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ガンの死亡率は 20%?30%?
私は今まで、がんの死亡率は30%くらいだと思っていたのですが、あるとき20%と書いているコラムがありました。 不思議に思って調べてみたところ、 厚生労働省のHP http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai06/kekka3.html#2 では、約30%と書かれていますが、 国立がんセンターのHP http://ganjoho.ncc.go.jp/public/statistics/backnumber/odjrh3000000vdf1-att/fig09.pdf では、男性26%・女性16%となっていました。(合わせると20%強ですよね?) どちらも2006年の統計です。 どちらもちゃんとした機関ですので、間違いはないと思うのですが、なぜこのような違いが出てくるのでしょうか? ご存じの方がいましたら、よろしくお願いします。
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- 991karu
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回答2です。悪性リンパ腫や白血病は癌です。肉腫ではありません。がんセンターの統計を見ましたが肉腫は入っていません。癌の統計に肉腫が入るときにはそれはきちんと書いてあると思います。
- 991karu
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悪性新生物>ガンの関係です。 悪性新生物にはがんと肉腫を含みますから。従って数字が異なるのは普通です。 一方、質問者の「ガンの死亡率」という言葉はきわめて不明確な使い方です。一般的にガンの死亡率という使い方はしません。胃ガンの死亡率とか、個々の癌については使いますが、総合的には統計上は難しいと思います。 質問者が指摘されているURLは癌による死亡率であります。つまり総じて日本人が最終的に癌で死亡する割合を示しているわけで、癌の死亡率(つまり癌にかかった人がどれくらい死亡するか)を示しているのではありません。この点誤解しないようにしてください。 以上です。
お礼
ありがとうございました。 悪性新生物は、細かく言えばがんと肉腫なのでしょうけど、こういう統計では、合わせて「がん」と総称しているのではないでしょうか? がんセンターの統計には、白血病や悪性リンパ腫も入っていましたし。 「がんの死亡率」という書き方は本当に不明確でした。すみませんでした。 今回の質問は、私の頭の中では、「がんによる死亡率」のつもりでした。二つの統計も「がんによる死亡率」ですので、その点では混同はしていません。以後気をつけます。
厚生労働省の資料は実数、 国立がんセンターの資料にある「男性26%・女性16%」は、「推定」と書かれていました。 「推定」なら、誤差は不思議ではないようにも思います。 癌で死亡というより、癌の治療や進行による内臓疾患が死亡原因の多くを占めている事を考えると、 癌を患っている人の死因全てを癌性との関連付けをして範囲内とするか、 癌を患いながらも、あくまで違う死因(感冒からくる肺炎や脳症等)を癌性では無いと関連付けしないかの違いではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 厚労省の実数とは、死亡診断書に書かれた死因なのだろうと思いましたが、がんセンターの「推定」ってなんなのでしょうね? なんとなく、がんセンターの方が正しい(?)ような気が(イメージだけですが)・・・ 誤差はあるとしても、30%と20%ではずいぶん違うなあ、と。 がんは、罹ってすぐ亡くなる病気ではないですから、がんだけど、肺炎でなくなる・・・ということもよくありあそうですね。 なるほどと、納得できました。
補足
たびたびありがとうございます。 私も、がんセンターのHPをあちこち見てみました。 http://ganjoho.jp/public/dia_tre/knowledge/malignant_tumor.html では、「悪性腫瘍(がん)とは」が書かれており、 上皮細胞由来のがんは漢字で「癌」と書き、平仮名の「がん」は、悪性腫瘍全体をさすようです。 HP全体が、「がん=悪性腫瘍」という扱いなので、統計のページに特別に注意書きをしていないのではないかと思いました。 悪性リンパ腫や白血病は造血器の腫瘍で、非上皮性細胞由来ですから、「癌」ではないと思います。肉腫とも言わないようですが。 http://ganjoho.jp/public/cancer/index_50.html では、各種がんの一覧がありますが、肉腫も入っています。 肉腫は癌に比べてとても少ないそうですので、もし肉腫が入っていないとしても、30%が20%になってしまう主な原因ではないように思います。