殊効果とかも使いつつフィルムで撮影していました。 現在では、コンピューターでの作業が増え、原画からコンピューター上で行なったり 3DCGだけで作成することもあります。 一般的な手順がどうなっているかは業界の人でないとわからないでしょうが たぶん、原画は紙の上で、中割りで動画を作成する工程から コンピューター上で行なっているのではないかと思います。 これは作画上、重要な原画スタッフは経験も長く コンピューター作業より紙への作画のほうが実力を発揮できるためです。 中割りは、コンピューターに取り込んでからであれば ネットワークを介して、作画スタッフの机まで即時に渡せますし 作画監督の確認も効率よく行なえます。 またコンピューターに原画や動画を取り込んだ場合 セルへの出力は通常行なわれません。特典用として作成されることはあるとは思います。 コンピューター化されることによって、利用できる色の数が増え またセルを重ねることによる色調変化という問題は解消されました。 特殊効果もより多様なものが使えることにより、全体的に表現力は大幅 に向上したと言えます。 鉛筆描きの絵をコンピューターに取り込んで利用する場合 一般的には二値化フィルターで、白と黒の二つしかない状態にします。 その後、取り込みノイズ(ゴミや汚れ)を削除して次の工程に進みます。
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デジタル着色のバイトをしたことがあります。 まず原画・動画は紙に鉛筆書きで描かれます。 それらと紙に描かれた背景(アクリル画っぽい)とタイムシートなどと共にを下請けの会社へ送ります。 下請けの会社で動画を一枚一枚スキャナーで取り込みデーター化して専用ソフトで塗っていきます。 3~5色(主線黒・ハイライト赤・影青・2影緑・3影?)だけを拾う設定でスキャンを取っていました。多分専用のスキャナーだったと思いますが・・・ スキャンは一般家庭のものでも工夫次第ではっきりとした線画が取れますよ。 取り込んだ線画は殆どが軽く汚れを取る程度です。 汚れがひどいものや線のはっきりしないものはやり直しを請求したり、パソコンで描き直したりします(もちろん連絡して許可を貰ってですが)。 塗り終わったものは背景(もちろんスキャナーで取り込む)と組み合わせたり編集をしたり効果を入れたりしてデーターをアニメ会社に送ります。 今ではほとんど海外に回してしまっているので分かりませんが、もっと簡単な作業になっている可能性があります。
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回答ありがとうございます。
- kvayarm
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まず原画が完成したら動画マンの方が原画をトレースして、線をはっきりと途切れのないようにしていきます。 そしてタイムシートに従い中割りを描いていきます。 この作業は今でも紙に描く会社のほうが多いのではないかと思います。 テレコムなどでは中割り段階からコンピュータを使うようです。 動画が完成したらスキャンしてコンピュータに取り込みます。 次が仕上げですが、動画の段階で、影になるところやハイライト、色トレースの部分は色鉛筆で塗り分けられているので、 ソフトがその部分を自動認識し、スキャンした状態からすぐ仕上げ作業に入ることができます。 参考URLのテレコムのサイトで詳しく紹介されているので、よかったら見てみてください。
お礼
回答ありがとうございます。
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