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核問題について教えてください。
さきほどTVで、「日本の核武装の是非」について議論している番組がやっておりました。 私は歴史や現在の国際情勢に関してあまり詳しくないのですが、以下のような考えは間違っていますでしょうか? 間違っているようでしたら指摘していただけると有難いです。 以下私見です。 「世界の中での核問題というのは、国の中での銃の問題と同じようなものはないか。」 今、ご近所(アジア諸国)では銃を持つ家庭が増えている。 お隣さんの佐藤さんち(中国)も近藤さんち(ロシア)も銃を持っている。 角を曲がったアパートに住んでいる金さんち(北朝鮮)の息子さんはど うしようもない不良で、しかも最近銃を買ったのでいつ何をされるか分 かったものじゃない。 第一うちの息子は、金さんちの不良息子と仲が悪い…。 さて、我が家(日本)も自衛のために銃を持ったほうが良かろうか? と、こういう問題に見えるわけです。 そこで翻ってこの様な問題を現実的に抱えているアメリカをみると、 やはり殺人件数は日本の10倍近くあるわけで、銃をもっているから といって必ずしも抑止力にはなっていないし、しかも自分のところの 息子が銃を使わない保障などどこにもないわけです。 さらに連鎖的に町内に銃を持つ家庭が増えること、 ギャング同士がやったやられたの抗争を日々繰り返していることなどを 見ると、やはり銃社会では何も平和になんかならない! だから我が家も断固銃は持たない! という結論に達する様な気がするのですがいかがでしょうか?
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>>だから我が家も断固銃は持たない! という結論に達する様な気がするのですがいかがでしょうか? 現実問題として、アメリカでは「我が家(あるいは職場)に銃があったので、強盗たちに反撃できた。もし銃が無ければ、強盗犯たちに家族が殺されていただろう」って事件は、結構あるようですよ。ということで、犯罪者が一般人によって射殺されるってニュースが新聞等によく載っているようです。もちろん、射殺した人は状況判断もあるようですが、正当防衛で無罪になることも多いようです。 一般論として、「非武装がいい」とはいえても、自分の妻・娘等が殺されるかも?って思えば、武装するのが男じゃないでしょうか? そしてアメリカのシリコンバレーを擁するカリフォルニア州では、シュワルツネッガー知事が公共工事代金・社会保障サービス等が払えなくなったとして、IOU(借用書)を発行しましたが、カリフォルニア州のバレホ市では、連邦破産法第9条を申請したそうです。その結果、給与の高い警察・消防での人員削減が進み、警察や消防に電話しても対応するのが留守番電話だけという信じられない状態になっているそうです。 また、空き巣が入っても、犯人が逃走済みなら警官が現場に来ないケースも増えているそうです。 当然、こういう状況は、一般市民の不安を煽ることになります。今まで銃を持たなかった主婦層が銃購入に走り、ヒューストンでは、今年2月の銃の登録件数は、前年比で65%増加だそうです。 アメリカ国内の犯罪でさえこういう状況ですので、警官(アメリカ)が我が家(日本)を守ってくれない可能性が大です。なので、我が家(日本)も銃を所持し、アメリカのように、ちょくちょく射撃場で、実弾射撃訓練をする必要があるでしょうね。 (強盗に対する抑止力って面では、拳銃よりもOOバックを装填したショットガンのほうが、強力でお勧めだそうです。) 逆説的ですが、民主党が政権をとると、左翼的な考えで、日米安保が破棄される可能性が高く、そうなるとアメリカの「核の傘」が無くなり、日本は核武装をせざるを得ない状況になりそうです。まあ、鳩山氏は、マリーアントワネットのように「アメリカの傘が無いなら、中国の傘に入ればいいのよ」なんて言い放つでしょうが・・・。
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分かりやすい譬えですね。それで結論を含めて大筋は間違いないと思いますが、これは主に通常兵器について言えることであり、大いに賛同するものですが、残念ながら日本も自衛隊として通常兵器は保持しています。 近い将来世界は国の暴力としての通常の軍事力もすべて廃棄するべきだとは思いますが、強力なカラシニコフ銃などをはじめ、世界中に膨大な兵器が拡散している現在、軍事力の廃絶はなかなか難しい問題が山積しているようです。 核兵器はそれに比べれば、まだ普及が少なく、だからこそ今みんなでがんばってこれ以上の拡散を防ぐべきだと思います。 まず日本が先頭に立たねばならないのです まだ間に合うのです。
お礼
ご回答有難うございます。 たしかに通常兵器と核はまったく違うものですね。 核だけの問題にフォーカスして考えることでは、あまり意味をなさないということですね。 有難うございました。
- bananasand
