お礼を拝見し再度、坊さん@浄土真宗本願寺派(西本願寺)です。(ただし、私は東京教区の寺院です。)
>後10年~15年仏壇に置いておいても問題ないのでしょうか?
仏教という宗教上は問題ありません。また法律上の問題もありません。
しいていうなら遺骨は焼骨なので湿気の多いところに長期保管すると大気中の水分を吸収して水に溶けたようになることがあります。それも自然のことなので問題は無いのですが、しいて言えばそれだけ注意すれば問題はありません。通常の室内なら大丈夫だと思います。
>周囲の人が、だいたい49日の時に納骨をするものと言うもので
これは、お墓のある方には、遺骨に執着しないように早めに納骨を勧める習慣としてそういう習慣があるというだけのことです。遺骨に執着することなく仏法に出会うことを大切にする習慣です。
ただ、お墓の無い方は当然に四十九日までに納骨は出来ません。特に気にすることはありません。今までの法要でもお寺さんからは何も言われてはいないでしょう?
悩むことがあれば、ご縁のお寺さんにお聞きし、周囲の方にはお寺さんに相談して、これでOKもらっていますと言えばよいです。
お盆のお参りは、宗派により考え方が異なる点もありますが、主には地域習慣の問題です。ちなみに京都ではお盆参りは盛んですが、東京都内などでは物理的に檀家は離れていますし、駐車場も無いのでお盆参りは出来ないことが多いです(私のところは寺での合同法要だけで、戸別参りは行なっていません。というか2~3軒めまでの間に車が駐車違反でレッカー移動されてしまいます(^^♪。また1軒ごとの距離が離れているので一日5軒が限度で希望者全部は廻れず不公正になりますので・・。
どちらかというと、盆参りは宗教上の理由ではなく、日本におけるお寺の維持費をみんなで出し合う仕組みと考えていただいてかまいません。(他の仏教国にお盆の戸別参りはありませんので)
檀家ではないのでお気持ちと経済的な事情次第で良いと思います。お寺さんのお盆法要に参加するというのでも良いでしょうし、ご自身で丁寧にお仏壇にお参りするのでもかまいません。(あくまで私の宗派上の考え方ですのでご参考まで)
なお、bknachiさんがご紹介のような施設が京都市にはあるのでしたら(私の地区の自治体にはそういうのはありません)、それはそれで良いと思いますし、返却が可能ならお預けするというのも選択肢だと思います。
合掌
お礼
丁寧に、詳しくご回答頂きましてありかごうございました。