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家を焼かれ、子供を殺され、女房を犯されて、 自分に銃を向けられたとき、ああ、銃を持っていれば良かった とは思わないと言うことですね。それも立派な結論でしょう。 銃を持っていることを誇示していれば襲われなかった。 自衛としても銃を持たない。 その覚悟があるなら銃は必要ありません。確かに。 被爆国である日本が核を保有することほど、破廉恥なことは ないでしょうな。 恥辱の中に生きるか、高潔に死ぬるか・・・ 必要なのは核ではなくて、知恵だと思います。
お礼
ご回答有難うございます。 >>必要なのは核ではなくて、知恵だと思います。 格言頂きました。 知恵の前に知識もなく核保有云々では何にもなりませんよね。 有難うございました。
他の回答は読んでません。蹂躙されて下さい。
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
わかりやすいシチュエーションですね。私を金さんち(北朝鮮)の息子と仮定して見ます。 >今、ご近所(アジア諸国)では銃を持つ家庭が増えている。お隣さんの佐藤さんち(中国)も近藤さんち(ロシア)も銃を持っている。 →お金に困っている私(金さんちの息子)は、まっ先にあなたのお家を襲います。成功する確率がもっと高いですから。 >銃がなければ、強盗は金品だけ持って帰ります。そうすれば少なくとも家族の命は助かります。 →あなたのお家に妙齢のお嬢さんがいました。私(金さんちの息子)はご主人を銃で脅して縛りつけ、まっ先にお嬢さんを襲います。次は奥様。 >銃社会では何も平和になんかならない!だから我が家も断固銃は持たない! →日本で殺人に最も使われている凶器は包丁です。だから我が家も包丁は持たない! お気を悪くしないでください。私もアメリカのような銃社会は異常だと思いますし、常に核の危険性におびえて暮らす社会も真っ平です。 ただし、人類が有史以来戦争を繰り返してきたことは紛れもない事実なのです。相手側の良心を信頼するだけで家族や自身の生命財産を危険にさらすのは、責任を持つものとしてはどうかと思います。 私自身は日本の核武装を肯定しようとは思いませんが、頭から否定する論理的な理由も見当たりません。
お礼
ご回答有難うございます。 たしかに「人間の歴史とはすなわち戦争の歴史だ。」とは聞いたことがあります。 この国から出たことのない自分が、戦争というものをリアルに感じていない事も実感しております。 やはりこういった問題に関して議論するためには、前提となるある程度の知識が必要なことも分かりました。 たとえば「日本が侵略なり、報復なり、他国から攻撃を受ける現実的な可能性」や「核や武力、戦争に対する世界各国の捉えかた」、はたまた「アメリカの銃社会の歴史と現状」に至るまで… 皆様の御回答は大変参考になりました。 これを機に少しは関連する本でも読んでみます(笑) 有難うございました。
- burning_21
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昨夜の番組ではそういう設問はなかったですが,いろいろな議論の対立軸があっても,討論に参加された方々が一致して核兵器と戦争の無い世界を理想とし,そのために核兵器が必要であるか否かが議論されていたように思います。 当面日本はどうしたら良いのか,国際政治の専門家,軍事の専門家,被爆者などの市民などが知恵を出し合って,時々感情的になりながらも核兵器と核戦争を無くす為に議論を交わしているのを興味深く伺いました。 ご質問の「銃抑止論」で展開されている「銃をもっているからといって必ずしも抑止力にはなっていない」はわたしも賛成です。 結論である「だから我が家も断固銃は持たない!」にも賛成です。 でも,すぐれて国際政治上の問題である核廃絶の問題を町内の問題に譬えてしまうことにちょっと疑問を感じます。核兵器と戦争のない世界をめざして検討すべきいくつもの課題が抜け落ちてしまってはいないでしょうか。
お礼
ご回答有難うございます。 >>でも,すぐれて国際政治上の問題である核廃絶の問題を町内の問題に譬えてしまうことにちょっと疑問を感じます。核兵器と戦争のない世界をめざして検討すべきいくつもの課題が抜け落ちてしまってはいないでしょうか。 無知なせいでしょうか、細かい話を排除した根源的な議題自体は同じような問題だと感じましたので…。 具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
- sasukekj9
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核問題はそういう感じではないと思います。 まず、核を銃に当てはめる時点で間違いかと。 >ギャング同士がやったやられたの抗争を日々繰り返していることなどを >見ると、やはり銃社会では何も平和になんかならない! もしいろんな国が、核でやったやらてたの抗争をしようものならすぐ核の冬が来て、地球上の9割の生物が死滅するといわれています。 銃(武器)は使い方により人を守ることができますが、 核はあくまで大量殺戮兵器であり、使い方どうこうという問題では ないと思います。 なにより、日本は世界で唯一原爆により被災した国です。 そんな考え方で核を持たないといってるわけではありません。 唯一被災した国だからこそ、世界中に率先して核廃棄を訴えていかなくてはいけないのではないでしょうか。
お礼
ご回答有難うございます。 例文に語弊があったことをお詫びいたします。 「ギャング同士がやったやられたの抗争を繰り返している…」というのは、イスラエル、パレスチナ問題などの「くりかえす争い」を言い表したかったまでです。 >なにより、日本は世界で唯一原爆により被災した国です。 そんな考え方で核を持たないといってるわけではありません。 唯一被災した国だからこそ、世界中に率先して核廃棄を訴えていかなくてはいけないのではないでしょうか。 その通りだと思います。 ただそう感じていない人が多いのも事実だと思いましたので…。
>>やはり銃社会では何も平和になんかならない! 法と秩序により警察が存在している事が前提の考えではないでしょうか? 法も秩序も無く警察組織も無い状態で隣の家から強盗に襲われ貴方の家族&財産を奪っていくのをただ観てるだけで良いのならですが? 国家を守ってくれる警察は無いのです。(アメリカは世界の警察のふりをしてますが、アメリカの利益を第一に考える武力集団です。) 核武装の宣言は家の塀に高圧電流を流して【高圧電流通電中!触るな危険】と表示してるにすぎません。
お礼
>>法も秩序も無く警察組織も無い状態で隣の家から強盗に襲われ貴方の家族&財産を奪っていくのをただ観てるだけで良いのならですが? たしかに強盗に襲われるのは怖いです。 しかし、銃を持っていたからと言って強盗に襲われないとも限りません。 銃犯罪は銃があるから行われるのです。 昨日のTV番組を見ていて、一番感銘を受けた人の言葉がありました。 被爆者遺族のおじさまが、「人は必ずやられたらやり返す。恨みつらみの報復は繰り返す。しかし日本はそれをしなかった。」 アメリカに報復するのではなく、戦争を憎み、核を憎み、もうこんなバカげたことは二度としたくない。戦争になってしまったらアメリカも日本もへったくれもない。 日本は学んだのだと思います。 戦争というものがどれだけナンセンスなものなのかを。 しかし人間は愚かで、持っているものは必ず使う可能性がある。 だから非核三原則に国民は賛同し、軍部すら持たないとしたのだと思います。 (もちろん歴史的な背景に、それらの文書策定にアメリカの影があったりもするのでしょうが。) 日本は戦争反対の信念を貫くべきではないでしょうか? 戦争反対の信念を持っている国が核を保有することはおかしくないですか? 核は高圧電流ではないと思います。 発射する危険性のある銃だと思います。
素人考えです。また、私自身は軍備拡張には反対する考えではありますが。 >ギャング同士がやったやられたの抗争を日々繰り返していることなどを >見ると、やはり銃社会では何も平和になんかならない! >だから我が家も断固銃は持たない! このような考え方が成り立つのは、警察やそれに類する機関があった場合にのみ言えるのではないでしょうか? 自分の身を守ってくれる存在がいない場合は、まず自分の身を守らなくては生きてはいけない。 もう一つは、相手をどこまで信頼できるか? という問題もあるとは思います。 隣に住んでいるのが人ではなく、熊や虎だった場合、しかも自分の安全を守ってくれる人が自分以外にいないとき、猟銃や弓矢などの武器を持つことは自然なことのように思えます。 しかし、相手が人間だからといって熊や虎よりも安全かどうか熊や虎よりも好戦的でないかどうかは、場合によっては異なるケースもあるのではないでしょうか?
お礼
ご回答有難うございます。 分かりやすい説明ですのでおっしゃられている事は私にも分かります。 ただ、「どこまで信頼できるか?」という問題に関していうなら、 町内のどの家庭でも隣人を信用などしていないでしょう。(宗教感の違いなどもありますし。) 信用できないから銃を買う、あいつも買ったからうちも銃を買う、銃で撃たれるのはゴメンだから銃を買う、誰も守ってくれないから銃を買う。 かくして銃社会が形成されてしまえば、中には強い恨みで発砲する人も出てくる、強盗など銃を悪用する人も出てくる可能性は圧倒的に高まります。 つまりアメリカのような銃社会は望ましくないと思うのですがいかがでしょう。 それと、国連は警察のような役割をなさないのでしょうか? なさないとするとそれは何故なのでしょうか?
お礼
アメリカの銃社会の実情が大変良く分かりました。 知らないことも多く参考になりました。 有難うございます。 我が家も実弾射撃訓練ですか、、、。 最近は肩が痛いのでやめておきます。 >>現実問題として、アメリカでは「我が家(あるいは職場)に銃があったので、強盗たちに反撃できた。もし銃が無ければ、強盗犯たちに家族が殺されていただろう」って事件は、結構あるようですよ。ということで、犯罪者が一般人によって射殺されるってニュースが新聞等によく載っているようです。 現実問題をリアルに想像しますと、我が家に銃がないほうが強盗が発砲する可能性は減るのではないでしょうか? 銃で反撃すれば、当然強盗も銃で応戦してきます。 銃がなければ、強盗は金品だけ持って帰ります。 そうすれば少なくとも家族の命は助かります。 私なら金品より何よりも家族の命が大切です。 核の問題も同じだと思いますがいかがでしょうか。